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バイオレント・ピーク  作者: 夏人
第一章 餌食の本懐
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参考文献・後書き


 参考文献


『日本で見られる種を完全網羅 分類から生態、文化まで、美しい写真で紹介 日本ヘビ類大全』著者・田原義太慶 福山伊吹 福山亮部 堺淳 (誠文堂新光社)


『美しい所作が身につく。心と体を鍛えて健やかにする。はじめての弓道』著者・松尾牧則(誠文堂新光社)


『イラストマニュアル・はじめてのクレー射撃』著者・東雲輝之(秀和システム)


『SPORTS GUN コレクション 2020』編集・浅野修司 (SPORTS GUN株式会社)


『殺すテクニック』著者・ホミサイド・ラボ feat.カヅキオオツカ(データハウス)


『歴史 形 用法 威力 武器』編集・ダイヤグラムグループ 訳者・田島優 北村孝一(マール社)


 加えて、弓道に関する描写では、漫画『青武高校あおぞら弓道部』著者・嵐田佐和子(HARTA COMIX)、小説『凜として弓を引く』著者・碧野圭(講談社文庫)、『凜の弦音』著者・我孫子武丸(光文社文庫)を参考にさせていただきました。

 このほか、日々触れさせていただいている沢山の書籍や映画作品に想像力を養っていただいています。




 後書き


 ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 ここからは後書きです。蛇足です。すみません。

 私は昔から映画が好きです。特に「絶体絶命のピンチから主人公が大逆転するもの」が大好きです。ただ、「理由も無く主人公が急に強くなるご都合展開が過ぎるものは個人的にあまりのれないなあ」「主人公が勝つロジックは欲しいなあ」と常日頃から思っておりました。

 じゃあ、自分で作ってみよう!と書き始めたのがこの「バイオレント・ピーク」になります。

 書き始めてから気がつきました。急に強くなるのではないということは、「強くなる理由」、もっと言えば「強くならざるを得なかった理由」が必要であると。そう考えると、やはり過去を掘り下げて行かなければならない。さらには、生きるか死ぬかの場面を左右する力は人生をかけて培うものであるはずで、そうなると主人公の人生そのものレベルで過去を描かなければならないと。

 これは大変でした。数万字程度の作品にしようと思っていたら、いつのまにか20万字に届こうかという大作になってしまいました。びっくりです。

 何人いらっしゃるかわかりませんが、こんな暗くて長い話をここまで読んで我慢強く読んでくださった皆様には本当に感謝してもしきれません。あずささんの人生を一緒にたどっていただきありがとうございます。

 最後の終わり方の通り、あずささんの人生はこれからです。ここからなのです。

 と言うことで、作品の立ち位置は第一章とさせていただいています。第二章でまた皆様とお会いできたらそれほど嬉しいことはありません。


 改めまして、私の作品を読んでくださり、本当にありがとうございます。

 これからもよろしくお願いいたします。


 夏人


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― 新着の感想 ―
メンタルとか覚醒とか書き方次第で主人公が急に強くなる方が圧倒的に書きやすいでしょうに、有言実行で綿密にロジックが組み立てられていて感動しました
[一言] 面白かったです。 一気に読んでしまいました。 この小説に出てくる地域ぐるみでの犯罪隠ぺいは、かつて私の家族が今でいうところのストーカー問題で一時行方不明になった時に探している中で訪れた地域を…
[良い点] 映画を観ているような感覚で読めて、とても良かった。
感想一覧
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