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親睦を深めよう2

ユゲットと共に街中を歩いていく。

この前の街より、華やいで、賑やかだ。

ユゲットに招かれて、店に入れば

服飾店だ、嫌な予感がして、逃げ帰ろうと。

逃がさないわよという、笑みで、腕を掴まれ

店長の方にと、ユゲットに連れてかれる。

「妹になる、この子に皇室用のドレスと

普段着ドレス、パーティー用を見繕って

貰いたいの、お願いできるかしら?」

「畏まりました、ユゲット様。

採寸などを致します、此方へどうぞ」

和かに言われて、ユゲットと共に

更衣室に向かっていく。

テキパキと採寸が行われて、カタログから

試着用のドレスを全て、持ってきていた。

「スタイルが良いので、どれも似合うかと。

気に入ったのを試着して、お選びください。

どうぞ、ごゆっくりお過ごしくださいませ」

店長が和かに言えば、ユゲットと2人になる。

キラキラとした、楽しそうな視線が。

これは、逃げられない。

ユゲットにアレコレと着せ替えられては

疲れてしまう。

『あと何着なの』

「ヴーン全部、似合うのよねぇ。

この際だから、全部、買うってのも」

『それは、お金の無駄遣いでしょう。

必要な分だけでいいわ』

皇族だからなのか、金持ちだからか

お金の感覚がおかしい。

似合うものを、全部、購入しようとする。

『ユゲット、必要な分で良いわ

何十着も要らないわ』

「アニエス、物欲が無いのね

どうしましょうか、この際、買っておきましょ」

私の願いは聞き入れられずに、買われた。

まぁ、私の貯蓄から払うものじゃないしと

開き直っておく。


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