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魔法少女代行つきみ ~交差する太陽と月~  作者: てらい
第一章 墜ちた太陽と月
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駅前探索

 彼女たちとの会話にひと段落着くと、すでに教室内には数人しか人が残っていなかった。

 教室に残っていてもやることは無いので、帰ろうしたその時である。

「ぬぉおい、ちょっと待てい!」

 勢いよく目の前に飛び出し、仁王立ちをする一人の男。佐藤である。

「・・・・どうしたんだ、こいつ?」

 本人に聞くのがものすごく面倒な気がしたので、後ろから歩いてくる鈴木に聞いた。

「どうしたんだろうね?」

 鈴木は「さぁ」とわざとらしく肩をすぼめて見せた。

 答える気ないだろ、こいつ。

「おい、高村! 今日が何の日か分かっているのか!?」

「なんだよ急に」

「いいか、よく聞け。今日はなぁ・・・・」

「あれだろ「四神光臨 ~果てしなき戦い~ 超絶爆乳パック! ポロリもあるよ(ウソです)」の予約開始日だろ」

 名前を見て察してもらえると思うが、限りなくアウトに近いアウトなゲームである。何がアウトって色々アウトなのである。それでも17歳以上推奨、つまり18禁ではない。俺たち中学生が買っても何の文句もない商品である。

「なん・・・・だと・・・・・・・! なぜ、お前がそれを知っている!!」

 なぜと言われても、本人が何日も前から同じことを繰り返し言っていただけなのだが。

「ふっ、まぁいい。知っているのなら話は早い。今から予約を取りに行くぞ」

 と言うと、佐藤は腕を握り引っ張った。

「っておい! ちょっと待て、何で俺も行かなきゃいけないんだよ!」

「決まってんだろ。俺たち・・・・親友だろ」

 いや、それは関係ないと思うんだ。

「で、鈴木は付いて行くのか?」

 隣で静観している鈴木は、一体どうするのだろうか。

「俺は付いてくよ。なんか面白そうだし」

 と、鈴木は笑顔で言った。

 面白そうってだけで付いていくなんて、なんて無謀な。

 どちらにしろ、鈴木が行くのなら、俺が行く必要は無いと思うのだが。

「このミッションはなぁ、お前なしで達成することは不可能なんだ」

「なんでだよ! 俺、全然カンケーねぇじゃん」

 関係ないどころか、かすりもしていない。

「お前が一緒じゃなきゃ意味が無いんだ」

 いや、だから何故なのだと聞いているのだが。

「そりゃあお前・・・・恥ずかしいからに決まってんだろうが!」

 それは威張って言うことなのだろうか。

「恥ずかしいならネットで予約しろよ」

「宅配テロが起きたらどうすんだよ」

 じゃあもう買うなよ、と言いたい。

 だがしかし、少し気になることがある。それは、いつもの佐藤とは明らかに違うことである。

 佐藤はオタクとして生きている。そしてそれを何一つ恥じていない。例え周りから何と言われようと、自分の好きなものに一生懸命になれない奴よりは断然マシだ、とは彼の口癖である。

 そう、佐藤は自他共に認めるオタクだ。普段の佐藤ならば恥ずかしいなどという言葉は絶対に口にしない。

「お前は、自分が嫌っていた人間になり下がるのか!」

「うっ・・・・」

「それでいいのかよ。自分のやりたいことができない人間になっていいのかよ。

お前はもっと自分に自信を持っていたはずだ! アニメを愛していたはずだ! 彼女たちを愛していたはずだ!! それを裏切ってもいいのか? 違うだろ? 彼女たちが求めるのなら、それに応えなくちゃいけない。そうだろ!?」

「・・・・・・そうだな、そうだよな。俺が間違ってた。お前の言うとおりだ。俺はただ単純にアニメが好きで、それ以上でもそれ以下でもない。

―――――すまない。カッコ悪いところ見せちまったな。お前のおかげで気付けたよ、何が大事なのか、ってな」

佐藤はドアの前に行きそこで止まった。

「俺、行ってくるぜ!」

 と、勢いよくドアを開け走り去っていった。

「・・・・・・はぁ、ものすごい疲れた」

「うん、面白かったよ。じゃ、俺も行くから、またな」

 鈴木は手を振ると佐藤の後を追って言ってしまった。

「俺たちも行くか・・・・・・」

 教室を後にし、下駄箱で靴を履き替えそのまま学校の外へと出た。

「うぅ、途中から何を話しているのか訳がわからなかった・・・・」

 アレスは頭を抱え唸っていた。分からない方がアレスの身のためだと思う。

『早速ですがよろしいでしょうか?』

 今までの出来事が無かったかのように、ルースは切り出した。

『これから、駅前へと向かっていただきます』

「駅前? なんでまたそんなところに」

『これから、ドディックジュエリを探してもらおうと思います。かなりの手間がかかると思いますが・・・・』

 それは、言わずもがな、である。探し物はあの小さな石ころだ。範囲がこの市内全域だとして、それがあと十個。魔力反応というやつも正常な状態であるなら見つけることはできないらしい。それはつまり、この市内(面積はおよそ200平方kmくらい)から豆粒みたいに小さな石を、自力で歩いて探し回らなければいけないということである。

『反応が出るまで待つのも一つの手段ではありますが、それは暴走するまで待つということです。最も確実な方法で、最も危険な方法。ですが、それは避けるべき行動です。できるならば、暴走する前に回収したいと思います』

「別に探すのはいいけど、何か方法があるわけでもないんだろ?」

『ええ、地道に探すほかありません』

 これは、なかなか骨の折れそうな仕事だ。

「まぁ、とりあえず行くか」


 帰り道とは逆方向の、駅前のへと向かう道。ここの住宅地一帯を抜けると、大きな橋がある。山から海へと流れる大きな川が、市全体を横切るように流れている。川の西側が郊外、東側が都市部となっている。駅があるのはこの橋の向こう側。主な移動手段は徒歩、もしくはバスのみである。

 徒歩は時間がかかる。バスは時間に制限される。自転車があれば快適なのに、と常日頃思う。今はバスの時刻が中途半端なので、歩いていくことにした。

「ところで、どうして駅前なんだ?」

 橋を渡りきったところでルースに質問をした。

『簡単に説明すると、一番反応を感知し難い場所だからです。昨日、この地域一帯の魔力反応を探ってみたところ、駅前に様々な魔力反応を感じました。

 これだけの魔力反応がある場所でドディックジュエリの暴走が起こったとしても、魔力反応が微弱である場合、すぐに発見することはできません。近くにいれば、何とか判別は可能ですが、遠く離れた場所からの感知は難しいでしょう』

「つまり、その様々な魔力反応が邪魔だから、できるだけ近くにいよう、ってことか」

『そうです。それに、その魔力反応は朝とこの時間帯に多くなります。ですから、これから放課後は、できるだけ駅前へ向かいたいと思います』

「えーっと・・・・毎日?」

『一応「できるだけ」と言いました』

 ルースはやけにそこを強調したが、それはつまり、絶対ということで間違いないのだろう。

「でも、なんでその時間帯だけ魔力反応が多くなるのかな?」

 鞄の隙間から外を眺めていたアレスが小首をかしげていた。

「ああ、たぶんそれは、その時間帯に人が多くなるからだよ」

 朝とこの時間帯、つまり夕方に魔力反応が集まるということは、恐らくその正体は通勤、通学途中、帰宅途中のサラリーマンや学生たちだろう。

「ラッシュ時には駅前にたくさんの人が集まるからな。それはもう数え切れないくらいだよ」

「へぇ~、そんなに人が集まるんだ」

 アレスは頷き、そして外を眺めていた。関心があるのか無いのか・・・・

『魔力はヒトそれぞれに色がありますが、それはドディックジュエリにも言えます。全く同じ色になることはあり得ませんが、限りなく近い色や同魔力量になると判別が難しくなります』

「ってことは、近くにいても反応に気付かなかったりするのか?」

『あり得ない話ではありませんね。実際に、前回のドディックジュエリ回収時にも感知が遅れて、あわや大惨事になりかねない事態が起こりましたから』

「ま、マジでか?」

『マジです。しかし、事前に結界を張っていたため、事なきを得ましたが・・・・』

「そういえば、前にも結界の話しが出たけど、一体どういうものなんだ?」

『そうですね、今後のためにも少し説明しましょうか』

 結界とは、今ある場所と全く同じ形容をした場所を作り出すこと。その空間は現実とは無関係な存在であり、その全てが借り物の姿である。外部から視覚的に認識は不可能だが、存在自体を確かめることは可能。外部からの物理的干渉は実質不可能だが、内部に侵入することは可能。

『と、まぁ、こんなところでしょうか。あと、あの変身シーンもこの結界が関係していますが、厳密には異なるものですので、ここではやめておきましょう』

「とりあえず、結界が張られていれば大抵のことは何が起きても大丈夫ってことか」

『はい、ですがマスターでは、いえ、私の力を通してのあなたの力では、結界を張ることはできないでしょう』

「どういうことだ?」

『先程も話しましたが、私は攻撃特化のゲレータです。本来、使用可能な魔法は攻撃のみで、防御魔法は一切使えません。ですから、結界という分類上は防御魔法の上位に位置するものを使用することはできないのです』

 ルースは言い切った。しかし、先日の戦いで確かに俺は防御魔法を使って怪物の攻撃を防いでいたはずだ。

「じゃあ、俺が使ったアレは何だったんだ?」

『何でしょうね?』

 ルースはけだるそうに言い放った。

『あれは、私にも分かりません。本来あり得ない現象です。今まで例外など存在せず、防御魔法を使用した者はいません』

 つまり、使用できるできない以前に、使用したという事実がすでにあり得ないということか。

「ま、考えても分かんねぇもんは分かんねぇか」

『・・・・そう・・・・ですね』

 なんだか引っかかるような言い方をするルース。

『いえ、何でもありません・・・・さぁ、早く行きましょう。こうしている間にも危険が迫っているかもしれませんから』

 ルースはまた、何かを考えている様子だった。その様子になんとも煮え切らない自分であった。


 ―――――約十分後。

 駅前に着いた俺は、事の大変さを未だ理解していなかったと悟った。

 別にここは都会ってわけじゃない。それでも、この人の多さに愕然とした。歩道を闊歩する学生やサラリーマン。車道には車の渋滞が何列にも渡ってできている。普段ならば、同じ時間帯にここに来ても驚きはしないだろう。しかし、今は状況が違う。この中から、あの小さな石ころを探さなければいけないのだ。

『なんの反応も無しに、この中から捜すのは難しそうですね』

 そんな人ごとみたいに言わないでくれ。

『とはいえ、反応が出ても困りますけどね』

 そう、それが問題だ。

 こんなにたくさんの人がいる中で暴走でもしてみろ。パニックどころの騒ぎじゃない。

『とりあえず・・・・』

「とりあえず?」

『テキトーに歩きましょうか』

「っておい、そんなんでいいのか? こうした方がいいとか、ちょっと何かあるだろ」

『それが無いから困っているのですよ。それに、ここ地形は大体把握していますが、なにぶん十年以上も前の話なので、あまり当てになりません。ですので、ここはマスターにお任せします』

 お任せします、と言われてもどうしたら良いのやら。

『人の通りが多い場所、もしくは密集する場所。このような場所を中心に回っていきましょう。最終的にはこの近辺、全ての場所を回れると良いのですが・・・・』

「人通りが多い場所か・・・・」

 ルースに言われ、この駅周辺の地図を頭に思い浮かべる。いくつか心当たりはあるのだが、なにせ時間が時間だ。どこも人が多いことには変わりは無い。それに、この辺り一帯を全て回るには一日では足りないだろう。一体どうしたものか・・・・

『そこまで難しく考える必要はありません。そもそも、こんなに広い場所でドディックジュエリを見つけ出せるとは思っていませんし、なにより、前回の探索時も、一度も暴走前に見つけることはできませんでしたから。今、私たちがここですべきことは、ドディックジュエリの暴走時に素早く回収できるよう対策することです。これが、今できる最善の策。できれば暴走前に見つけ出したいですが・・・・。

ですので、この近辺の地形を教えていただけるだけでも、とても助かります』

「うーん、そうだなぁ、じゃあ、まずは商店街のほうから行くとするか」

 特に何か考えがあるわけでもないが、なんとなく商店街に行こう、そう思い歩みを進めるのであった。


「おお、すごい。美味しそうな食べ物がいっぱい!」

 商店街に着いて早々、感嘆の声を上げるアレス。

 アレスの言うとおり、ここには飲食店がたくさんある。他にも八百屋、果物屋、老舗スーパーなどなど、食に関する店がずらりと並んでいる。勿論、食以外にも着物店、洋服店などの衣類関係、畳屋なんかもあったりする。

駅の周りには高層ビルやマンションが立ち並び、めまぐるしく姿を変えていくが、この商店街は昔から変わることはない。小学校低学年くらいまでは、母に連れられよくここを訪れていたが、最近はめっきりなくなった。母自身もここを訪れる回数は減ったようで、隣にある大手デパートへと買い物先を変えつつある。

 客数は減ったと言うが、まだまだ活気があるし、隣のデパートにも十分に負けていないと思う。

「・・・・! ねぇねぇつきクン、あれは何!?」

 と、驚くような口ぶりでアレスはあるものを指差した。

 商店街の隅に、小さく経営するとある屋台。そこからは、焦げた甘い独特な香りが漂ってくる。じゅぅ、と音を立て、流し込まれる生地。それは、まるで魚のような形をしていた。生地は甘い餡子を包み込み、外はカリカリ、中はモッチリしている(と、看板に書いてある)。そう、鯛焼き屋である。

「ん? ああ、鯛焼きだけど・・・・そっちの星には無いのか?」

『ええ、ガラシアには、あの「タイヤキ」というものはありませんね』

 アレスにかわってルースが答えた。

『そもそも、「タイ」なるものがガラシアには生息していませんので・・・・』

 言われて納得する。異なる星同士である。大きく生態系は異なっているのだ。似た生物は存在しても、それを同じ呼び名で呼ぶなんて事は恐ろしい確立なのだろう。

「―――――? 何で日本語が話せるんだ」

 ふと、思い出すように聞いた。当たり前のように話をしているが、異星の言葉が同じなんてあり得ない・・・・と、普通ならば出会った時に気付く疑問に、今更ながら気付く。

『なぜ、急にそんなことを聞いたのかは問いませんが、経緯などを説明するとややこしいので、結論を説明します』

彼女らゲレータには言語翻訳機というものが備わっているらしい。それを持っている者は、国あるいは星が異なっていて言語が全く通じなくても、互いに意味を理解できる。これは、高度な文明を持つ星にとってとても重要な機能であり、言語翻訳機があるからこそ星間の交流ができるのだ。

だそうである。

 もっともな理由を聞いたが、こちらにとってはご都合主義にしか聞こえない。ただし、胡散臭く聞こえてしまうだけで、信じないわけではない。

「へぇー、便利な機能だな」

 と、関心していると、

「・・・・」

 物欲しそうに鯛焼きを見つめるアレスを発見した。

「はぁ、しゃーない、一個買うか」

 自らの財布と相談した結果、一個くらいなら大丈夫だろうという結論にたどり着いた。

「おじさん、鯛焼き一つ」

「はいよ」

 お金を渡し、紙に包まれた鯛焼きを受け取る。

「熱いから気を付けな」

「ありがとう、おじさん」

受け取ったそれを、鞄の中に放り込む。

「ほら、その身体だったら一個で十分だろ?」

「つきクン・・・・! ありがとう。この恩は一生忘れないよ」

 と、言った途端に鯛焼きにむしゃぶりつくアレス。

『・・・・』

「どうしたんだ、急に黙って」

『いえ、ただ、昔のことを少し思い出していました』

「昔のこと?」

『ええ、今から十六年前、アレスの母、ヴァレンティーナ王妃もここを訪れた際に、タイヤキを食していました。それを少し思い出していまして・・・・』

 ルースは昔を懐かしむような、そんな声で話した。

『―――――こんなことを話している場合ではありませんでしたね。さぁ、行きましょう』

 珍しく感情のこもった声で話したと思ったら、すぐにいつもの淡白な彼女に戻っていた。


「・・・・なぁ、分かってたことだけど、全然見つからねぇな」

 この商店街に着いてから約二時間。入り口の看板から念入りに調べ続け、そろそろ出口に着こうとした所で足が限界に近づいてきた。それもそのはずである。何しろ、同じ場所を何度も行ったりきたりして、さらには地面にへばりつき隅々まで探したのだ。周りからは変な目で見られるし、もう散々である。

『もともと見つかるとは思っていませんでしたが・・・・』

 そう言われると、すごくやる気がなくなってくる。

「それに、もうこんな時間だ。このままやって見つかるとも思えないし、続きはまた今度でいいんじゃないか?」

 気付けば辺りは薄暗くなり、時計の針も六時を回ろうとしていた。

『そうですね。暴走前に発見をと思いましたが、やはり難しいですね。できることなら人気がなくなるまで探したかったのですが・・・・』

「うーん、でもつきクンが倒れたら元も子もないし、ここは帰って休むべきだよ。私もお腹がすいてきたし」

 アレスはお腹から大きな音を鳴らした。

 たぶんそっちが本心だろうな。こんな時間じゃ無理もないだろう。自分の腹の虫も鳴りそうだ。

「あ・・・・っと、そうだそうだ、危うく忘れるところだった」

 商店街から出ようとしたところで、もう一つ用事があることを思い出した。

「帰る前にちょっと寄りたい所があるんだけどいいか?」

『別に構いませんけど』

「どうかしたの?」

 二人は口をそろえて聞いたのだった。

「ああ、まぁちょっとな・・・・」

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