プロローグ
初めまして!!
狐の余命りと書いてキツネノヨメイリと読みます。
初めての作品であるため、読みずらかったりするかもしれませんが楽しんでいただけると幸いです。
きっと、いつの時代もどんな時でも争いはあるのだろう。
それでも、終わりを知らないそれはきっといつか全てを壊して消えるだろう。消えると言っても、また、戻ってくるだろうけど。
この世界に感情がある限り。
――機体番号s-3057起動
機体に何らかの損傷があります
メンテナンスを行ってください
それは無機質な音声とともに動き出した。
人の形をしたもの。ゆっくりとした動作で目を開け、当たりを見回した。
それの周りには朽ちたガラクタが散乱していた。
それは動作を確認するように手を握ったり、開いたりした。不快な軋むような音がなった。
そうして呟いた。
ーー世界は滅びた、と
戦闘機械:主に人型に作られた戦闘用の機械
元々は建築や医療の分野で活躍できるように作られていたが、戦争により戦闘特化のものが多く作られたようだ
強さによりランク分けされ、上からs、a、b、c、dとなっている