表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モノクロな日々  作者: タクkura
1章 新しい物語
2/26

2

「明〜一昨日俺ん家に漫画忘れてったろ?」


俺はかばんから一冊の本を出して机の上に置いた


「えっ?あーそれ優舞君の家にあったの?それすごい探してたんだ〜。ありがとー。」


こいつは金井(かねい)(あきら)。この学校に入って知り合って、趣味が俺と同じ料理だったから結構仲良くなった。部活も俺と同じ料理研究部だったからたまに家に招いたりする。どうも運動が苦手ならしく、体育以外の教科の成績なら、だいたいクラスの1〜5を争う優秀さだ。

髪の色は黒で、俺の茶色の髪や、翔の黄色っぽい髪に憧れてるとか。


「ねえ、優舞君と翔君今日空いてる?良かったら僕の家でゲームしようよ。一週間前発売された、あれ。」


「あー、あのデジタルすごろくって言われてるやつ?何かすげぇ人気だよな。」




「へー、明それもってたの?私もそれやってみたいんだよね〜。ねえ、私も行っていい?」


いきなり横から声が聞こえた。


「お前いつの間に居たんだ?盗み聞きとか引くわー。」


「うるさい!いいでしょ別に、何か文句でもある?」


この女の名前は玉澤(たまざわ)(あかね)。俺や翔と同じ中学だ。赤髪のロングヘアーなのが特徴で、柔道を習っている。こいつは昔から理科や、数学が大得意で学年4位の成績だ。俺もそこは見習うべきだが、英語、国語、社会の成績は驚くほど悪く、どうしてこうなったのか分からない。部活は柔道部。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ