それ以上のチャンス
すみません。
私が思うに、ちょっと危ないシーンです。
ご注意ください。
今度こそ、誰にも邪魔されることのないキスのチャンス。
生唾を飲み込みながら、俺ものんちゃんを抱きしめて、ゆっくりと自分の顔をのんちゃんに近づけていく。
嫌がる気配はない。
してもいい。そう言う事に違いない。
俺はまぶたを閉じて、のんちゃんの唇に、自分の唇を重ねた。
柔らかいのんちゃんの唇。
やったぜ。初めてのキス。
キスを終えて、少しだけ顔を離した。
「まーくん。大好き」
「俺もだ。のんちゃん」
この気持ちは嘘じゃない。玲奈の事は好きだったし、のんちゃんと付き合い始めてからも、引きずっていた気はしていたが、今は目の前ののんちゃんが愛おしい。
もう一度、俺が顔を近づけはじめると、のんちゃんは目を閉じた。
再び唇を重ねた。
今度はディープなのに挑んでみたい気になっていた。
これこそが、キスのはずだ。
重なるのんちゃんの唇に、俺は舌先を差し込んだ。
のんちゃんの閉じた歯が、壁のように俺の舌の先に立ちふさがる。
のんちゃんの上の歯と下の歯の隙間に、舌の先を差し込んで、のんちゃんの中に侵入する。
やったぁ。
キスだよ。キス。
それだけじゃない。のんちゃんを割って入ったと言う気分が、俺を高揚させる。 恋人つなぎなんかをはるかに超えて、俺を燃え上がらせる。
のんちゃんの口の中で、絡み合う俺とのんちゃんの舌。
のんちゃんの舌の下に、俺の舌を差し入れ、のんちゃんの舌を誘いながら、吸い出して、俺の口の中にのんちゃんの舌を誘う。
これこそ、キスだ。
俺の脳の全てがその感触を味わう事に集中する。
絡み合った二人の舌。
どの程度の時間だっただろうか。
ちゅっ。そんな音を立てて、再びキスを終えた。
至近距離で見つめあう二人。
ちょっとのんちゃんは恥ずかしそうに、頬を赤らめている。
だが、俺を押しのけようとはしていない。
だよな。俺んちに来たと言う事は、これ以上の事をしてもいいって事なんじゃね?
俺の心の中は暴走気味だ。
抱き合った時に感じるのんちゃんの胸のふくらみ。
それを直接手で感じたい。
俺は再び唇を重ねると、そのまま右手をのんちゃんの制服のブレザーのすそから差し込んだ。
のんちゃんに抗う様子はない。
そのまま、俺は右手をのんちゃんの胸に這わせていく。
ボタンがはめられたブレザーは意外と強敵だ。俺の右手が自由に動くのを邪魔している。
一度右手を抜き、ブレザーのボタンを一気に外した。
もう、俺の右手を物理的に邪魔するものはない。あるのは俺の理性だけだ。
その理性も一瞬、躊躇させるのが精いっぱいの抵抗だ。
俺の右手はわずかな躊躇の後、一気にのんちゃんの胸を目指した。
薄いブラウスの布一枚の上から伝わってくるブラとのんちゃんの胸の感触。
幸せだ。俺にも春が来た。
そう思うと、直接触りたくなってきた。
ブラウスのボタンの隙間から、手を入れようとしたが、隙間は狭すぎて入らない。
全神経を右手に集中させ、ブラウスのボタンを探り、一つ外した。
俺の右手がのんちゃんのブラウスの中に、侵入する。
そのままブラとのんちゃんの胸のふくらみの隙間に右手を差し込む。
ちょっと、のんちゃんがびくっとした気がするが、特に抵抗はない。
俺の大きな手でのんちゃんの左胸、全てを包みこむ。
むにゅっと、鷲掴みをしてみる。柔らかくて、暖かい。
俺の手のひらに、のんちゃんの胸の先の突起が触れている。
のんちゃんの胸のふくらみの先にある突起を軽くつまんでみる。
全てを見てみたい。
しゃぶりつきたい。
右手を一旦、胸から離し、のんちゃんと見つめあう。
恥ずかしそうにしてはいるが、俺を押しのける気もないみたいだ。
ゆっくりと、俺はのんちゃんをベッドの上に押し倒した。
いよいよ、その時が来た。
ブラウスのボタン全てを外して行く。
のんちゃんは恥ずかし気だが、俺をじっと見つめていた。
のんちゃんの上半身が露わになった。
白のブラを押し上げると、のんちゃんの胸が姿を現した。
今までも、理性は無いかのようだったが、その胸を見た時、俺の理性は吹き飛んで消え去った。
右手でのんちゃんの左胸を触りながら、右の胸にしゃぶりついた。
もう止まらない。
俺の右手はスカートの中に向かった。
すべすべで柔らかなのんちゃんの太もも。
外側から、内側に手を滑らせ、徐々に位置を上げて行く。
そろそろ。目的の場所に到達。
そう思った時だった。
「ただいまぁ」
階下からドアの開く音と共に、声が聞こえてきた。
一瞬、固まる二人。
「姉貴が帰って来た」
そう言って、俺はのんちゃんから飛びのいた。
のんちゃんは慌てて起き上がると、ブラをなおして、ブラウスのボタンを止め始めた。
階段を上って来る足音が響く。
「まーくん」
姉貴はその一言と同時に、俺の部屋のドアを開けた。
「なんだよ。勝手に入ってくんなよ」
俺は椅子に座って、真っ赤な顔で言った。
のんちゃんはベッドの上で、服は整え終えていたが、乱れ気味の髪を手で整えなおしているところだった。
「友達が来てるんなら、何か出してあげようかと思ったんだけど、お邪魔しちゃったかな?」
姉貴の目はのんちゃんにロックオンしている。
「いらねぇよ。そんなもの。
って、言うか、バイトはどうしたんだよ?」
「あら、知らなかったの?
バイト辞めたの」
「マジかよ。
そんな事どうでもいいから、もう出て行ってくれよ」
「そうね。お邪魔ぁ」
そう言って、部屋のドアを閉じたかと思うと、すぐに開いて、顔をのぞかせた。
「ちゃんとしないとだめだよ」
その一言を残して、姉貴は再びドアを閉じた。
姉貴の言った言葉の意味が、俺の頭の中で渦巻く。
ちゃんとするための物は持っていない。
しかし、姉貴はなんて大胆な発言をするんだ。
「ばれちゃったかな?」
のんちゃんは恥ずかしそうだ。
「いや、そんな事ないんじゃね?」
とりあえず、そう言っておく。
姉貴の部屋は俺の部屋と、ビニールクロスが張り付けられた薄い石膏ボード2枚とその間のわずかな空間で隔てられているだけで、隣の部屋の気配はびんびんに伝わってくる。
もし、このままのんちゃんを押し倒したりしたら、ベッドが軋みながら刻む8ビートのリズム音で、何をしているかばればれになってしまう。
もう一歩で、俺も大人の仲間入りだったが、今日はお預けだ。
「私、帰るね」
のんちゃんはばつが悪そうに、そう言って立ち上がった。
今日はその方がよさげだ。
「送るよ」
そう言って、俺も立ち上がった。
これって、R15?
全然、普通ですか?
それとも行き過ぎ?




