カミノ
「自己紹介しましょうか。私はカミノと申します」
「俺……妾はナツキと言うぞ!よろしくじゃ!」
『ナツキさん?!』
俺が名乗ろうとすると突然入れ替わられた。
「単刀直入に聞くが主、神の子………いや巫女だな?」
「はい……気付いた理由をお聞きしても?」
どうやら姿を隠すのは自信があったらしいナツキさんは何故見つかったのか考えているうちに自分の同じなら?と思ったらしい。
「なるほど……しかし話かける瞬間まで気づかなかったのは本当ですよ?」
「むむぅ……」
相当自信あった様だ。
「それで……光の事でしたね」
落ち込んでいるのを無視して話を続ける。
「先程の事を見ればわかりますが、光の正体は『異世界召喚』です」
「やはりか……しかし疑問なのは召喚をするのが遅いと言う事だ。妾達の持っている情報を見ると二年はかかっておる」
「はい…それは私達も思っています。王様以外は」
話を聞くに魔法陣を作り魔法行使のための魔力を集めたりするのは半年で終わらせたらしい。
「……しかし、王様は『今使う時ではない』と言い始めました。もちろんその場にいた人達は『何故ですか!』と抗議しましたが結局何も教えられませんでした」
暗い顔をしながら話す。
「うぅむ、時雨ならばわかるかもしれんが……」
「……何か調べられるあてが?」
確かに時雨ならば理由を突き止められるだろう。ただ……。
「魔族が近いうちに攻めてくるぞ」
俺達がインジスに来る途中で何回か追い越しているので間違いないだろう。
「……しかしインジスには対人外結界があることは魔族達も知っていますよ」
「まぁ妾の推測にすぎないが、おそらくあの光が出た事で結界にまわす魔力が足りなていないと思っているのだろう。さらに決定的なのは龍だな」
「………個人的に戦う準備はしておきます。こんな話誰も信じないでしょうし」
それから数時間後…夕方になって魔族が千単位の数でやってくるが王都の人達は結界があるからと慢心おり魔法に対して怖がっていなかった。………魔法陣が現れそこから光の棒が出てきて打ち出される。
…………ガラスの割れる様な音が聞こえ空がバラバラになった。




