第四章
柔らかい風に、その少女の白銀の長い髪がサラサラとそよいだ。
それに悠呂が見入っていると、しきりにフェンスを覗いていたはじめが振り返えり声を掛けた。
「おいっ悠呂、どうした?」
「えっ…あぁ。あれ…。」
と悠呂は彼女が立つ場所を指差した。それにはじめは目を向けてみた。
その彼女は、あの男の子達を従えてこちらに真っ直ぐ向かってくる。
その様子に2人はキョトンとしていると、目の前で立ち止まった。
「あなた達!ここへ何しにきたの!」
といきなり怒鳴られた。
「あっ?何って…つうかあんたこそ何だよ?」
そういうはじめに彼女は、あの男の子達と同様に睨みつけてくる。
「あのっ…あなたはここの関係者か何かですか?」
と聞くとはそれには何も答えず
「早くここから立ち去りなさい!」
と一方的に言い放った。それに、はじめはカチンときたのか
「はぁ?いきなり何だよ!」
「はじめくん、落ち着いて…。」
となだめて悠呂は彼女に向き直った。
「確かに…僕達は立ち入り禁止区域に来てしまって悪い事だと思うよ…。でも、君の注意の仕方はないんじゃないか?」
と言うと彼女は悠呂を見ていきなり突き飛ばした。
それに、はじめはびっくりしていると彼女は
「ここにはもう絶対二度と来ないで!さっさと帰って!」
と凄い剣幕で言った。
それに尻餅をついた悠呂は目を丸くしていた。
……。う〜ん…乱文気味だ。読みずらくてごめんなさい!!