吉野家幹部の「生娘シャブ漬け戦略」発言で炎上してるがそもそも秋ぐらいからは牛丼をまともに食えないレベルで値上がりするかも?
さて、ツイッターのみならず普通にテレビのニュースでも流れている吉野家幹部の「生娘シャブ漬け戦略」発言。
私は吉野家の牛丼が一番おいしいと思っていたのですが、正直吉野家はつぶれるかもなと思ってます。
実際に吉野家は1980年(昭和55年)に120億円の負債を抱えて、7月15日に東京地方裁判所へ会社更生法の適用を申請し倒産したことがあるんですけどね。
ただでさえコロナの流行での緊急事態宣言や蔓延防止措置などでの時間制限で、夜間の時間帯の客離れが進んでいるうえに、大きくイメージを損なう今回の吉野家幹部の発言もありますが、一番の問題は今年のトウモロコシや大豆、小麦などの生産がマジでヤバイ状態で秋口からは本当に値段が高騰しそうだっていうことなんですね。
ちなみにジュースの甘味料であるブドウ糖果糖液はトウモロコシから作られるし、油もアメリカなどではコーン油が大きく占め、世界で生産されるトウモロコシの約半分は、家畜の飼料用だったりします。
人間の食用にされるのは5%程度なんですね。
なおかつ円安もガリガリ進んで戻れる様子もないですし。
トウモロコシなんて食べないからいいやと思っていたら牛や豚、鶏に食わせるトウモロコシや大豆がほとんどないとかで牛肉や牛乳、豚肉や鶏肉、鶏卵がめちゃ高くなる可能性が高いのですが、高くなったら牛丼も豚丼も親子丼も今の価格ではとても提供できないでしょう。
だからと言って大幅に値上げしたら食べなくなるでしょうしね。
鶏に関しては飼料価格の高騰よりも鳥インフルエンザの大流行で大量に殺処分されているほうが痛手だとも思いますが。