あれから10年
人は死ぬと体は土に帰り魂は何処へ行くのだろう。
と、保育園の頃思い、夜怖くて眠れなかった。
テレビで日本沈没というドラマがあり日本がなくなったら人が死んだら何処に行くのだろう。
何故人はそんなことを思うのだろう!
入院生活で男はあることに気づいた!!
人は暇だと悪い思いが沸き上がってくる!!
自分で良い思いを意識しないと持続しない。
保育園の頃、家がパーマ屋さんをしていたので保育園に行かず家でゴロゴロしてた。
ゴロゴロしてると悪いほう悪いほうに気持ちが行ってしまう。
小学校に上がると違う保育園から来た子供たちとケンカが始まった。
この時一対その他大勢!
これは今思うとただのイジメ!
しかし男は子供の頃、この時が楽しかった。
暇ではない!いつも誰かをやっつけるために思いを発している!!
良くも悪くも思いが沸き上がってくるのではなく自分で思いを発している!!
暇は悪い思い悪い出来事を引き寄せる。
あれから10年の時が流れていた。
男はやりたくなかった仕事を生きるため生活するためにやり続けていた。
格闘技の指導者もやっていたが選手は育たず、好き好んで痛い思いをしたい者がいるはずもなく、男は自分の人生こんなものか!
このくらいで、もういいか!
ここで男は2度目の約束破りの思いを宇宙に発してしまう。
この男のこれまでの人生を見ていると、とてつもなく運が悪く、しかしこの運の悪い経験がこの後の人生を大きく運の良いものに変えていくことになる。
男は人生を死ぬまでの物語と思ったとき、物語の最後はきっと笑顔で終われるだろう!!
2度目の約束破り、今度の試練で男は自ら光を造り出す!!
つづく!