表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕達が生きる明日へ  作者: 愁真あさぎ
2/64

第一章

すっかり、暮れてしまった卒業式会場を2人は出た。


「…はじめくんのせいだよ。よりによって卒業式の日に校則違反だなんて…。」



「うっせぇな〜。」


そう答えるはじめをきっと睨み、一人ツカツカと駐輪場へ向かうとはじめもついてきた。


それにあからさまにしかめ面で振り返ると、はじめは照れくさそうに頭を掻いて


「もう、卒業したんだし…帰りは2ケツでもいいだろ?」

今度は悠呂の運転で2人は暗くなった帰り道を走っていた。

「もう、はじめくんのゴタゴタには巻き込まれたくないよ!」


「っんだよ!仕方ねぇだろ!コラルロッドぶっ壊れちゃったんだから。」

そのはじめの答えにムッとして、悠呂はコラルロッドを宙に止め、車体を乱暴に揺らした。

「うわっ!危ないっ危ないって!止めろ!止めろって!落んだろっ!」


「もう嫌だよ!降りてよぉ〜!」


「はぁ?こんなとこに置き去りかよ?ってわわっ危ないって!ぬぁっ!」

と車体から落ち、尻餅をついた。

その音に悠呂は振り返ると乗ってるはずのはじめがいないことに気づき慌てて車体を地に降ろして、自分も降りた。

「だっ大丈夫?はじめくん!」


「イテテっ…大丈夫ってお前がやったんだろ?」


「ごっごめん…。」

と言う悠呂の肩越しに白い何かが見えた。

「ん?…おいっ向こうに人がいるぜ。」


「えっ?」

と振り返ると暗闇の中に何か白いものがぼぉと浮かび上がっている。

「なんか、おかしくねぇか?あそこは立ち入り禁止区域だぞ?」

というはじめの声を後ろに聞きながら悠呂は、立ち入り禁止区域へ向かう白い人影をじっと見ていた。

なかなか展開を発展させるのが難しいです。でも、頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ