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僕じゃない!僕はやってないんだ!!  作者: 夜明碧堵
最低な日々からの脱却
7/8

全て幻

大神がいなくなって何日か経った

俺の生活は日常へと戻る

周りも普通に接してくれるようになった


「朝日野先生、最近は大丈夫ですか?」


「何が?」


「今までずっと様子がおかしかったじゃないですか」


そんな時期あったっけ?

そう思い聞いてみると、


どうやら俺は誰もいない病室に何日も通っていたらしい

毎日誰かに話しかけて、毎日診察して、カルテも増えていって...

周りは病気だと思って誰も話しかけなかったのだと言っていた


きっと成仏されなかった霊だったのだ

ずっと、何もかもが恵まれなくて



「最近は大丈夫そうで良かったです。」


そう看護師の女性は微笑む。


俺を想ってくれた彼女の笑顔は輝いて見えた。

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