帰りに知人に会いまして
アイナス父から、掲示板の方に促される。
Cランクの依頼ならと、何が良いかと
検討して、アイナス父から、3枚を渡される。
モンスター退治と薬草採取、盗賊の退治。
「嬢ちゃんに、ちょうどいいのは、これか。
全部、引き受けれるが、どうする?」
『盗賊の退治で』
「期限は1ヶ月だ、良い結果を期待しとく」
コクリと頷いてから、ギルドから出る。
ゆっくりと街中を散策するようにして
聴覚を鋭くしつつ、情報を集めていく。
こういうのは、大抵は兵士から
情報が漏れたりする。
街中の兵士の悪態やらは、紛れもなく
他の情報に繋がりやすい。
散策をしていれば、知人の魔族に会う
かなり久しぶりだ。
「アイナスさん、お久しぶりです」
『えっと、誰だっけ?』
「リアムですよ、暫く、会ってませんし
わすれられても、仕方ないですよね」
敢えて、惚けて、聞いたら、かなりショックを
受けてしまったようだ。
表情が豊かというのか、コロコロ変わる。
思い出したかのように、リアムが云う。
「そういえば、何故、ココに?」
『伝えてなかった、忘れてた。
あの館から、王宮に過ごすことになって
いま、ギルド屋から、帰宅したところよ』
「王宮にですか?
アレだけ、人と関わることを嫌ってたのに?」
『この前、騎士を助けたでしょう?
それで、住んでるところが、バレて
居場所特定されたみたいなの。
水晶玉でやり取りはしてたけども
安全の確保の為にって、言われてね』
「それで、上手く取り込まれたと」
コクリと頷いて、歩きながら、話して
王宮の方へ、戻ろうと。




