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灰色

作者: ゆめうつら

髪を灰色に染めた

だけれど僕は若いままで

歳をとってはいないんだ

なぜだろうか

髪が灰色なのになぜ僕は若いの?


本当は白にしたかったんだ

だけれどできなくて

ああ、だから

歳をとれなかったのかな


きっと死にたいんだ僕は

老人の方が死に近いから

僕は老人に近づきたかったんだ


皆みんな死んでしまう

時間が経てば経つほど近くなる


机の上に薔薇を飾って

本棚には好きな本を並べて

手をあわせて眠るんだ


朝起きるたびに

起きるということは生きているのか

って思うよ


なんで僕は生きているんだろう?


それにしても

灰色の髪

好きだなあ




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