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10.読者層がわからない

 苦しんでいる話ばかり書いたけれど。

 いいこともあった。というか最近ようやく出てきた。

 先に書いた、カクヨムで感想レビューをもらえたのもその一つ。ありがとうありがとう。

 そしてもうひとつの出来事。



 ある日。

 ブックマーク数を眺めて、たまげた



 2倍に、なっていた。

 この時の記憶は鮮明である。



 ブクマ数7件。

 それが、14件に。



 微々たる数であるが、きっちりニ倍である。二倍ったら二倍なのだ。すごい。

 しかし、別に投稿中でもない。なんだか妙な時期に増えている。

 後日、もしやと思いタイトルを検索してみる。N.O.の歌詞みたいなタイトルを。





「アッ!!!?!?」






 外部サイトで、紹介されていた。

 謎のwikiに、名前があった。





 とんでもなく、うれしい。

 これはもう。とても、とても。

 うれしい。うれしい。小躍りした。ありがとうありがとう。

 七人の侍の中に、紹介してくれる武士がいた。ありがとうありがとう。

 すばらしき幸運。ありがとうありがとう、ありがとう。




 この感覚。

 SS時代、定期的にたっていた「感想・絵スレ」を思い出した。

 この感想スレで名前を出してもらった時など、一週間ぐらいウキウキで過ごせる。

 イラストをもらった暁には一ヶ月ぐらいニヤニヤして過ごした。

 この時もウキウキニヤニヤしながら過ごした。やったあ。



 なろうではほぼ反応ないけれど。

 まさかの外部で。なんとまあ。

 へっへへへへぁ。へあぁあ。







 同時に湧き上がった、みっつの懸念。






 ひとつめ。






「タイトルこれでいいのか……」





 もうこのタイトルでいくしかなくなった。

 いいのか。この暫定タイトルでいいのか。

 電気グルーヴの歌詞みたいなのでいくのか。そんなに電気グルーヴ詳しくないのに。

 よくわからないあらすじ一行でいいのか。これで続けていって大丈夫なんですか。

 今後ちゃんと読者が踏んでくれるんですか、このタイトルとあらすじで。





 ふたつめ。

 ちょっとした恐怖。





「ここどこ……?」





 てっきり5chのまとめwikiかと思ったら、なんか違う。

 いや、デフォルトネームには覚えがある。――某匿名掲示板。

 クイズを出題してくるタキシード仮面がいらっしゃる、その程度の知識しかない。

 2ch以上に怖い、アングラなイメージ。



 そんな怖いところで紹介されているのだから、それは大変に嬉しい。すっごくうれしい。

 が、そんな怖い所で紹介されて今後大丈夫なのか。それは大変に怖い。すっごくこわい。

 ここの人達、突然豹変して襲ってきたりしないだろうか。実はこれ晒されてるだけなんじゃないのか。



 匿名掲示板の恐ろしさは身にしみて知っていた。

 久々に味わうこのひりつく感覚。うれしいけれど、心臓に悪い。

 優しい人たちでありますように。





 みっつめ。

 懸念というか、謎の事態。





「なんで増えてるの……?」




 調べても、よくわからない増え方をしていた時があった。



 これまで三回、いきなり読者が増えた。

 二回は調べて、ちゃんと出てきた。上記の怖い所である。ありがとうありがとう。襲わないでね。

 だけどもう一回は、調べてもよくわからない。

 このよく分からない時に、一番読者が増えた。

 何もないのに、増えている。



 つまりこれ、botなのではあるまいか。

 多分なんかそういう謎の勢力なのではないか、そう思っている。目的はわからないが、陰謀に違いない。

 アクセス解析をよく見るけれども、毎日謎のアクセスがある。これと同じ手合だと思う。

 都知事選でAIが立候補してるぐらいだから、そういうこともあるのかもしれない。

 botだってAI搭載して小説ぐらい読むんだろう。令和だもの。すごい。





 かくして初期読者の侍セブンと、怖い掲示板の人達と、謎のbotAI軍団に向け。

 なんとも不可思議な気持ちで、書いている。

 うれしこわい。



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