14話 狐神
また新しい人物?が出てきます
陽とアリスは大和に呼ばれた。
「来たか、準備はできているようだな、それでは出立しよう。」
「地下の車両は使えるのか?」
「ああ、既に復旧は終わっている。」
そうして3人は新潟県に向い始めた。
「お稲荷様か、どんな方なのかな?」
新潟に向かう車両の中でアリスが言った。
「一応文献によると獣人に近い姿をしているらしい。」
「獣人と言うと?」
「人の体をしているけど、耳が獣だったり、尻尾があったりするよ、
あたしあった事が有るから分かる、と言ってもハーピーだから違うかもしれないけど。」
そうアリスが答える。
「概ね間違っていない、ところでハーピーはどこで会った?」
「ギリシアで会った、確かハルピュイアって呼ばれてたよ。」
「・・・そうか、まあ今は宇迦之御魂だな。」
陽が言うと。
「そうだな、後女神だ。それから1人ある神使を連れているらしい。」
「そうか、そろそろ着きそうだな。
大和、アリス、降りる準備をしよう。」
「ああ。」
「分かった。」
3人は新潟県の新潟市に着いた
「ところで大和、何処に行くんだ?」
「宇迦之御魂神を探しに来たはいいが何処にいるかな。」
「あの、あそこ。」
そう言ってアリスが指差した先には、
狐耳で着物を来た6才位の少女がこちらに向かって来ていた
「貴方が宇迦之御魂神なの?」
アリスが聞くと
「えと、えと、
あ、その、宇迦之御魂様に頼まれて陽様達を迎えに上がりました。」
「貴方がお稲荷様と一緒にいる神使?」
「はいなのです。」
少女はとても明るく返す。
「ついてきて下さいなのです。」
「貴方のお名前を教えてくれない?」
アリスが尋ねると。
「ふぇ、わ、私は鈴音と言うのです。」
そうして3人は鈴音に連れられて、宝徳山稲荷神社に着いた。
「皆さん、よくぞいらっしゃいました。」
そこには、
明るい狐色の髪を腰までおろし、
金色の着物を着た、
狐の耳と尻尾をもつ、18才位の女性が神社の屋根に腰掛けていた、
その女性は、屋根からひらりと飛び降りると、
3人に話し掛けた。
「貴方達の要件は予想しています、私と新潟県を引き入れたいのでしょう?」
「そうです、貴方の返事を聞かせて下さい。」
陽が聞くと彼女は笑って答えた。
「構わないわ、私は戦う力を少ししか持たないしね、
どのみち国のやり方は認められないから、あと敬語は使わないでほしいな。」
「何か見返りを要求しないのか?」
大和が問う
「なら戦えない私の代わりにこの地を守って下さい、そして叶うならこの国に永久の平和を、
それが私の願いです。」
彼女はそう答えた。
「勿論だ、なあアリス。」
「うん。」
アリスも答える。
「分かりました、なら新潟県の支配権を貴方達に渡します。」
「主様よいのですか?」
「鈴音、これが、この地のためなのです。」
「分かったのです。」
「争いなく終わって良かったな、
それじゃあ、大阪に帰るか。」
陽が言うと
「なら私達も一緒に大阪に行きます、この国の未来を見たいですから。」
「鈴音も着いて行くのです。」
「まあ、構わない、部屋ならまだ空いているからな。」
「私と鈴音は一緒の部屋で構いません。」
「ならそうしておこう。」
「さあ、みんな帰るか。」
「うん」
そうして彼らは一切の血を流すことなく、新潟県を手中にし、大阪に帰還し始めた。
鈴音、難しいキャラです




