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愛人は息子の推し  作者: 御通由人
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ヒロト25

 年末年始テンカラの行事にすべて参加した上に、コンビニからはバイト料をはずむから正月はたくさん出勤してくれと言われ、勉強が疎かになってヒロトは一月の上旬に行われた後期試験では8科目も単位を落としてしまった。

 二月の最初に行われる再試験で何としても受からなければならない。

 さすがにテンカラに行くのは止め、一生懸命勉強に励んだ。

 しかし、1科目が不可であった。

 留年が決定した。

 来年度はその1科目だけのために大学に行かなければならない。

 ヒロトは頭を抱え、悲嘆にくれた。

 テンカラに行ってから一人前になったような気がして、一丁前のことも言うようになり、自分は変わったと思っていた。が、やはり自分は駄目な人間だ。どうしようもない役立たずの碌でなしでしかない。

 深く深く自己嫌悪に陥った。

 

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