魔王の城で 四天王戦
遅れてすみません!
「魔王は奥の方にいるようじゃな、少し休んだら行くぞ」
俺達は城の前で座り息をつきキツナさんが話始める。
「まずこの城を破壊したあと時雨と優樹は四天王の相手、カミノはわしと魔王の相手じゃ」
「まとめて倒なさいの?」
「あやつの頼みを達成するためにやる事があるからな」
カミノさんは頭に?を浮かべるような顔をするが何も聞かず頷く。
「では始めるぞ」
全員で頷くとキツナさんが城の中に妖火を投げて数秒が経った瞬間、派手な爆発が発生した。
「ふむ…結界があったから少し強めにしたが強すぎたようじゃな」
そこに城があったとは思えないほどの更地になっている。
「……よくもやってくれたね」
煙の向こうから少年の声が聞こえた。
「ふむ、身体が頑丈なのが取り柄なだけあるな」
生きている事はわかっていたので特に驚かない。
「じゃあ、いってきます」
俺と時雨は煙の中に入って行った。
「うおっ…剣か?」
「あははっ、もっといくよ!」
鋭い音が数多く聞こえると全方向を剣で囲まれた。
「命乞いをするなら致命傷だけは避けてあげるよ」
「これは使えそう」
『煙が邪魔じゃなぁ』
「あ、ごめん…姿隠すために使ってた。まぁこの状況を見るに意味なかったけど」
『そうじゃったか、すまん』
少年の声を無視して二人が会話している。
『時雨、妾に合わせてくれ』
「うん」
「死んじゃえ!」
ナツキさんが入れ替わると同時に地面を叩きつけ爆発音を鳴らすと煙とこちらに来ていた様々な武器が飛んでいった。
「はぁ!?」
目の前の少年の魔族はあり得ないと言うかのような声を上げる。隣にはジト目をしている少女の魔族がいた。
「何で驚くんだ?ただ吹っ飛ばしただけだろ?」
俺は何もしていないが時間を引き伸ばす為、すっとぼける。
「これは干渉を全て無力化できるんだぞ!」
「へぇ…それは凄い。でも干渉しなければただの武器と変わらないようだな」
少年の魔族は剣を持って振り回しているが俺は余裕で全てを避ける。
「そんな事言ってるくせに避けるしかできないんだね!」
煽りを無視して時雨の方をみると少女の魔族が弾幕シューティングのような攻撃をしているが時雨は冷静に避けている。
「よそ見してる余裕?」
「はぁ、同じ事しか出来ないのか…『落ちろ』」
「は……?えっ…何で倒れて…動けないっ……」
先程と同じように俺の全方向に武器が向けられていたが一言喋ると全てが地面に落ちている。
「どう言う事だ?……『落ちろ』=『倒れろ』になったのか?ならもっと具体的にするべきかな?……あっ、そろそろ終わらせないと」
倒して困惑している少年の魔族を無視して考えていると白い光の柱が現れたので少年の魔族の魂を破壊してから、少女の魔族を倒した時雨と合流しキツナさんの元に行く。




