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モノクロな日々  作者: タクkura
2章 家族
9/26

3

〜翌日〜

「おはよ〜。」


「やっと起きたわね。空乃ちゃん駄目じゃない、片付け全部優舞にやらせて。」


「ごめんねー、昨日優ちゃんと二階に行った後の記憶がなくてさぁ。」


「優舞も文句言っていいのよ?。」


「文句いったって、昨日のこと姉さん覚えてないんだろ?だったらどうしようもないじゃん。」


「まったくもう・・・。」


「今日って9月のいつ位?。」


「そんなことも覚えてねーの?。」


「今日は9月の4日。ついでにいうと木曜日よ。」


「ずっと家にこもってると時間の感覚が無くなっちゃうのよ。」


「少しは散歩に行くとかしなさいよ。」


「そういえば優舞は料理研究部で何してるの?。」


「んー?今日はアップルパイ作るってさ。」


「どうやったら料理が上手くなるかねー?」


「空乃ちゃんは絵旨いから別にいいんじゃない?」

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