13話 崩壊する秩序
少し短いです
陽達が北海道から大阪に帰ってから5日が経とうとしていた。
相変わらず機械の苦手なアリスに陽は携帯電話を教えていた。
するとドアがノックされ、大和が入って来た。
「陽、アリス、国について幾つか報告がある。」
「どうした?いつもの報告より早いが。」
「早急に報告する必要があると判断したのでな、まず国の動きだ、国はアバドンが敗れた後、県にいる悪魔や神を監視している、裏切りが怖いようだな。
次だ、国が我々の事を国民に隠しきれず、国内の各地で、暴動がおきている。」
「どうする、大和。」
すると大和は薄く笑った。
「放っておけばいい。あと報告はもう1つある、外国が日本への輸出を止めた、これで日本は国内の生産だけで、国を動かす必要がある。」
「それで、どうするの九頭竜さん。」
アリスが聞くと。
「大阪の防衛の手配は済んでいる、我々は新潟県に行く。」
「何故新潟に?」
陽が聞くと。
「新潟県の守護をしている神は、アバドンを使って、北海道を滅ぼそうとした国に不満を持っているらしい、引き入れれば、役に立つ筈だ。」
「その神の名は?」
「宇迦之御魂神通称、稲荷大明神だ」
「お稲荷様を仲間に?」
アリスが尋ねる。
「そうだ、彼女は豊穣神だから、
蝗害を使った国に反発している。」
「なるほど、彼女がいれば食料の確保が簡単になり、日本一の米の生産量を誇る新潟県が私達につくことで、国の食料を奪うこともできる。」
「そうだ、我々は既に米の生産量2位の北海道を手中にしている、さらに新潟県を国から離反させれば、国は飢饉に陥るだろう。」
そう大和が言うとアリスが
「自然を壊そうとしたんだから当然の結果よ。」
と冷たく言い放つ。
「そうだな、罪の無い国民にはある程度の援助は必要だろうがな。
大和、出発はいつだ?」
そう聞くと。
「出立は明日だ、今回は余計な邪魔が入らないように、対策を取っている、前のような事は起こらない筈だ。」
「そうか、アリス今日はもう寝よう。」
「うん、もう寝るね。」
そうして3人は豊穣神 宇迦之御魂神に会うため、
新潟県に行く事になった。
宇加之御魂を
宇迦之御魂に直しました




