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零話 誰かの記憶
何処で間違えたのだろうか
目に見える全てが焦土と化しているのは自分のせいだったのだろうか
いや……そうに違いない
もしあそこで選択を間違えなければ何かを変えることが出来たのかもしれない
異能都市だけじゃなく、世界全てが終わりかけている
後悔する時間もないくらいに終わりかけている
ならばどうにかしなくちゃいけない
ここで世界を終わるくらいなら……最後に足掻かなければいけない
『LEVEL OVER』
大事な人の形見を抱えながら彼は心の中で呟いた
たとえこれが誰かにとって絶望の物語になったとしても……
この運命は
この運命だけは
変えなければいけない
「『明けの明星』」
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