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実力主義への道  作者: 酒呑童児
第四章 狐達と共に
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18話 疑惑

まだ北海道には着きません。

北海道にホヤウ・カムイが現れたと報告を受け、

陽とアリスは北海道に向かう為に地下車両に乗り込んだ、

そして陽はホヤウカムイについてアリスと話し始めた



「アリス、ホヤウカムイについて知っていることはあるか?」


「分からない、あたしは北海道にいたと言っても封印されてたから。」


予想通りの返答に陽は頷いた


「なら私が知っていることを教えておく、

ホヤウカムイとは北海道の蛇神だ、姿は羽根の生えた蛇らしいから、ケツァルコアトルに似ている、

もしかしたら、そちらかもしれないな、

次にホヤウカムイは洞爺湖(とうやこ)に居ると伝えられている、」


それを聞いてアリスは答える


「ホヤウカムイとケツァルコアトルで違いはあるの?」


それに陽は答える


「見た目での違いはあまり知らない、

但しホヤウカムイはとてつもなく臭いらしい、

その臭いで草木を枯らし、生物を蝕むらしいからな。」


それを聞いてアリスは顔をしかめる


「なにそれ、歩く公害じゃない。」


「その通りだ、

だからそれがホヤウカムイなら確実に倒さなければならない。」


「ケツァルコアトルだったら?」


「ケツァルコアトルはククルカンとも呼ばれていて

争いを好まない、

人と共に生きる豊穣神だ、

宇加之御魂と似ているな、

日本にも蛇を豊穣神の使いなどと考えることもある、理由は蛇が米を食べる害獣である鼠を食べるからだ。」


「それならあたし達の味方になってくれるかな?」


「分からない、

ケツァルコアトルは争いを好まないからな、

少なくとも敵対はされないと思うが。」


「あたし達、国に戦いを仕掛けてるからね。」


アリスは悲しそうに言った


「ホヤウカムイよりはましだがな、

どのみち行かなければ分からない、そろそろ着くな、降りる準備をしよう。」


「分かった。」

ついでに、陽は思っていたことを言った


「あと大和には気をつけろ。」


「えっ、

九頭竜さんがどうかしたの?」


アリスが不思議そうに言った


「大和が普通の人間か分からない。」


「どういう事?」


アリスが不安そうに尋ねる


「アリスは気付かなかったか、

動物達が大和から変な臭いがすると言っていた。」


「気付かなかったわ。」


それに陽は頷く


「当然だ、大和は基本的に司令塔だから動物と一緒にいることがほとんど無いし、人には気付けない僅かな違いだからな。」


「陽はあの人が何者か見当がついているのね。」


「おそらくは、

君達が知らない間に大和と話した時、

彼は神、特にキリスト教の神をとても嫌っていたんだ。」


「それで、何者だと思うの?」


「遥か昔、

人が生まれた頃、

初めての人の子供であり、

神が自分を兄である自分を差し置いて、弟の捧げ物のみを受け取った事に嫉妬してその弟アベルを殺し、

神に弟の事を聞かれた時に知らないと嘘をついた為に追放され、不老不死の呪いをかけられた原初の殺人者であり、初めて嘘をついた者、


[カイン]


推測だが、間違い無いだろう。」


それを聞いてアリスは静かに言った


「それで貴方はどうするの。」


「私は、今は大和についていく、

彼は今は九頭竜大和だ、

大方、転生の術を記憶を持ち越してしたのだろうが、国の為に動いている事に間違いはない、


だが、

いつか敵対するかもしれない、

その時、君はどうする?」


「あたしは…」


「いや、いいんだ、

まだ決める必要は無い。」

陽はゆっくりと言った


「ううん、いいの、

あたしは何があっても貴方と一緒に行くから。」


アリスは決意を秘めた目で陽を見て言った


「ありがとう。」


その一言は陽にとって、何物にも代えられない物だった


「とにかく、

今はホヤウカムイだ、直ぐに洞爺湖に向かおう。」


「もちろん、

じゃあ行こう。」




そして2人は車両を降り、

蛇神が何者かを見極め対処するために、洞爺湖に向かい初めた。

次もなんとなくしか考えていないので2,3日かかると思います、


この話の終わる時がいつになるか、全然分かりません。

(とりあえず100話は越えると思います。)

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