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極悪非道もサジ加減! 〜ポンコツ怪盗の弟子になった俺は、悪事で悪党共を救う〜  作者: 一二三 五六
【序章】かくして異世界に来たりけり

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【閑話1】はじめましてが、はじまらない

今日は、領主の就任式です。

侍女達に朝から湯浴みと着付けをしてもらい、髪を緩く整えてもらいました。

ちょっぴりお化粧もして、少しだけ大人な気分です。


「ルルシェラ様。大変お美しいですよ」

「ええ、ええ、本当に」

「まさに、アーヴァンテール王国の至宝ですわ」


侍女達は、心からの声をかけてくださいます。

その気持ちに感謝を伝えたいのですが……


……わたくしには、あまり良くない“悪癖”がございました。


ーーありがとうございます、ミシェル

ーー本当に?マルシェ

ーー嬉しいですわ、ユーグテール

ーーリンディーは、どう思いますか?

ーーこの服、わたくしもお気に入りなのです

ーーエレンも、今日はとても素敵でしてよ


「……っ、……。」


はくはくと、思った言葉が口から出ません。

言いたい言葉は、たくさんあるのです。


ですがそれが、絡まった毛糸のようになり、わたくしの口から出る時には、音にならなくなってしまうのです。

ですが、侍女達は皆、わたくしの心を推し量ることがとてもお上手ですので、困ったことはあまりありません。


「ルルシェラ様、今日も王国一美しいですよ」

「さぁさ、早く参りましょう。グレゴール卿がお待ちですよ」


侍女達に案内され、部屋を後にします。


……今日も、皆にお礼がいえませんでした。


わたくしは、がっかりします。

次こそは、ちゃんと言葉にしましょうと、心の中でいつもの反省会をしました。


わたくしは、ただ、皆と楽しくお話をしたいだけなのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


領主就任式は、残念ながら中止となりました。


わたくしがグレゴール卿に領主就任の冠を与えようとした瞬間、空より男の人が降ってきたのです。


そのせいで、用意した冠が壊れてしまいました。

とっても驚いてしまい、わたくしはかたまってしまいました。


すぐに侍女と近衛兵達によってわたくしは後ろにさがりましたが、その時に落ちてきた人を、わたくしは見たのです。


その人は、とても楽しそうに会場を駆け回っておりました。

兵達を退け、武器を奪い、花瓶に飾りつけるなど、やりたい放題です。最後には、なんと、空を飛んだのです。


わたくしが見たのは、そこまででした。

グレゴール卿より、「念の為、領主邸の地下へ避難を」と言われ、わたくしは地下の貴賓室へ通されました。


「あぁ、恐ろしい。怪盗ユーディアが出たのですって!」

「領主邸に予告状が届いていたのでしょう?何故、こんな日に領主就任式なんて……」

「日をずらせなかったのかしら?ルルシェラ様にも危害が及ぶのでは?」

「グレゴール卿は、怪盗の予告に屈しない為にも毅然な態度を持って領主就任式を行ったそうよ」

「貴族としての格があるからこその判断なのでしょう。結果的に、あの怪盗を捕まえたのですから大手柄ですわ」


噂に詳しい侍女達が、いつものようにお話しをしています。

……わたくしも、混ざりたいです。


ーー怪盗は、空を飛ぶのですか?

ーー突然現れて、とても驚きました

ーー異国の黒い服、本当にあんな格好なのですね

ーーわたくしはグレゴール卿の判断は間違っていないと思います

ーー盗まれたものがなくて、なによりですわ

ーー皆、怪我は無かったですか?

ーー怪盗は、どんなお顔でしたのでしょうか?


「……、……っ」


口が動きません。

どこから喋ればいいのか、とてもとても悩みます。

そうこう悩んでいるうちに、侍女達のお話は別のものに変わっているのです。


……今日も、皆のお話に間に合いませんでした。


「……と、言われているのです」

「有名ですものね、怪盗ユーディアの技能は」

「人に姿を覚えさせない技能なんて、それこそ《定理技能》ではなくて?」

「そうだとしましたら、怪盗ユーディアを捕まえたグレゴール卿の評価は、王国でも1位2位を争うものになりますね」


もう、何のお話をしているのか、わかりません。

わたくしがいつものように俯いていると、侍女のユーグテールが声をかけてきてくださいました。


「ルルシェラ様も、やはり気になりますよね?」

「……?」

「怪盗のお顔ですよ」

「……!」


わたくしが、お話したかった内容です。

反射的に、こくり、と頷きました。


「ですわよね!」

「なら、行ってみませんか?」

「……?」


わたくしは皆とお話がしたかったのですが、侍女達は怪盗の顔が気になって仕方ないようです。侍女達の期待は裏切れません。


わたくしは、捕まった怪盗にお会いすることになりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


地下牢へ行ってみると、小さな檻に閉じ込められた人が見えました。あの、黒い服を着た怪盗です。

背をこちらに向け、横になっているようでした。


……見たこともない生地の服です。


色んな服を着てまいりましたが、こんなにもきめ細かく綺麗な生地は初めて見ました。

思わず、触ってみたくなり、つんつんと指でつついてみます。

とても変わった質感です。

良い糸を使っているのでしょうか?


「いけません!御手が汚れます!」

「そうです!もしかすれば、指を食いちぎってしまうかもしれません!」


侍女達がそういうと、のそり……と怪盗が体を起こしました。変わった顔立ちの人です。王国民ではないのは確かでしょう。

……つつかれたせいか、ちょっぴり不機嫌そうです。


「あぁっ!なんて獰猛な顔!これだから悪党は!」

「“白札”なのでしょう?野蛮ねぇ……」


侍女達が、口々にそう言います。


白札……わたくしも初めて見ました。

とても悪い人は、身分札を持たないと聞きました。

そういう人は、“白札”と呼ばれるそうなのです。


「……なんだよ、お前」

「……」


突然、話しかけられてしまいました!

何か、何か返さないと……!

こんなお話チャンスは、滅多にありません……!


「おい、ポン子。そんなに俺を見て楽しいかぁ?おい」


その言葉に兵が声をあげますが、わたくしはそれどころではありませんっ……!


ーーはじめまして、ルルシェラと申します

ーーあなたが怪盗なのですか?

ーー何故あんなことを?

ーー怪盗って、楽しいですか?

ーー悪いことをするのは何故ですか?

ーーポン子って、わたくしのことですか?

ーーあだ名なんて、初めてで嬉しいです

ーーここは寒くないですか?

ーーあなたのお名前はユーディア様ですか?

ーー今回は何故この領地に?

ーーどこの国の方なのです?

ーー何を盗もうとしたのです?

ーー怪盗は、空を飛べるんですか?


「っ……!……、……」

「あぁ?聞こえないなぁ??」


またです。

お話をしたいのに、声が出ません。

きっとこんなわたくしでは、お話をしてはくれないでしょう。

今回もダメそうです……。


諦めかけた、その時でした。


ガシャン!


怪盗が、突然檻に飛びついたのです!


「ひゃっ!」


とってもびっくりして、思わず声が出ました。

人前で声をちゃんと出せたのは、いつ以来でしょう。


「こ、この!なんて無礼を!」

「嫌だわ!本当に獣みたい!恐ろしい!」


皆が口々にそう言いますが、一瞬でも声が出たわたくしはむしろ嬉しかったのです。彼にお礼を言いたいのですが、どう言葉にすれば良いのでしょうか?

怪盗と目が合いました。今です!


「……っ」


ダメでした!

今回は行けると思ったのですが……!


心の中でいつもの反省会を始めようとした、その時です。


「おい、ポン子」

「っ……!」


また、わたくしに話しかけてくださいました!

なんてお優しい方なのでしょう!

嬉々として次の言葉を待つわたくしに、彼は言いました。


「お前さ、自分が何を言おうが迷っている間、相手のことを考えたことがあるのか?」


ーー頭を、殴られたような感覚でした。


わたくしは、自分のことでいっぱいいっぱいで、お話する方のことを、全く考えていなかったのです。


……なんて、傲慢で、浅はかなのでしょう。


会話とは、人と人を繋ぐ、とても素晴らしいもののはずです。それを、わたくしは一人で進めようとして、失敗して、勝手に落ち込んでいたのです。


わたくしは、彼に謝りたくなるのと同時に、

深く……深く感謝しました。


「いいか?俺が話かけてきたんだから、せめて「はい」か「いいえ」くらい、脊髄反射で言え!」

「……っ!」

「返事は!?」

「ひゃいっ!」


大きな声に、思わずわたくしも声が出てしまいました。……また、わたくしは声を出せたのです。


その後、グレゴール卿が来た為、わたくしは部屋に戻ることになりました。


ーー怪盗さんに、また会えるでしょうか?

ーー怪盗さんと会えたら、何を話しましょうか?

ーーその時は、ちゃんと「はじめまして」が言えるのでしょうか?


そんな思いの中、わたくしはベッドで体を休めることになりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「しぃー!大声を出すなよ」

「っ……、……はい」


ベッドで寝ていた所、なんと怪盗さんが会いに来てくださいました!

とても嬉しいです。

怪盗さんの教え通り、今回はすぐに返事も言えました。

怪盗さんはそれを聞いて、満足そうです。


「よし。

……なぁ、ここに服は置いてないか?

ヒョロい男でも着れるやつ」


お洋服……でしょうか?

えぇと。それなら、確か、クローゼットにあった気がいたします。

そちらをわたくしが指で指し示すと、怪盗さんはそちらに視線を向けたままになりました。


ふとここで、冷静になります。


ーー淑女のお部屋に異性が夜に忍び込むのは、とても“悪いこと”なのです。侍女のミシェルが言っていたので、間違いありません。やはりこの方は悪い方なのでしょうか?でも、そんなに悪い人には見えないのです。


わたくしには、相手の心を簡単に読む技能があります。これまで、様々な方を見てきましたが、わたくしを見た時の心は大抵、「可愛い」か、「利用できないか」の二択です。


ですが、怪盗さんはーーわたくしのことを、「お菓子」のように見ている気がするのです。

技能が壊れてしまったのかと、一瞬不安になりました。


……これは、本人に成否を尋ねるチャンスです!


「……、……っ、あのっ」

「ん?なんだ?

……あ、寝てるとこに来たから、悪かったよな」

「っ……!い、いえ……」


減速です!

質問しようと思ったのですが、逆に話しかけられてしまい、わたくしの勢いが減速してしまいました!

これはお話に答えた方が正解なのでしょうか?

わたくしが質問したいのですが、質問を質問で返すのは……


そう思っていると、侍女のエレンが様子を見にやって来ました。

怪盗さんに背中を押され、エレンと向き合います。

怪盗さんは扉の裏に回り、何か身振り手振りをしているのですが……一体何をしているのでしょうか?


しばらくお話聞いた後、エレンは帰っていきました。


「夜に咲く、美しき白牡丹の君よ」


突然、わたくしの傍から声がしました。


「その献身に、心からの感謝を」

「……っ!」


気付けば、黒いパジャマ姿の方が、

わたくしの手を取って片膝をついていました。

お顔がぼんやりして、よく分かりませんが、わたくしのことを「可愛い」と思ってくれているようです。

……わたくしの技能は、壊れていなかったようで安心いたしました。


「……とりあえず助かった。ありがとな、ポン子」


怪盗さんがわたくしところにやってきて、頭を撫でてきました!頭を撫でられたのは、いつぶりでしょうか。なんだか気恥ずかしくなり、俯いてしまいました。


「さて」


パジャマの方が、怪盗さんと向き合ってお話を始めました。

……混ざりたいです。

ですが、なんのお話をしているのかわかりません。

仲間外れにされたようで、少しだけしょんぼりしました。


その時です。


「なぁ、ポン子」

「っ、はい」


怪盗さんが、また話しかけてくれました。

嬉々として耳を傾けるわたくしに、彼は言います。


「たまには侍女に内緒で……“悪いこと”、してみないか?」

「ひぇっ!?」


驚きました。わたくし、“悪いこと”なんて、したことがありません。ちゃんと“悪いこと”ができるのでしょうか?いえ、そもそも“悪いこと”は悪いことなので、やってしまってはダメでは……?

ぐるぐる思考が回るわたくしの傍で、怪盗さんとパジャマの方が話します。


「どういうことだね?」

「ポン子……コイツ、いい所のお嬢様だろ?だから、そのお付きの者として、お嬢様のちょっとした“夜更かし”に同行するんだよ」

「女性を巻き込むのかね?関心はしないな」

「そうは言ってられないだろ?こっちは命がかかってんだ」


怪盗さんは、わたくしに向き直ります。


「ポン子。一人で夜空、見上げたことはあるか?」


わたくしは首を振ります。

夜は基本的に明るくしてありますし、カーテンも閉めています。舞踏会場で休んでいる際に、窓から星空をちらりと見たくらいです。


「じゃあ、行こうぜ。みんなに秘密の、“夜更かし”タイムだ。こんな窓もない部屋、ポン子だって嫌だろ?」


嫌ではない、ですが……“夜更かし”……エレンとの約束を破ってしまうなんて、それはとても“悪いこと”のはずです。


でも、少しだけーー心が動かされました。

気が付けば、わたくしはこくり、と頷いてしまっていました。


「よぉーし!言質とったぞ!」

「ふぅむ……本人了承なら仕方ない」


パジャマの方が、わたくしの傍にやって来ました。


「やるなら徹底的に、だ。白牡丹の君、その可愛らしい姿を存分に活かし、衛兵達をくぐり抜けようではないか」

「……、……はい」

「では、穢れを知らない白牡丹の君に、男を籠絡する術をさずけよう。ーーいいかね?衛兵達の前に行ったら、こうだ」


パジャマの方は、少し前かがみになり、唇に人差し指を当てます。わたくしも、それを真似しました。


「しぃー、というのだよ。できるだけ静かに、湖面を滑る風のように……」

「し、しぃー……」

「もっと、出だしを強く……しぃー」

「しぃー」

「素晴らしい!」

「バッカ!声でけぇよ!なーもーいいだろ、早く行こうぜ」


怪盗さんに背中を押され、わたくしとパジャマの方、そして怪盗さんは、皆で階段を守る兵達の方へ向かいました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


兵達をくぐり抜け、暗い廊下を進みます。

いつもは侍女達と共に明るい廊下を歩いていますが、暗くなった廊下はわたくしの知らない廊下のように思えて、なんだか不安な気持ちに駆られます。

わたくしがお2人を先導していますので、前に誰もいないという所が、更に違和感のようなもの与えるのでしょうか?


ーー誰かに見つかったら、どうしましょう?


心臓が口から飛び出そうなほどドキドキしつつ、誰にも見つからないようにと神様に祈りました。

裏庭への扉を開け、静かにその先の林の中に入っていきます。


しばらく進んだ所で、怪盗さん達は声を上げました。


「ッはー!!脱出成功ーー!!」

「美しい女性を使うなど私の信念には反するが……今回ばかりはルルシェラ嬢に感謝しよう」


良かったです。喜んでくれたみたいで。


そんな時、ふと空を見上げました。


「……きれい」


空一面に、宝石を散りばめたような、美しい夜空。この国中の宝石を集めた、宝箱のようです。舞踏会場でちらりと見た、あの空とは比べものになりません。大きな達成感と少しの罪悪感も相まって、わたくしは思わず魅入ってしまいました。これ以上に美しい夜空など、きっともう見れないでしょう。


「俺は、元いたとこの星の方が綺麗だと思うけどな」

「そうなのですか!?」


何も考えず夜空を見ていたせいか、怪盗さんの言葉に思わず反応してしまいました。会話が出来たこと、もっと綺麗な夜空があること、夜なのに大きな声を出してしまったこと、色々な感情が混ざって「あっ……」と顔が熱くなりました。


そんなわたくしの頭を、怪盗さんは優しく撫でてくれるのです。


「ちゃんと言えるじゃん。言いたいこと」

「っ……、……」


ーー言えました

ーー嬉しいです

ーーわたくし、あなたにまだ挨拶してませんでした

ーーあなたの名前を教えてください

ーーパジャマの方は、お友達ですか?

ーーわたくしの事、「お菓子」だって思ってませんか?


言いたい言葉が、また口に出る前に絡まってしまいます。

そんなわたくしへ、怪盗さんはとびっきりの笑顔を向けてくださいました。


「な?悪いことして良かったろ?」

「……はい」


初めての“夜更かし”。

ドキドキして、それでワクワクして、とても良い思い出が作れました。バレたらきっと怒られてしまいますが、それでも……わたくし、“悪いこと”をして良かったと思っています。


「さて、縁もたけなわだが、我々はそろそろ行くとしよう」

「行くって……どこに?」

「市街地だ。人を隠すなら人混みの中だからな」


怪盗さんとパジャマの方は、もう行ってしまうようです。

……話したいことが、まだたくさんあるのに。


「じゃあ、ポン子!助かったよ!」

「白牡丹の君、どうか安らかな夜を」


そう言って、おふたりはわたくしに背を向けました。

なんだかその背中が遠くて、手を伸ばしても二度と届かないようで……


ーーここで声を出さないと、きっともう二度と聞けない


思わず、わたくしの喉から声が飛び出ました。


「……あのっ!」


ーーはじめまして、わたくしはルルシェラです

ーーわたくし、あなた達とお話ができて楽しかったです

ーー悪いこと、初めてやりました

ーーお役に立てたようで何よりです

ーーあなた達のお名前を教えてください

ーー怪盗さんは、悪い人なんですか

ーーパジャマの方って、なんなんですか

ーーわたくしのこと、「お菓子」だって思ってませんか


……いいえ。今、わたくしが聞きたいことはーー


「ーーまた、逢えますか」


わたくしの問いに、彼らは顔を見合せ……


「生きていれば!」

「必ずや」


おふたりは笑顔で、片手を上げました。

はじめてお返事が返ってきて、わたくしは嬉しくて嬉しくて、同じように片手を上げて返しました。


彼らの姿が見えなくなるまで。


ずっとずっと上げていました。


一人、林の中に残されたわたくしは、もう一度夜空を見上げました。

眩いばかりの星空に、目を細めてしまいます。


……もし、また逢えたら。


わたくしは今度こそ、

「はじめまして」が言えますようにと

星々に強く、願いました。

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