表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

No.・・01 介護職内定でも、不安と不信の動揺

今や、介護職は、人手不足。人と接し、人のためになりたいという思いを抱き、やっとの思いで、「ディーサービス」の仕事に就いた。

しかし、そこは、ありえない。実態を今すぐに通報したくなる事業者だった。


「ヒューマン・スマイル」・人と人のつながりで笑顔を・という、文字は送迎バスに、書かれている。

そう、「徳平 知明(とくひら ちあき)

 前職は、食料品スーパーの惣菜"パックに詰め値段はりし、店頭に並べるしごとをしていた。4時間労働で短かったので、もう少し長く働きたかったからである。旦那のうつ病により、長く働くことを余儀なくされ、探していたのである。介護するなら資格がなくても大丈夫で、デイサービスから学びたいと思っていたので、ちょうどいいと思っていたのである。


見学の時、あれ?従業員がいない・・・・・私だけ?

スタッフの紹介もされない、あれ?家族経営?

タイムカードもない・・・・休憩室もない・・・・もちろん、弁当は持参。

どこで食べる????

という疑問が頭の中を混乱させていた。


利用者様のお昼の献立も貼ってない、栄養管理もないの?

テーブルふきん黒ずんでない????換気扇ないの? 勤務シフト表は????

月の行事予定は?一日の流れは?


と、心の中で仰天し、頭の中で困惑プレートが、"やばいやん、この現状"が支配していた。とりあえず働かなきゃ、の思いに、激突しながら、あっさり内定をもらった。


主任「いつから、出勤できますか、こちらは、すぐにでも来てほしいです」

知明「まだ、前職の手続きが終わりませんので、終わり次第になります、確実になりましたら、出勤できる日を、連絡いたします」


デイサービスの建物は、喫茶店を少し改装したもので、空間は圧迫するように感じられ、奥に細長かった。

トイレは1つしかなく、車椅子で、ギリギリ使えるか使えないかの広さだ。

テーブルは3つ6人掛けくらいの大きめのものだが、車椅子利用者では、狭さを感じさせるのだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ