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街の本屋の泥棒猫  作者: 蒼碧
Side:猫

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94/141

Dream:泥棒猫&人1

原案:クズハ  見守り:蒼風 雨静  文;碧 銀魚

 気が付くと、いつもの部屋でいつものクッションの上にいた。

 だが、視点がやけに高い。

 そして、目の前には同じくらいの目線で、リーンが座っている。

「……あれ?」

 リーンが何やら不思議そうに辺りを見回している。

 そして、こちらの存在に気付いたらしい。

「クロ?」

「よう。」

 声をかけると、突然リーンが大声をあげて後ずさった。

「えっ!?誰っ!?」

 あれ?

「あっ、言葉が通じるんだ。」

 自分の体を見回してみると、オブスタクルにいた頃の、人間の姿になっていた。

「うわっ、懐かしい。」

「懐かしい……?」

 リーンが首を傾げながら、顔を覗き込んできた。

「もしかして、クロ?」

 えっ?

 今、あたしのこと、クロって呼んだ?

「リーン、覚えてるの?」

「りーん?俺のこと?」

 いや、そうじゃないらしい。

 期待させんじゃねぇよ。

「……そっか。今は河瀬修一って名前だったな。」

「今は?」

 やっぱり、リーンだった頃の記憶はないらしい。

「ということは、これは夢?」

「多分な。普段は猫だし、言葉も通じてねぇし。」

「そっか……じゃあ、いい機会だから訊きたいんだけど……」

 リーンはおずおずと口を開いた。

「なに?」

「クロはどうして、ここに来たの?ある日突然、やってきたよね。」

 愚問だな。

「どうしてって、おまえに会いたかったからだよ。」

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