大人の付き合い
この現実社会に生きる人々の幸せや成功のあり方は様々な形がある!
社会のトップを目指すもの!
スポーツの世界で頂点極めようとするもの!
幸せな結婚を目指すもの!
平凡な人生を楽しむもの!
男の見ている選手やチームはお陰様で日本チャンピオン!日本代表!全国制覇!全国大会出場とたくさんの好成績を出していた!
その中で異質な存在の選手がいた!
シニアの球技をしている古田さん!
唯ちゃん!福富さんと三人で物語を進めていた内のひとり!
唯ちゃんは新たな道に進み福富さんは病気を克服して日々楽しそうに生活している!
古田さんは今でも球技をやり続け!目標は高齢者になるまで続けて日本一になることだった!
それまで動ける体を保つためトレーニングに励んでいた!
ホントに人の目標や夢は比べてはいけないもの!
特殊な人々に出会える人生にありがたみを覚える男であったが古田さんという特殊な人には年に何度か目標に対して心が折れる出来事が起きていた!
いつものパターンは球技の練習で覚えが悪いことや能力が低いと決めつけられてることや対戦相手から舐められていることなど言い出したらきりがないくらいに理由が出てきた!
一通り聞くと男は、「で!何か良いことはなかったんですか?」と聞くと「調子は良かったです!」と良かった話は一行で終わるパターンだった!
これは10年近くこの仕事に就き!あらゆる年齢!性別!環境を見てきて思うことは、やはり若者に比べて年齢が行くに連れて潜在意識の質が人生経験の分だけ泥が多く入っている!
潜在意識の上っ面の泥の部分のマイナスな話はバンバン出てくるが奥にあるキレイな水の部分の良い話はなかなか出てこない‼
その度に良かった話を最初にしましょうね!と、もうかれこれ5〰6年は言っているが良い話をしようとすると話が詰まってしまう!
人はマイナスな生活習慣が続くとプラスな話が出てこない‼
これは男も覚えがある!
きっと本人は日常会話でマイナスな話だとは思っていない!
男にも今まで見てきた選手たちにも気づかされる何かが起きていた!
古田さんには今までのパターンと違って慢性的に体の故障!パートナーとのトラブル!指導者からの心折られる指導!
その全ての原因は古田さんからでている不安と怯えの波動と無理に体を使いすぎる習慣!
ある大会後いつものように古田さんは全敗報告をしてきた!
何故これだけトレーニングや練習をやっているのに勝てないのか!男に聞いてくるパターン!
男はいつもの調子で言った!
「練習のやりすぎです!」
古田さん
「でも回りは私より年上でも私よりやっているんです!」
男
「まわりと比べないでくださいね!とにかく怪我や慢性的な痛みが出ているということはオーバーワークですよ!練習日を一日減らしてください!」
古田さんは付き合いもあるからそれは出来ませんと言って帰っていった!
古田さんが付き合いを大事にする理由もわかる気がした!
ダブルスのパートナーと一年前に解消してからパートナーが見つかっていなかった!
パートナーを見つけるためには練習にマメにでて見つけるしかなかった!
男はある提案をしてみた!
シングルに出てみては!
古田さんはそんな実力はないです!と拒否った!
シングルは経験者が多いいし実力者ばかりなので自分のでる大会ではないと言った!
それから数日後ちょっと元気無さそうに古田さんがやって来た!
古田さんは何だかんだ言いながら自分のコーチにシングルに出てみたいと言ってみた!
コーチから帰って来た言葉は鼻でフンっと鳴らし!
「お前みたいなのが出てどうするんか!」と一蹴された!
それでも男は必ず成功する人は目標を言葉に出したら最初に来るのはバッシングですからね!と言って古田さんがまだ何か言いたそうだったがトレーニングを淡々と進めてその日を終えた!
数日後、古田さんはシングルスの大会の出場を決めてきたと伝えてきた!
男は良かったですね!と伝え出来るだけ万全で出場出来るようにサポートを心がけた!
が!そうはうまくいかないのがこの世の人生!
大会1ヶ月前くらいになると腰や膝に疲労や痛み腫れが出だした!
自動的に練習は休むようになる!
トレーニングはコンディションになってしまう!
この悪循環である!
それでも本人が気づくまでは炎々と言い続ける!
「古田さんいつもこのパターンですよ!疲れてオーバーワークになるまで体を追い込んで試合前にケガで動けなくなり試合の時不安なまま入る!」
古田さん
「はい!」
男
「ま!なったものはどうにもならないので、このまま試合まで体調整えましょうね!」
古田さん
「大丈夫でしょうか!試合出れるでしょうか!ケガで動けないのでなにもしてなかったら球技の現役を辞めてもいいかなとか思ってしまうんですけど!」
男は心の中では呆れて何も言いたくないのだが神様からの試験だなと思い!
「大丈夫ですよ!どっちにしても1ヶ月前から負荷下げて調整に入ろうと思ってたところだったんでケガで下げるか調整で下げるかの違いだけですよ!」
古田さんはちょっと安心した顔をしてコンディションを済まして帰っていった!
学生と違って一般人それも50代の主婦!
球技スポーツをやってること自体が希なことでいつ現役を辞めてもおかしくない!
男は良く古田さんに言っていた!
「スポーツをやっていると勝ち負けやケガやいろんなことがあるけど、メンタルが強くなるし感動をたくさんいただけますよね!」
古田さんはそういう話は快く聞いてくれた!
ケガを騙し騙しメンタルは上がり下がりしながらシングルスの大会にどうにかたどり着いた!
大会はものの見事に全敗で終わった!
古田さんは男との付き合いで起きた出来事をプラスに変換することは上手くなっていた!
試合は全敗で終わったが敵わないと思っていた相手からポイントを取れた!
ムキになって向かってくる相手もいた!
以前より戦えるようになっていた!
一番の収穫はいつもだったらケガや疲労が溜まると病院や治療院に頼っていたのが自分でコンディションをして試合までたどり着いたことがこれからの人生にかなりの自信になった!と男に今回の評価を語った!
男は
「全敗なのにそれだけ良いことを言えたら今回いろんな事があったけど辞めようかって思うほどのことがあったけどやり抜いて良かったですね!」
古田さんは嬉しそうに笑顔で「また次もよろしくお願いします!」と言っていつも通りトレーニングが始まった!
年齢が上に上がれば上がるほど心はコロコロ変わりいろんな想念が頭をぐるぐる回る!
古田さんのお陰様で男の方が心を折られることが多いいが折れてることを悟られないように笑顔で「大丈夫ですよ!」と言える心の強さを男は創った!
まだまだこの特殊な古田さんとの付き合いは続くが笑顔というより苦笑いで空を見上げる男であった!
つづく!




