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鈴の音  作者: シカタ
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侵入者

引き伸ばしだと感じるかもしれません

(少々お待ち下さい)

(罠か…)


カミノさんは扉を少し開け罠の場所を教えてくれる。


(扉の近くだけなら大丈夫だね。ちょっと待ってて)

(えっ………いつのまに…)


突然消えた時雨に驚きながらもすぐに王が寝ているベッドの近くを見て時雨がいる事に驚いている。


(キツナさん協力して)

(ん?何かあったのか?)


キツナさんは時雨の横に行き何か話している。


(キツナさんが関わるって事はかなりの秘密がありますね)

(一体何が……)


二人でしばらく待っていると城の正面入り口から誰かが入って来る気配を感じる。


(む?これは混血か?まぁ後で確認すればよいか)

(…消えた?)

(時雨のやつ、複数の思考に慣れてきたな)

(どういう事です?)


時雨を知らなければ困惑するのも無理はない。


(ユウキよ、頼む)

(いや…終わったらしいので後にしましょう)


時雨とキツナさんを見ると背伸びしてからこちらに現れる。


(どうする?侵入者から見に行く?それとも記憶?)

(やる事やってから見ます)

(わかった。じゃあ行こうか)


またしばらく歩き入り口の近くにきた。


「……お前は何しに来た?」

「……………‥…」

「やば…思考停止してる?それほど長く閉じ込めていないはずだが……」


出てきたのは黒いローブを来てフードを深く被っている男だ。だが男は棒立ちで動くどころか喋る事も出来ていなかった。


「どうしよ…」

「とりあえず追い出しましょう」


カミノさんが時雨の前に出るとそれに反応して男は動きだそうと片足を前に出した瞬間に動きが止まる。


「カミノさん狙いか…下がってて」

「はい」


時雨は男に近づく。


「改めて聞くが…何しに来た?」

「………」


男は何も言わない。


「キツナさん…この人何かされてる?」

「いや、こやつの意志でやっておる」

「という事は脅されているのか?」


しばらく尋問などをしても喋らないので強行手段にでた。


「ふむ…わしも見てみたいが時間が迫っておるからのぅ。ほれ」

「ありがとう………なるほど…これは中々大変な事になりそうだよ」


キツナさんが男から紫と赤が交互に現れる球体を取り出すと時雨は渡されてから記憶をみるとカミノさんを見ながら言う。


「私は今危険に晒されているんですか?」

「うん。それは間違いないと思う」

「そうですか。それでこの人はどうするので?」


ずっと停止している男をみる。


「うーん……記憶改変して帰そうかな」

「時雨さん強すぎでは?」

「その分使いこなすのはきつかったから…」


男を王都の外にだしてから、ダメージを負った兵士はカミノさんが死んでいないなら直せたらしいので任せると兵士のダメージはなくなりぐっすりと眠っている。


「色々あったけどみようか」


部屋に戻ってきた俺達は座ってすぐに王の記憶を見始めた。

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