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002:転生された先は!?

最近は書く時は無意識になるようにしている、書き終わってから確認すると凄い事になっているw

途中まで設定を考えてたのに、自然と終わっている事が・・・


ではつづきを

「んなって事をいいやがるんだ!!!!」


少年が目覚めるとふかふかのベッドの上だった、しかも記憶にあるベッドなのをみた。


「これって王家の時手に入れたお気に入りのベッドじゃないか」


王族の子供の一人に転生した時、気に入ったからと使い続けていた一品

しかも回復魔法付与されている魔道具で、寝ると軽い怪我なら一夜で治るほどの代物。

ほかにも色々とつけていったから、メイド泣かせのベッドとなっていた。


「これも財産の一つかよ・・・いや」


少年はふっと見回すと今まで手に入れた家具だらけだ、しかも王家外の転生されたお気に入りの物ばかりだ。

服をかけるタイプのクローゼット、これも魔道具で下手すると5000を超える服が入る。

永久水汲みと受け皿、これはセットで使うための魔道具で顔を洗いその排水を消してくれる。

いままで使っていた道具があると嬉しくもあり、戸惑いもあるのも真実だった。


「ってことはここは新しい世界か?」


ベッドから起きるとすぐに窓を開ける、そこには広大な平原や森が見えてる。

楽園といっていいくらい光景は神秘的で、遠くに竜が飛び草原を馬みたいな動物が走っている。


「ここは特典の空間かな?・・・幻想卿かよ」


森は生物や恵に溢れ、魔物も動物も共存している幻想卿。

普通の世界なら魔物は他の生物を襲うもので、他の生命を脅かすことも多い。

知性ある魔物も出会ったことあったが、大抵がAランク以上の魔物が多い。

B以下だと本能が優勢させる、一番が高いランクの魔物もある意味言葉を交わさすまえに攻撃してくる。


「ここにいるのは・・・もしかして魔獣使いの時のかな?」


魔物を使った戦いをやってみたく、一国を作る勢いで自分の魔獣楽園を作った。

地位の低くかった魔獣使いのための学校、魔獣の育成や食料確保を目的の農業まで手をだした。

使役のために神獣と喧嘩したり、数万を超える魔物の群を数匹と自身で潰しにいったり。

いつしか魔獣王と呼ばれるほどに国へと発展した、獣魔より自身で殴り飛ばしに行って心配もかけたこともある。

死ぬ前に守護神として神獣たちを使って国を守らせ、敵国軍を潰してから転生したのも覚えてる。


「ってことはあれもあるかもな、あれも俺の最後まで付き合ってもらったものだしな」


窓から離れてから隣の部屋へと向う、寝室から扉をみながら在るモノをさがす。

重そうな鉄の扉をみてから少年は思う、ここにあるとなんとなく解ったからだ。


「まさか・・・この扉って宝物庫か?」


何度か転生の時にポイントを使って手に居いれた物の一つ、「時空の宝物庫」と言われる神級と言われる魔道具。

自身の魂とリンクしてどの世界でも使えるアイテムで、移項も可能で転生の時にはお世話になったアイテムだ。

余裕があるときはこの宝物庫に色々といれていた、貴重品から禁忌品まであるから下手に外に出せない物もある。


「ここしか入れた覚えないしな、なくなっていなければだけどな」


扉に手をつけると光を発光してから上下に開く、この扉は所有者以外は許可がなければ開くこともできない。

何度も魔族や盗賊が盗みに入ろうとして、この扉の前で力尽きていることが多い。

自身が狙われることもあった、だがそんな奴は地獄へご案内してやる事が多い。


「・・・あったな」


凄く広い空間には財宝いがいにも色々なものが溢れ帰っていた、一角に綺麗に並べられた道具があった。

その一つの十字に黒いラインが入っている、魔道具や聖道具とは違う何か膨大な魔力を放っている。

普通に見れば安い物のペンダントだが、これは一番長く使っている魔道具だから。


「魔導書・ガイアの書」


少年がそれを口に出して言う、同時にペンダントが本に変わっている。

表面にペンダントと同じデザインの飾りをつけて、その本は淡く光を放つ。


「ステータス、魔法体系・スキル検索!」


目の前にリストと自分のステータスが表示されていく、そうこれは世界を渡るとき使う魔法基礎とスキルを理解するため魔道具だ。

自分の状態もわかるから重宝して使っている、必要情報も見る事が出来るので手放すことが出来ない。


--------------------------------------------------------------------------------------

名前:ユウヤ・アマノ

種族:レジェンドヒューマン

レベル:25


HP:???????????????

MP:???????????????


力:EX(AA)

防御:EX(AA)

速度:EX(AA)

器用:EX(SS)

知力:EX(S)

運勢:EX(S)


スキル


称号:「転生者」「時空旅人」「女神の祝福」「天を目指す者」「手に入れし者」「英知勇賢者」


(「()」内は手加減できるレベル、スキル取得すれれば軽減可能)


---------------------------------------------------------------------------------------


「うん、化け物だな」


自分のステータスを見てからチートすぎるのに気づくユウヤ、今まで転生してもCクラスからだったからだ。

下手に力を使えないうえ自分がどれだけ強いのかもわからない、下手すると一国くらい簡単に潰せる可能性があるからだ。

魔法体系とスキルもかなりの量だ、自由度が高い上ポイントが9兆以上使い得るのが変だ。


「にしても自由度高すぎじゃないか?もしかするとこの世界って魔法が低いのかな?」


魔法体系はその世界の発展した魔法文化を見つめることが出来る、ある世界は魔法は補助でほとんどが肉体言語の世界もあった。

そんな世界で砲撃魔法なって言うのは夢物語、魔族すら初級クラスの砲撃しかできないでいた。


「とにかく町に向うしかないな、どうせこの世界の事を知らないといけないからな」


起きたときの格好はローブだけだったので、宝物庫で初級冒険者が着るような装備へしていく。

初級といえユウヤの宝物庫の中にあるのは一級品、古い皮の鎧でも裏地に高度な亜竜の攻撃すら貫けない。

今のユウヤなら素っ裸でも亜竜程度なら傷すら付かない、魔族でも傷がつけるかわからないほどだ。

槍も手元は木で偽装しているが中は鋼の棒が仕込んである、刃も切れ味を増すために刃と刃の間にアダマンタイトを入れてる。

薄いとは言えアダマンタイトで出来てるから欠けることもなく、切れ味も凄いものになっている。


「この槍作ったとき、無駄が多すぎるといわれたっけか」


鍛冶師の師匠でもあり育ての親だった一人、ユウヤが言われたことを思い出していた。

無駄だと思う事もやってみる、その当時はどこまで初期装備を最強に出来るかを廃人さながらやっていた。

最強の鉄の剣とか普通にやってみて、インゴットに変える工程からエンチャント掛け捲った。

失敗作も多いがそれでも諦めずに作り続けて、当時の下級ドラゴンを一撃で倒すほどの鉄の剣を作った。

しかも試し切りした日は完成のために5徹した後で、かなりハイな状態で倒したからだ。

町近くで木を切るつもりが、馬鹿な冒険者たちが引き連れてきた下級ドラゴンをばっさりやってしまった。


「あの剣はたしか領主家の宝剣になったはずだよな」


その領主家は貴族の中でも中級な貴族だが、100年前後まで剣で功績を挙げて上級へと上がっていた。

普通の鉄の剣にしか見えないが、エンチャントのために組み込まれた魔法陣の御蔭で折れることなく原型をとどめている。

その剣は今でもその屋敷の一角で領主家を見守っている、たとえ使われることが少なくても。


「外には出せない剣も多いが、今の装備も知られたら面倒だよな」


冒険者に見えるような格好、そしてアイテムポーチを4つにアイテムバッグを取り出す。

アイテムボックスのブランク用のもので、ポーチは食事用と武器用と薬類用と空用に持ち歩く。

ポーチの容量は1m四方の箱が5つ入るくらいの容量、バッグも現代巨大コンテナ5つ分は入る。

しかも盗難用に盗まれても一定はなれると戻ってくる、しかも盗んだ奴にトラップが発動して1日は動けなくなる。


「新しい場所はどんな世界かわからないからな、一応装備やスキルはある程度上げておくか」


必要荷物や金になる宝石類をポーチに入れる、金貨も世界が違えば形も違うのが多く。

一度もって行ったときに交換してから、貴族や商人に狙われる羽目になったくらいだ。

宝石も大きさより数を多くしたほうがいい、拳大なんて鉱脈でも見つけないと無理があるからだ。

それなら親指大の大きさの宝石なら、盗賊を倒したと言い訳が出来るからだ。


「さて、出るのはどこになるやら」


一通り用意が終わり宝物庫からでると目の前に人がたっていた、白髪のオールバックでシブカッコイイが執事格好をしている。

ユウヤも一瞬誰かわからなかった、だが自分が作った擬似生命体の執事なのを思い出す。


「おかえりなさいませ、主様」


「久しぶりだねセバスチャン、それにしても前とは違う体なのに良くわかったね?」


「もちろんですとも、私共は主様の魂とつながれ居ますから」


「そんな機能あったけ?」


「いいえ、この場所ではそう言うものだと認識しています」


禁術を再現をしていたとき作られた生命体、俗に言う「ホムンクルス」と言われる存在が彼らだ。

作った理由が研究の助手のためという、主に家事全般を担当してもらったりした。

最初は成長させる過程で時間がかかるが、今居るセバスチャン以外に12星天のメイドたちがいる。

家事全般はもちろんのこと戦闘もこなすようにしている、ただ感情が乏しいから子供を育てるみたいに苦労は多かった。


「他の子は?」


「当館の掃除や外の探索に向っています」


「外?この箱庭クロージングパンドラのか?」


「はい、この場所を把握しておくことは主様のためです」


「・・・わかった、でも出来るだけ無理はしないようにね?」


「承知いたしました」


探検はあとでと思っていたが意外早くおわりそうだ、あとは今居る世界がどんな場所なのかを確認だけだ。


「玄関は誰も出てないよね?」


「はい、なぜか出れませんでした。もしかすると主様の許可がないと出れないのかもしれません」


「そうか、ならこっちの事を頼むね?」


「畏まりました、主様はどこへ?」


「俺は外に出て世界を確認する、時折帰ってくるからその時にみんなで話そう」


「左様でございますか、いってらしゃいませ」


セバスチャンが頭を下げて見送る、ユウヤは槍を肩にかけてから玄関へ向う。

廊下には今まで自分が集めた調度品が置いてある、見栄えだけの安いモノが多いが気に入ってる。


「寝室や廊下の長さから考えると結構広いよな、城かなと思うほどだよ」


玄関まで来るのに少し時間がかかった、見覚えがある城に似た内装だから気になっていたからだ。

前生の時はこんな感じはなかったが、年齢に引かれて好奇心旺盛になっているようにも見える。


「出かける前に気になって見回って、少し気をつけないといけないな」


古事曰く「好奇心は猫をも殺す」ってのがある、それに見習う事をユウヤは意を決していた。


「ん?・・・あれは」


玄関に来るとそこには一人のメイドがいた、銀色の長い髪をポニーテールにしている。

幼さが残っているがどこか表情が薄い感じ出ている、ユウヤも見覚えがあるからすぐに気づく。


「リラか?ここで何をしている?」


「・・・主様」


元々最後の擬似生命体であり末妹のリラ、その能力は高く集大成でもあるが感情が育つ前に他界した。

だからリラが出来て短い時間しか相手していない、記憶にあるのは悲しい顔で涙を流している顔だった。


「・・・もう会えないと思った・・・」


表情には出にくいが嬉しそうな顔をして見つめる、やはりこの場にいるのは魂でつながっているからだろう。

セバスチャンも言っていたことだし、他の子も同じ感じになるのだろうとユウヤは考えていた。


「そうか、寂しかったのかな?」


「・・・寂しかった・・・かな?」


まだまだ感情の表現が出来ないでいる、まるでまだ慣れていない子猫を見てる感じになる。

ゆっくりと頭を撫でてあげる、くすぐったいのか目を閉じて頭を擦り付ける、

幻覚でも猫耳をつけたら似合いそうな、そんなしぐさを見つめて小さく微笑む。


「これからも何度も会えるんだ、気にするな」


「うん、気にしない」


「なら俺は行ってくるからな」


「・・・いってらしゃい」


頭から手を離してからゆっくりと玄関を開く、そして新たな世界へと向う事になった。




続く

あとがきストーリー

月:さて本編でいきなり色々と出てきたけど、すぐに移動するのはユウヤの特性だな

リ:・・・主はすぐにいなくなった。

月:ってか君がリラちゃんだったんだなw

リ:・・・主返して。

月:えー物語が始まらないからやだ。

リ:・・・・・・

月:そんな顔しても無理だからな!

リ:・・・・

月:そんな目で見ないで~SAN値が削れるから・・・

リ:・・・ろくでなし

月:ぐはっ!(吐血)

リ:・・・次回・・「003:異世界のテンプレ」です?

月:・・・次回を・・・たのし・・・みに・・・(がくっ)

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