入学 2
え〜っと、楽しんで読んで貰えると嬉しいです(*’ω’*)
「この7人で生徒会をやっていくことになっている。紹介は終わったから全員持ち場に戻ってくれ」
生徒会のメンバーのほとんどが一斉にその教師を睨んだ。
多分せっかく来たのにすぐ帰らせるなって事なんだろうなー。来てすぐ戻ることほどめんどくさい事はないもんね。
「次はクラス発表だ。この学園は成績でクラスを分けている実力主義の学園だ。1クラス27名の
A〜Dの4クラスで構成されている。Dから発表していく。ーー(以下略)」
(まあ、とりあえず予定道理湊と同じAクラスになれたな。心配はしてなかったけど。何かあった時の為に湊と同じクラスにって言われつずけたもんな〜。何かってなんだよ...学園でそんな事なかなか起きないよ...シスコン親バカにも困ったもんだな〜。)
「ではこれで入学式を終了する。これからクラスに分かれて色々な説明をしたり、プリントの配布などがあるので、各クラスの教師について行くように。では、解散。」
(いや、各クラスの教師なんて伝えられてないよ...)
「いや先生、各クラスの教師について説明してませんって!しっかりしてくださいよ」
先程の生徒会の白井さんが言った。
「あ〜..忘れてた。悪い悪い。」
((((態度といい、忘れてた件といい、この教師大丈夫か?))))
初めて新入生の心が通じあった、そんな瞬間でした。((by作者
「え〜、A組は、誰だっけ?」
「本当にしっかりしてください!A組は貴方ですよ!」
((((え!?自分のクラスも覚えてなかったの!?誰だよそんなやつA組の担任にしたの))))
2回目に通じ合うのも意外と早かった新入生達であった((by作者
「もう、お前がやればいいんじゃね、ってことでバイバイ。ふぁああ〜、ねみぃ」
いつもの事なのか、新入生以外は驚いていない。
本当にアイツ教師で大丈夫かとジト目で見てしまったのも悪くないと思う。
後、兄さんこっちをじっと見てくるな。周りが「私のこと見てる!」とか「私のことよ」とかきゃーきゃーうるさいんだ。
まあ、兄さんの説明とかはまた今度。
「色々とお見苦しい所を見せてしまい失礼致しました。A組は先程の残念なイケメンホスト教師の新堂 良平先生です。頑張ってください。....((以下省略」
いや、ツッコミどころ満載過ぎるよね。私完全にツッコミ役になってるよ。
まず新堂って新堂財閥に明らかに関係してますよね。
少し顔似てるし、何より新堂 要くんが頭を抱えてるしね。
それにしても、白井さんいい性格してるね。
先生のいない時に全校生徒の前で残念って凄いディs....自業自得か...
ホスト教師...私も思ってたけど見た目ホストだからこれもしょうがない...
あれ?全部正論じゃないか?
私が間違ってた、白井さんは合ってたよ。今後関わったりする時は敬おう...。
そして、頑張ってくださいとは?え、まさかのあの教師の面倒をA組が見るってこと!?
これが、所謂反面教師と言うやつかー(半目)
「これで入学式を終わります。新入生は担任について教師まで移動してください。2,3年生は各自教室へ移動してください。そして、生徒会メンバーは少し残ってください。」
「あの〜」
みんなが移動を始めた頃、一人の生徒が躊躇いがちに白井さんに声をかけた。
「なんでしょうか?」
「A組の担任がいないので、どうしたら...」
あ〜そういえば出ていってたな〜。
「そういえば、そうでしたね。 あのクソ教師((ボソッ」
うん、絶対に今なんか言ったよね。何を言ったかまでは聞きとれなかったけど本音な気がする。
「私が案内しますので、A組の皆さんは少し待っていてください。」
と言うと白井さんが生徒会メンバーが集まっている所に行き、
その事を伝えるとすぐに戻ってきた。
「では、行きましょうか。」
そして、白井さんは案内した後、ホスト教師を呼びに行き、そのまま戻っていった。
今日一日で私の白井さんへの好感度が爆上がりした気がした。
私の数少ない尊敬するひと手帳(脳内)の中に白井さんを書き込んだ。
今回白井さん回みたいになっちゃった。
次は、自己紹介とか教室着いてからの話かな〜。
小説書くの初心者ですが読んでくれた方ありがとございます(^^*)
ブックマーク登録もありがとうございます(≧∇≦)