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俺は、昨夜の出来事を全て語った。


幾ら俺が馬鹿でも、半日前の事ならかなり正確に、そして詳しく説明するぐらいの事は出来る。


爺への言い訳も含めて、『ヘブンズ・ドア』のマスターから電話を貰った辺りから話し始めた。


その後鉄二を救う為にボウリング場へ向かい、鉄二と十兵衛を止めた後、十兵衛に連れられて帝都ビルへ行った事……。


帝都ビルで闇御前と交わした会話の一部始終……。


それに俺の親父=源義経の事……。


帰りの車の中で交わした十兵衛との会話……。


それこそ俺が帰って来る迄の一部始終を詳しく語った。


獣吾は黙ったまま聴いていたが、爺は時に質問を交えながら真剣な表情で聴いていた。


「……と、まあこんなトコだ」


ようやく俺が語り終わると、爺も獣吾も大きく溜め息をついた。


「しかしよう、帝都グループって言やあ俺が住んでた岐阜の山奥でも耳にした事のある超巨大企業じゃねーか。ヴァンパイアってえのは、そんなに金持ちなのかよ」


獣吾が、呆れた様に言った。


「爺は知ってたんだろ?」


俺は、ぼつりと訊いた。


「うむ、無論知っておった。奴等の本拠地が帝都ビルである事もな。じゃが中へ入った事は無い。儂はどうも、ああ言うチャラチャラした場所が苦手でのう」


「へっ、そりゃ年寄りだからだよ」


俺は、言った瞬間後悔した。


“ボカッ!”


案の定、また爺が頭を殴りやがった。


「儂を年寄り扱いするなと言うておろうが! まったくお前は、何回言えば気が済むのじゃ!」


またまた爺が怒鳴りやがった。


ーー痛って~。


ーー本当にこの爺だきゃ始末に負えねえぜ。


「ったく、ボカボカと何度も人の頭を殴りやがって」


「ふん、自業自得じゃ!」


爺が鼻を鳴らした。


「それよりも、まさか恭介があの源義経だったとはのう。こんな儂でも聴いた事のある歴史上の有名人ではないか」


爺が、あっさりと話題を変えた。


「それにあの弁慶が、俺と同じ獣人だったとは驚いたぜ。早く知ってりゃ、歴史の授業にもう少し興味が湧いたかも知れねえのによ」


獣吾の奴が、爺の話に便乗する。


「俺も、源義経の名前ぐらいは知ってたからなぁ。聴いた時は流石に驚いたよ」


そう言って俺は、起きてから二本目の煙草を取り出すと、いつものSTデュポンのギャツビーで火を点けた。


一息吸い、大きく紫煙を吐き出す。


「だが最後まで話を聞けなかったのは残念だったな」


獣吾が言った。


「まあな。何故か急に、闇御前の爺さんが話すのを止めたからな」


「闇御前にも、触れたくない過去があると言う事じゃろう。幾ら永き年月を生きてきたとは言え、そう都合良く苦い過去を忘れる事は出来ぬよ。その点では、吸血鬼も人間も同じと言う事じゃ。現に恭介が義経の名を捨てたのも、その辺りに原因があるのやも知れぬのう……」


爺は、感慨深げにぼそりと言った。


俺も、あの時闇御前が見せた過去を愁う表情を思い出していた。


闇御前は、その内容を語る事を拒んだ。


恐らく余程の出来事が、闇御前の身に起こったに違いない。


あの時の闇御前は、ただ何かに後悔するだけでなく、明らかに悲痛な色を浮かべていた。


俺が、闇御前の事を思い出して物思いに耽っていると、一時の沈黙が俺達を覆った。


「しかし十八年前のあの時、恭介を殺したのが実は息子の方で、闇御前が命じた訳ではなかったとは、流石に知らなんだわい……」


僅かな沈黙を破り、爺が口を開いた。


「ああ、闇御前の爺さんは自分が命令したと言っていたが、十兵衛は“光何とか”って奴が殺したって言っていたなあ。なあ爺、その“光何とか”って言う奴の事は知っているのか?」


俺は、爺に訊ねた。


「儂をジジイと呼ぶなと言うておろうが。それに“光何とか”じゃない、“宇月光牙”じゃ。全く男の名前を覚えぬ奴じゃのう……」


言葉とは裏腹に、爺は呆れた様に笑っている。


「だいたい儂が知っておる事と言えば、名前の他には闇御前の息子と言う事ぐらいかのう……。後は、裏で帝都グループの総帥をしておると言う事ぐらいじゃな」


爺が答えた。


「そうか……」


爺の宇月光牙に関する知識は、俺と大して変わらないみてえだ。


「だがよう、その闇御前って奴が言っていた行動って言うのは、やっぱり真の三種の神器を手に入れて人間を支配するって事なんだろ?」


先程から黙って話を聴いていた獣吾が、ふと口を開いた。


「闇御前の爺さんは、今後何かの行動を起こすとしか言ってなかったが、まあ間違いねえだろうな……」


「じゃが気になるのは、お前が十兵衛から聞いたと言う、この国に迫る脅威と言う奴じゃな……」


俺の言葉に対し、爺が重苦しい雰囲気で言った。


「その脅威っていったい何だ? まさか大地震とか日本沈没って事じゃ無いだろうな?」


獣吾が、うそ寒そうに言う。


「その様な自然災害ではあるまい。十兵衛は、世界を支配しようと企むある組織が存在すると言うておったのじゃろ?」


爺が俺に訊いた。


「ああ、十兵衛はそう言ってたよ。だけど世界を支配するだの、謎の組織だのって、まさかショッカーとか言うんじゃねえだろうな」


「馬鹿モン、そんな物テレビや漫画じゃあるまいし、そんな物が現実に存在する訳無かろう!」


「だがよう、そんな世界征服を企む組織なんて、ショッカーぐらいしか思い付かねえぜ」

「宇宙人だったりしてな」


獣吾が茶化す様に言った。


「全くお前達は…….」


爺が呆れてぼやいた。


「だいたいヴァンパイアとか獣人とかが実在するってだけでも、俺には今でも映画か漫画の世界にしか思えないぜ。仮に今目が覚めて、今までの事が全部夢だったとしも、俺は全然不思議とは思わねえよ。だいたい、ヴァンパイアとか獣人とか言う方が荒唐無稽なんだからよ」


俺は吐き捨てる様に言った。


「何言ってんだよ。自分こそヴァンパイアと獣人の混血で、しかも親父さんがあの源義経だったなんて、お前の存在自体が非現実的なんだよ」


獣吾の野郎が、鼻をほじりながら言いやがった。


これには流石の俺も頭に来た!


「何だとクマ公!」


「誰が熊だ! 俺はれっきとした獣人で、獣人は狼の眷族なんだよ!」


俺の言葉に、獣吾の野郎もムキになってい言い返して来る!


「何言ってやがる! テメエはどこから見ても熊なんだよ! デケエ図体しやがって何処が狼だ!? 」


こうなったら俺も止まらねえ。


「俺はなあ、誇り高き狼の眷族の末裔だ! ガキの頃に熊とアダ名を付けられ誇りを汚されて以来、俺はクマと呼ばれるのが一番ムカつくんだよ!」


獣吾の怒りも治まる様子が無い。


「煩せえぞ、このクマ公!」


「何だとこの野郎!」


「闘るのかテメエ!」


「この前の決着を着けてやるぜ」


獣吾の野郎が、方膝立てて凄んだ。


俺達二人の間に殺気がうねる。


「馬鹿野郎、テメエの様なクマ公にビビるとでも思ってんのか?」


俺と獣吾は、一触即発の状態で睨み合った。


「いい加減にせんか、この馬鹿者が!」


遂に爺の怒りに火が点いた!


「耳元でゴチャゴチャ煩いわい! こんな大事な時に、そんな下らぬ事で言い争っておる場合じゃなかろう!」


爺が、癇癪を起こし大声で怒鳴った!


「……」


「……」


それを言われては、流石に俺達も黙るしかねえ。


「全くどいつもこいつも……」


爺が、ブツブツとぼやいた。


「しかし……、良く考えてみれば、恭也の言う通りかも知れぬのう……」


いい加減ぼやいた後、思案げに腕を組んだ爺がぼそりと呟いた。


「なっ、そうだろ? 俺の言う事にも一理有るだろう?」


俺は、調子に乗って身を乗り出した。


「馬鹿者、誰もそれがショッカーだとは言うておらぬわ! ただそれがどの様な組織であれ、そう言った組織が存在せぬとも言い切れん。確かに普通に考えれば、世界征服など映画か漫画の荒唐無稽な話にしか聞こえぬが、実際吸血鬼共がこの国の政治や経済に強い影響力を持っている事から考えてみても、世界にはそれだけの力を持った組織が存在しておるのかも知れぬのう」


爺の表情は真剣だ。


「だとしたら、エライ事だぜ……」


獣吾が呟く。


「もしも十兵衛の言う事が本当であれば、闇御前は真剣にこの国の人間や夜の眷族を護る為に、真の三種の神器を手に入れようとしておるのかも知れぬ……」


「だからと言って、奴等がこの国を支配するなんて、俺は認めねえよ」


俺は、吐き捨てる様に言った。


「そうだな。別に俺達が奴等に護って貰う必要も無いし、奴等に命令されてこの国を護る必要も無えんだ。俺達の国は、俺達自身の手で護れば良いんだからよ」


獣吾の野郎が俺に同調する。


「確かにお前達の言う通りじゃな。じゃが事は重大じゃ。一応『内調』に報告して、その様な組織が無いか調べて貰う事にしよう」


爺がそう言った瞬間、俺はさっき見た夢の事を思い出した。


「『内調』と言えば、佐々木のオッサンはどうしたんだ?」


俺は、特に意味無く訊ねた。


幾らリアルだったからと言って、所詮は夢だ。


「なんじゃ? 藪から棒に」


爺が訊き返す。


「別にどうって事は無いんだけどよう、確か昨日三人で高野山へ言ったんだよな?」


「そうじゃが、それが何かあるのか?」


「いや、さっき変な夢を見てよう……」


「変な夢?」


爺が眉に皺を寄せた。


「ああ、何か何処かの山か林の様な、木がいっぱい生えてる場所で、寺みてえな建物が周りの木と一緒にボウボウ燃えててよ、そこに『C・V・U』の連中や坊主みてえな奴等が、ヴァンパイアや自衛隊みたいな奴等と戦ってたんだよ。そん中に佐々木のオッサンも居てよう、佐々木のオッサンが後ろからヴァンパイアに襲われそうな所で目が覚めたんだよ」


「何じゃとう!?」


「爺さん!」


俺の話を聴いて、二人は驚いて互いに顔を見合わせた。


何がなんだか、俺だけ分からねえ。


「それで、その先はどうなったのじゃ?」


爺が、慌てた様に俺に訊いて来る。


「どうなったって、そこで目が覚めたから分からねえよ」


「何じゃと! そんな大事な所で目を覚ますとは、何と言う使えぬ奴じゃ!」


爺が怒鳴った!


「馬鹿言ってんじゃねえ! テメエが起こすからその先を見れなかったんじゃねえか! だいたい自分で起こしておいて何を言ってやがる!」


ムカついた俺は、激しい剣幕で怒鳴り返してやった。


「そ、そうか……。それは悪かったのう……」


爺が、罰の悪そうな顔をして言い淀んだ。


「爺さん、これってまさか……?」


獣吾が、含みのある言い方で意味ありげな視線を俺に向ける。


「うむ。こやつは、儂らの御山での出来事は知らぬ筈じゃ。それをこの様なタイミングでその様な夢を見たのであれば、もしや予知夢と言う奴かも知れぬ……」


爺までが、意味ありげな視線を俺に向けた。


「オイオイ、予知夢って何だよ? だいたい俺が何したって言うんだ? それに高野山であった事って何だよ? 俺だけ何も分からねえじゃねえか!」


ーーチェッ、全くイライラさせやがる。


「良いか、お前には知らせずにおこうと思って言わなんだが、実は真の三種の神器の一つが御山に秘蔵されておったのじゃ」


「なに?」


「それで昨夜、御山に賊が入ったのじゃが、幸い獣吾君が防いでくれたので助かったのじゃ。たがその結果、忍び込もうとした賊が、吸血鬼とその手先の自衛隊員である事が分かったのじゃ」


「ヴァンパイアと自衛隊員……だと……?」


「そうじゃ。それで奴等の狙いが、御山に秘蔵されておる真の八咫鏡だと言う事がハッキリしたのじゃが、今夜にも吸血鬼や奴等の手先の自衛隊員が御山を襲撃する恐れがあるので、佐々木君には御山に残ってもらったのよ」


爺の言葉に、強い焦りが滲んでいた。


「じゃあ俺の見た夢は、正夢だったって事かよ?」


「正夢と言うより、恐らくは予知夢と言う奴じゃろう」


「じゃあ俺の見た風景が、現実の物になるって言うのか? じゃあ佐々木のオッサンが危ねえって事じゃねえか!」


俺も、次第に焦りが込み上げて来る。


「うむ。恐らくはそう言う事じゃろう」


「もしそれが本当なら、かなりヤバイ状態だぜ! 俺の見た限りじゃ、どう見てもオッサン達が不利だった筈だ!」


それを聞いた獣吾が、おもむろに立ち上がった。


「お主……」


立ち上がる獣吾を見上げて、爺がぼそりと言った。


「行くんだろ?」


獣吾が野太い笑みを見せる。


「じゃがお主は、昨日から寝ておらぬ上に、運転のし通しだったではないか。しかも昨夜奴等と闘り合うたばかりなのに……」


「へっ、それぐらい何でも無えよ。それより今は、佐々木のオッサンと高野山を護る事が先決だ。俺と爺さんが助っ人に入りゃ、奴等なんざ屁でも無えだろう」


そう言って獣吾は、ニヤリと不敵に笑った。


「済まぬ。では急ぐとしよう!」


爺も勇んで立ち上がった。


「俺も行くぜ」


そう言って俺も立ち上がる。


「何を言うておる! だいたい学校はどうするつもりじゃ? 御山へは、儂と獣吾君が行けば十分じゃ。お前は此処に残って勉学に励め!」


爺が、いつもの調子で怒鳴った!


「何言ってやがる! そもそも俺が見た夢だ! それが予知夢だったかどうか、俺にも知る権利が有るだろうが! それに昔から俺は、留守番って奴が大嫌いなんだよ。俺ももうガキじゃ無えんだ。俺は俺のしたいようにするぜ!」


今度ばかりは、俺も頑として譲らなかった。


ーー今朝陽子の親父からも聞かされたが、爺の思いは痛い程分かってるつもりだ……。


ーーそれが、どれだけ有り難いかって言う事も……。


ーーだけど、これ以上黙って見ている訳には行かねえ。


ーーだいたい俺は、ケツ巻くって、知らぬフリして生きて行ける程器用じゃ無え。


ーー正義だの何だの小難しい事はさっぱり分からねえが、そんな事知った事じゃねえ。


ーー例えヴァンパイアだろうが、謎の組織だろうが、運命とか言う訳分かんねえ奴だろうが、俺にちょっかいを出したり、俺の知り合いにちょっかい掛けて来る様な奴は、ぶん殴って、蹴っ飛ばして、ぶっ潰す!


ーーそれが俺のやり方だ!


ーー今までそれでやって来たし、今更変えるつもりも無え。


ーー俺は、俺の思う様に生きるだけだ。


俺は、真剣な眼差しで爺の目を真っ向から見据えた。


「爺さんの負けだぜ。コイツはコイツなりの結論を出そうとしてるんだ。それにもしもコイツの夢が本当なら、俺や爺さんだけじゃどうにもならねえかも知れねえ。コイツの能力は底が全く知れねえって言うか、俺とは比べ物にならねえ程凄え筈だ。それは爺さんが一番良く分かってるだろう」


獣吾は、穏やかな口調で爺を諭す様に言った。


「そうかも知れぬのう……。いつまでもガキだガキだと思うておったが、もう儂の下から巣立つ時が来たのかも知れぬのう……」


爺は、しみじみと俺の顔を見詰めた。


その目には、何処か寂しげな色が滲んでいる。


「爺……」


俺は、一言口に出すのが精一杯だった。


「ならばお前も来い! じゃがこれからは、今までお前がしてきた様なガキの喧嘩ではない。互いの命のやり取りをする本当の意味での戦争じゃ。例え相手がヴァンパイアであろうが、また人間であろうが、殺らなければ殺られる。一瞬の躊躇や油断が、全て命取りとなる事だけは肝に命じておくが良い」


爺は、今まで見た事の無い厳しい表情で言った。


「分かってるよ」


俺も覚悟を決めて返した。


「ならば急ぐぞ! 飛ばせばまだ間に合うかも知れぬからな!」


爺が意気込んで言った。


「任せときな。絶対に間に合わせてやる!」


獣吾もそれに合わせる。


二人は、勇んで部屋を後にした。


俺も急いで服を着替えると、爺や獣吾に少し遅れて部屋を飛び出した。


濡れて滑り易くなっているアパートの鉄階段を駆け降りた頃には、狭いアパートの駐車場に止められているビッグ・ホーンから野太いエンジン音が響いて来る。


昼前に上がった雨は依然止んだままだが、空には鈍よりとした鉛色の雲が、変わる事無く分厚く覆っていた。


“チッ”


俺は、空を見上げ忌々しげに舌打ちすると、待機しているビッグ・ホーンの助手席に乗り込んだ。


肉食獣の咆哮の様なエンジン音を轟かせ、ビッグ ・ホーンは派手にタイヤを鳴らしながら急発進した。

この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。

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