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悪夢の続き

これは、明晰夢というものだろうか。

イヤな雑音、罵り。

私は死んで、異世界に転生したはずだ。

「また、こんな点数を取って」

『ごめんなさい』

「こんなことも出来ないのか。

家事をやらせても、碌に出来ないんだな。

このゴミクズが」

『ごめんなさい』

ヒステリックで母親が殴る蹴るをして

暴力を振るっていく。

言う事を聞かなければ、ご飯は抜き。

世間で言えば、虐待をされていた。

死んでから、気付くなんて。

自嘲気味に自分に嫌気がさす。

夢だというのに、やられて痛みが増して

気絶、ハッと目が覚めた。

「アニエス、目が覚めたのですね」

『アンジェリク、どのくらいに?』

「2週間は寝ておられました。

眼が覚めて、嬉しく存じます」

アンジェリクが、心配そうに云う。

2週間も寝ていたらしい。

あの悪夢で冷や汗と悪寒が止まらない。

「すぐ、お医者様を呼びますね」

『わかったわ』

アンジェリクが淡々と言い、廊下へ。

待ってるときに、頭の中を整理する。

『まだ、前世の夢を見るなんてね。

この呪縛から、抜け出せないのかしら。

2週間は寝ていたようだけど。

あの強い力のエネルギーは、なんだっの?

アレが俗にいう、聖力というもの?』

未知なる世界で、魔力というのを知った。

この世界の根源となるもの。

私は聖女の力である、聖力を受け継いでる。

重い溜息が、出てしまう

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