2話 国の未来を憂う者
次は場面がかなり変わります。
「ふざけるな!」
国を裏から守る組織の局長、
九頭竜大和は強く机を叩いた。
「何故私があのような愚民の尻拭いをしなければならないのだ!」
部屋には一人でいる為、彼の声に言葉を返す者はいない。
彼の怒り、それは政治家からの依頼のせいだった、その内容はその政治家の子供が起こした交通事故を揉み消してくれと言うとんでもない物だった。
「何故古来より一度も政治の表に立たず、この国を支えてきた我が九頭竜家の当主である私がこのような扱いを受けねばならないのだ!」「能ある鷹は爪を隠すなどふざけるな、他者より優れない事が正義だとでも言うつもりか!
そして政治家の子供であれば、どのような罪を犯しても赦されるなど私は認めない!」
そう言ったあと少し落ち着いた彼は椅子に座り直した。
「そうは言ったもののどうするべきか...
そうだな、この国から離反して本局のある[大阪]を占拠し実力主義の国を築くとしよう、まあ最終的にはこの[日本]全てを支配しあの愚民ども(政治家)を権力の玉座から蹴落とすつもりだがな。」
(そのためには優秀な人材が必要だな、ならば大阪に住んでる者がいいな、あの者に声を掛けるか、剣道の試合で10回の優勝を果たし、非公式だが暴徒共57人を一人で壊滅させた(公式には国が壊滅させたことになっている)あの少年
夕月 陽
[ゆうづき よう]に、
あの者の家族は政治家に殺され、その事件を政治家に握り潰されたのだから。
私と年が同じだったはずだし、かなりの戦力になるだろう。
そんな事を考えながら17才の若き局長、九頭竜 大和は仕事を再開した。
怒っている人を書くのは難しいですが頑張ります。
それと1話分の長さは短めになると思います。(長い話を書くのが思っていたより難しかった為)




