1 紙とクリアファイル
ただの普通の19歳の女の子です。
紙を買ってみた。形とかサイズに縛られたくなくて、囚われたくなくて、無地を選んだ。でもまあなんと親切な世界。暖かい世界。下敷きとして、罫線付きの厚紙が入っていた。結局これを使って、今、文字を書いている。サイズはA5にした。大きずきてもだめ。お前はこんなもんか、こんなサイズの紙も埋めることができないのかと否定されてしまう気がするから。小さすぎてもだめ。自分の可能性を自ら狭めてしまうような気がするから。このぐらいのサイズで好きなように、書きたいだけ、気のすむままに書けば良い。ルーズリーフにしたのは、嫌な個所をすぐに捨てられるから。ノートだと破らないといけないからだめ。自分を否定するような気持ちになるでしょ?さっとファイルから取って、また必要になれば、メンバー入りさせれば良い。その時の気分で、必要か不必要かなんて変わるんだから。こんなこと言ってるけどファイルはまだ買ってないの。変わりに、A5の可愛いショートケーキのクリアファイルを買った。挟むだけのやつ。ファイリングはできない。でも、これで良いの。これが良いの。かわいいファイルだと、お遊び感が出せるでしょ?こんな文章書いて、馬鹿みたいってからかわれても、「遊びだもん。」って。でも、いつか本当に認められたら、誰かに、沢山の人にこの文章を読んでもらえるのなら、その時は流石にちゃんとしたファイルを買おうかな。ん?なんでパソコンじゃないの?スマホでも良いやんって思った?ーーううん。だめ。機械が私の文章盗み見してくるかもしれないでしょ。私の才能は誰にも負けない、唯一無二の物なんだから。人だけじゃなくて、機械にも邪魔されてたまるものか。まあ、漢字が分からないせいでネット検索してたら意味ないけどね。結局、馬鹿なんだな。私って。




