そして今日も一日が終わる
「やべぇ…もうこんな時間かよ」
時計を見ると深夜の12時をさしている。
「時間過ぎるの早くないか?」
ため息を漏らしながら読んでいた漫画を机の上に置く。
俺は今
人生で大事な時といわれている受験生だ。
ちなみに、成績は平均を越えるか越えないという微妙なレベル。
勉強はしなくてはいけないのは
頭ではわかってるけど、実際は思ったとうりに進まない。
このことが原因で両親とはよくぶつかってしまう。
勉強しろ、行く学校は決めたのか、もっとやる気を見せろと
毎日のように言われる日々。
言われなくてもわかってるんだ。
両親の言っていることことは正しい。
でも、俺は自分なりに頑張っているんだから
口出しされたくないんだ。
「あぁ~もう、俺って本当にダメな奴だわ」
椅子にもたれて天井を30秒くらい見つめてから
俺はおもむろに近くの参考書を手に取る。
これから先
もっと勉強すればよかったと後悔するかもしれない
もっと真面目にすればよかったと自分を責めるかもしれないけど
今できることを全力で頑張って、俺は自分の道を少しずつ前に進んで行こう。
「よし!」
両手で頬をたたき気合をいれ、参考書を開いた。
作者も受験生なので親とはよくぶつかってます。
最近は父親と仲が悪いです(笑)