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無明の世界の始まり

この男の現在の職業は塾の塾長


塾と言っても普通の塾ではなく格闘技を主としたメンタルサポート、体のコンディショニング、栄養学、この塾に通って来る人々は多種多様、スポーツ選手はもちろん学校の先生やスポーツの指導者、下は三才から上は八十才以上の方々まで現在の生活習慣をトータルサポートするようになっていた。

望んでこうなったわけではなく目の前のことをこなしていった結果がこうなっていた。

こうなるまでに何度か命を落としかけ、再起不能を告げられ、それでもこの人生が諦めきれず、ただひたすら今、やれることをやり続けてきた。


あの日から!


健康診断の通知書を家にもって帰り嫁にちょっとひっかかったな~と報告


「ま、昨日もサンドバック10ラウンドほど打ったから 問題ないやろ」

「何もなかったら、それでいいやん、再検査に行って!」

しぶしぶ男は嫁に説得され夜勤明けの眠たい体で嫁に付き添われ病院へ。


病院の診察室で先生も「大したことはないでしょう。

その頃風邪とかひいてませんでしたか!?」と雑談しながらレントゲンを三人で見た瞬間「あ!!」っと言う声が!左の肺の下のほうに白い影が !


先生「明日から入院できますか!?」


男「明日~!!」


つい二日前まで幸せの絶頂!!


男は現状が把握できない!!嫁もちょっとパニック!!


とりあえず、すぐには入院はできません!日を追って連絡します!!


家路に帰る途中、生後10ヶ月の愛娘を迎えに、嫁はよく気丈に振る舞っていた!


夜、実家の母親にことの次第を話すといきなり泣き出す始末!!


まだ白い影の正体もわからないのに不安と恐怖に打ちのめされる人間の弱き性!


入院の日も決まり、まだことの次第が認識できてない男!


ただ検査の日々と格闘技を止められ体を思う通りに動かせないストレス


入院してから今まで健康だった人が病人になっていく過程を目の辺りにする!!検査で弱っていく心と体!


そして肺の切除を言い渡された日、男は嫁の膝元で泣きじゃくった二度ともとに戻らない体!恐怖と不安とでどうにかなりそうになった!!


この時から数十年たった今でも選手が引退する、もう夢は諦めると言ったとき、ほんとにやり残したことはないのか、後悔はないのか!やりたくてもやれなくなった人たちがいることを自分の意思とは別にやれなくなった人たちがいると伝えていた!



このあといろんなことがあり病院を何度か変わり手術する日が来るまで半年の月日が流れいた。


今思えることに病気で死ねるということはある意味幸福なのかもしれない。死ぬ準備ができるから!覚悟ができるから。


手術の前の日に男は禁煙していたタバコを一本だけ吸った!!もう二度と吸えないかもしれないタバコを!!

実際ほんとに吸えなくなったのですが!!


手術の間ほんとに暗かった!意識が感覚が暗い暗い無明の世界

7時間後目が覚めてからほんとの病人生活が始まった!!今の現状を受け入れるという



つづく!

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