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小説家になりたい  作者: 小湊小太郎
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Please choose (選択してください)

「小説家になりたい」カチッ

検索フォームで検索をする。僕は平凡な大学生いや年だけ大学生とでも言おうかな、ひょんなことに今さっき時間でいうと10分ぐらい前かな小説家になりたいと思ったんだ。先ずは書くのが先かなって思ってもう書き始めてるペンネームは今決まった。2014年式の書くしか能がないこのパソコンに三行だけ打ち込んでた、すると30代半ばの女がのぞき込んできた僕はとっさに隠して追い払った恥ずかし気に「小説書いてんだよ、」と言ったその女は笑いながら「小湊小太郎って何?」って言ってきた何のことだろう僕にはわからない画面にも小湊の「こ」の字も載っていない。まぁいい僕は今日から小湊小太郎だ。

そういえば小説家になりたいと言ったものの本は読まない。嫌いじゃないが好きでもないちょっと好きなだけ活字を読むのは疲れるし漫画もそんなに読まないアニメ派だ、だから文才というものが僕には備わっていない小学生のころの感想文は粗筋を書くだけ、一年生の時には課題図書でおばあちゃんが出てきたんだ全部読めなかった、不覚にもおばあちゃんを殺してしまったよwそんな僕がどうやって小説家に、とはいえタイトルが小説家になりたいにしたことに今更後悔をしているよこれからどうやってこの物語を作ってくのか、、、

「ネタがねぇな」小太郎は足早に家を出た、向かった先は図書館だった。

図書館につくも何を読めばいいか分からずしばらく徘徊していたが窓辺に座るきれいな女性が目に入った。

本を探してるわけでもない読んでるわけでもない何をしてるんだろうと思ったがただ綺麗なだけだった。

もちろん声を掛けれるわけでもないのでそのまま徘徊を続けた。

「今日は収穫なし!!」結局小太郎は小説のネタも女の子のネタも手に入れることができず図書館を出た。

帰り道当てつけもなく川岸で水切りをしていた2回、4回、3回、なかなか上手にできない、

すると昔の必要物資みたいに下流から上流へと物体が漂泊してきた。

手に取ってみるとすこし色の褪せた手紙だった、封蝋もしてあることから小太郎は中身が気になってしまい開けてしまったそこにはこう書かれていた。

「Please choose」(選択してください)

なにを選択するんだと意味が分からず家に帰ってついPlease chooseと調べた、大したことも載ってなくネットサーフィンを続けた「What will you choose love or money?」(愛とお金どちらを選びますか?)

という記事を見つけた何気なくみた問いに疑問を抱いた。といううもの小太郎は選択するということが大嫌いなのだ服もご飯も選択を強いられるだけでストレスを感じるからだ。

「愛とお金かぁ」と小太郎は嘆いた

なぜ人はどちらかを選ぶ極端な会話したがるのだろうと、いや哲学とはそういうものだと、だが世間一般論でも極端になる。

まぁとりあえず愛とお金について考えてみた、深く考えてみただが選択はできなかった、

、愛もお金も両方必要なんだよどちらかがかけてる人が片方を卑下するために作った論争に過ぎないと思う。まさに隣の芝は青く見えるってこういうことだよね、この世界をよく考えてみてほしい一つで完結してるものってミトコンドリアぐらいだと思う。

水でさえ酸素と水素が結合してできてる、大体この世のものはいろんなものが折り重なってて、だからわざわざ選択を強いる必要はないと小太郎は思った。

「今日はそろそろ寝ようかな」

小太郎はパンイチで寝床に行った。

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