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鈴の音  作者: シカタ
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代理 / 元の身体

「それで、貴様はこやつをどうするつもりじゃ?」

「そんなに怒らないでよ……頼み事をした僕が遠くにいたのは謝るから……」


キツナと創世神が現在いるところはあの世界から、かなり離れた世界である。例えて言うとなれば宇宙1000個分の距離だ。


「でも神界でよく僕の場所がわかったね」

「偶然『眼』を見つけてな、聞けばすぐに教えてもらったぞ」

「えっ神界にきてたの?あとで挨拶しないと。それじゃ話を戻すけど、その神は色々の悪事を企んだから魂の作り変えて存在の歴史をまた一から始めさせる」

「いない間の世界はどうする?今はわしが擬似世界で安定させておるが世界はそれに気づかんほど馬鹿では無い」

「出来たら君に頼みたい・・・『断る』…だよねぇ。中心世界に行くしかないかぁ、いやだなぁ」

「では、わしは戻るからな」

「あっ、ちょっと待って、せめて僕が代わりを連れて行くまではお願いしてもいいよね?」

「うむ、その程度ならやってやろう」

「すごい上から目線……まぁいいけど……」


キツナは再び神界に入り優樹の世界に行く。


「……魂本来の力が徐々に戻っているか…まぁあの二人と一緒にいるなら、かつて僕が心配していた事はないか」


創世神は中心世界に向かった。


----------------


「お前これからどうするんだ?」


龍弥が言葉を発する。地球全体にいた魔物を俺と時雨の二人が半日も経たずに全面させたあとカミノさんがくれた癒しの力をつかい地球全体を元通りにした。その後あまり目立たない場所に集まって話し合う。


「この身体も慣れれば案外いいんだよな…身体が小さい分動きやすいしな…」


優樹は元の世界に戻れば身体は元に戻ると思っていたがそうではなかったので驚きながらも地上ではそれどころじゃなく考えるのは後にしていた。


「でも学校とかどうすんだよ、転入生とかになるつもりか?」

「そうなんだよなぁ、また一から学費払うのもキツイし……かと言って肉体を創る力はないし…うーん」

「何をしておる?」

「実は身体が戻らなくてどうしようかと思っていまして」


いつのまにか隣にいたキツナさんの問いかけに答えると、キツナさんはこちらに近づいてきた。


「実は少々力が余っておってな主の授けられた力と共に使ってみよ」

『……!なるほど、そう言う事なら妾でも協力できる!キツナの力の制御は全て任せよ!』


道を作ってくれただけでもありがたかったのだがナツキさんは、『移動手段を作るだけで活躍とはいえぬ!』と力強く言われた。


『今のユウキならば感覚でわかるはずじゃ、始めるぞ』

「……お、これか。よし『魂魄記憶肉体』」


目の前に一つの竜巻が発生する。


「時雨、土台を作ってやれ」

「えっあっうん」

「……………キタァ!」


時雨は自分がする事はないと思っていたのか驚きながらも行動を起こした。そして俺は確かな感覚を掴むと声を上げながらその感覚のまま思考すると竜巻の中から男が出てきた。


『む?あの身体との繋がりを感じるぞ?』

「おそらく二人で創り出したからじゃろうな。二人共変わってくれぬか?魂の移動をするからな」


言われた通り入れ替わり髪が赤に変わる。近くにいた友人達は俺の身体が出てきてから驚きの声しか出していなかった。


『魂の状態で動くってどうするんです?』

「いや、わしが直接移動させるからそこの心配はしなくてよい」


何かが触れた感覚を感じた瞬間見える色が黒から白に変わるがすぐに再び黒になった。


「目を開けて良いぞ」


ゆっくりと目を開け周りを見渡した後、手を軽く動かす。


「目線が高いのが違和感だなぁ」

「そこらは時間が解決するじゃろ、ナツキはどうじゃ?」

「問題ない!」


一人で動けるのが嬉しいようで満面の笑顔だ。


「なるほど、ではわしと通信するためこの世界にのこれ、わしはまだやる事があるのでな」


そう言ったキツナさんは姿を消した。その後俺達は家に帰る途中でナツキさんに色々見せようと言う話になった。

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