表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/75

2回目の決闘

放課後、草薙に呼び出され決闘をしようと言われた

そして現在、能力練習場にいる


「おし、始めるか星乃」


『決闘』を始める為に、草薙は能力練習場の入り口の方にあるボタンを押す

そうすると、女性の流暢な声でアナウンスがされた


『今から、決闘が始まります。両者共に準備を開始してください』


そしてアナウンスが10秒のカウントダウンを始める

俺は少し練習場の奥の方へ行き、軽く足と肩のストレッチを始める

草薙は軽く指をポキポキと鳴らしている

両者共に準備は万端のようだ


「どっからでもかかってこい」


俺が草薙に向かってそう言った瞬間、アナウンスが0、と告げた

草薙の足元に火の粉が集まる

足を爆発させるつもりか?と考えていると次の瞬間

予想通り草薙の足元が爆発した

ただ、それだけではなかった

草薙は足元を爆発させた勢いで俺に急接近して来たのだ

確実に前より能力の使い方が上手くなっている

そして、俺の顔面を狙って殴りかかろうとしてくる

俺はそれに対抗する為、〈波動〉を纏った右腕を前に突き出し、草薙から放たれる拳を受け止める

そして俺は〈波動〉で力の流れを下の方へ変更させる


「お……うわっ……!?」


〈波動〉の効果をもろに受けた草薙は地面に倒れる

何が起こったのか分からずに驚いているようだが……

草薙は自分自身の背中に爆発を使い瞬時に起き上がってくる


「マジで、何の能力だよ……それ」


体勢を整えながら、草薙が俺に質問する

〈波動〉のことだろう

まぁ簡単に言ってしまえば力を操る能力なのだが……

口に出そうか迷ったが、説明するか


「俺の能力は、力の流れを操る能力だ。触れなきゃいけないけどな」


と、俺は簡単に自分のBランクの能力を草薙に説明した

それに対し草薙は怪訝そうな顔をして


「……強くないか?」


と言った

まぁ、Bランクの能力だから普通のDランクの能力とか、少し強いCランクの能力よりは強いはずだ

だからそれを踏まえて草薙に俺の能力の弱点と、今能力で行ったことを伝える


「腐ってもBランクだからな。それに、この能力は強すぎる力は操ることが出来ないし……今はお前が入れた拳の力の流れを変えただけだ」


何故弱点を伝えたのか……そう言われるかもしれないが、実は大した弱点でもない

強すぎる力の流れは変えられないという弱点……

でも俺はこの能力を理解しているし、草薙に弱点を伝えてもどうにもならないと考えたから

だから弱点を含めて説明をする


「なるほどな……」


草薙が納得するが……

まだ勝負は、『決闘』は終わっていない


「じゃ、それを踏まえてもうちょい頑張ってみろ……よっ!!」


そう言いながら、俺は草薙を不意打ちで思い切り蹴り飛ばす

胴体に向かって思い切りだ

草薙は「ぐぉっ……!!」と驚きながらその攻撃を反射で防御するが間に合わない

そのまま数メートル先まで吹っ飛んでしまう

草薙は苦しみながら立ち上がり、そして構える

やっぱりタフな奴だなと、俺は思った


「どうした星乃……かかってこいよ……!!」


草薙が挑発してくる

そんな軽い挑発に乗る気はないが、近づかないと倒せない

だから俺はゆっくりと……草薙が吹っ飛ばされた距離を歩きながら詰める

そして、お互いの間合いまで到達した瞬間

草薙が腕を振り上げ……それに対して火の粉を集め、爆発を使った

その腕から放たれる拳はかなりの勢いで俺に向かってくる

さっきは足元を爆発させて接近したが、腕はなかった

そして、俺はさっき自分の弱点を伝えた

強すぎる力の流れは操れないと

確かに賢い選択だ

しかし……単調すぎる

俺は姿勢を低くして、草薙から放たれた拳を避ける

それだけで俺の行動は終わることはなく、足を掴んで思い切り引っ張った

すると、草薙が驚きの声を上げながら転ぶ

……草薙は思わず、俺に向かって爆発を使う

癖なのだろう……しかし、それは俺には通じない

俺はそのまま転んだそいつの顔面を蹴り……K.O.

草薙は気絶してしまった

そして、今度は男性の流暢な声でアナウンスが告げる


『勝者、星乃龍弥!!』


なんでそこで性別が変わるのかは分からないが……まぁ気にしなくてもいいだろう

そして草薙が気絶して倒れていた状態から起き上がる

練習場にかけられた異能の力で草薙は全回復していた


「また、俺一発も入れてないんじゃないか……」


草薙がそう苦言を呈すが、こいつは確実に成長している

なので俺は励ます意図もあり、草薙に……


「前よりかは、ちゃんと動けるようになってるぞ?」


と苦笑しながら言った

草薙はそれでも納得がいかないようで、うーんと唸っていた

どうやったら俺に勝てるのか考えているのだろうか?

まぁ、俺にダメージを与えれていないのは事実ではあるので、草薙が言ったことは否定しないのだが……

そもそも、体術を鍛えないと俺には勝てないんだけどな

と、そんなことを思っていると……

入り口から気配がした

それも圧倒的な気配が

草薙もそれに気づいたようで、俺と草薙二人とも入り口の方を見る

だが、それは気配というより……オーラに近かった

……とんでもない『悪』のオーラ

そして草薙が一言俺に伝える


「俺ら死んだかも」


と、流石の俺もビビりそうになる、そんな物騒な一言を……

どうも皆さん、わがまくです

読んで頂きありがとうございます

良ければ感想評価、ブックマークをお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ