『プロット』
二年以上も前に書いてたやつ。なんでベジータ口調なんだろう。
でも面白いので載せとこう。
ネタとして読むだけでオッケー。
小説を書くにあたって大事な事を貴様らに分かりやすくオレが教えてやろうってんだ。感謝するんだな。
必要なのはプロットだと!?
誰がそんな事を言ったんだ!? バカめが!
いいか? プロットなんてのはな、物語のルートを簡易的に決めていく設計図だ。
あくまで物語の流れを分かりやすくするためのな。
そんなものなくとも物語は書ける。
ただしあっちこっち寄り道多くなったり、どう進んだらいいか思いつかなかったり、冒頭とラスト以外は苦し紛れの繋ぎ連続だったり、延々と書き続けて気力の方が先に萎えてきてエタったりなどあるがな……。
大体、完結できた作品よりエタった作品の方が圧倒的に多いんだ。
てめぇで創作遭難してちゃ世話ねぇぜ……。
プロット全然作らず完結させた人はそれだけ才能があったって事だろう。
途中で目的地を見失って遭難しないよう、しっかり手動で目的地を追いかけて着陸するようなものだ。
そんなヤツがいたら褒めてやるんだな……。
第一、プロットは義務作業じゃないんだ。くそったれ!
いいか! これは物語のルートを十二分に作って満足な完結を目指したい人向けだ!
ただ物語を思いつく限りに書くだけなら誰でもできる。
だがな、満足できる作品を作るにあたって、どうしても指針や目標とかが必要になる。
まぁ指針や目標だけ設定して、無作為に書き連ねるって手もあるがな……。
プロットのメリットはおそらく……。
●伏線が活きる。
●段階的に目標を設定できる。
●設定の矛盾が起きにくい。
●主人公と対立する敵組織に厚みができる。
●必要な部分が分かりやすい。
デメリットといえば、プロットで満足して物語が書けなくなる。プロットに囚われてがんじがらめになる。大体これだろう……。
あくまで綺麗に作品を仕上げる用の設計図だからな。
人によって得手不得手があるなど百も承知。
だが、苦手でも指針や目標ぐらい決めて書きやがれ! それくらいはできるだろう!
なに! オレがプロットをあまり書かないで適当に書いているだと!?
天才のこのオレが失敗すると思うか?
なんだと!! アクセス少ないとか言うか! 不人気だと言うかきさまらー!
「プロット・ビッグ・ロードランニングゥゥゥゥ!!」
カアッ!