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黒き協奏曲  作者: カズPカズ
9/16

~借金返済とランク昇格試験~

第七話です

~第7話~借金返済とランク昇格試験~



「こんにちは―!」「こんにちは―」「お、嬢ちゃんたち、噂聞いたぜ、まさかホントに一日で

有名になるとはな…かなり驚いたぜ…だから、そのローブはランクアップ祝いとしてやるよ。」

「いいの?」「いいですか?」「二人して同じこと言うな、いいんだよ。なぜなら、嬢ちゃんたち

がこの店によく来るならそのローブ以上に儲けられるからな、だからこれからも、防具はともかく、

武器とかはうちで買っててくれ。」「OK!」「これからもよろしくお願いします。」

「こちらこそよろしくな。」「んじゃ、私から一つ・・・」「お、なんだ?」

「このドラゴンの血と鱗を使って片手剣作って!」「な、何だって!?ドラゴンの素材を俺に?」

「今なら3000万G出すよ!」「な、そんなにか⁉」「うん、アリアいいよね?」

「ノワールがいいならいいですよ。」「それじゃあお願いね、おじさん。」

「!そういえば名前言ってなかったな、俺は、オルクスだ。」

「ばいばいオルクスのおじさん!」「それでは失礼しますオルクスさん。」

「おう、3日後には作っとくからなー!」


「さてと、クエストを探しに行こう!」「ランクが上がるには、C2ランクのクエストをクリアするか、

C3 クエストを10個クリアすることが条件です。どちらにします?」

「前者の方でお願い。」「了解しました。」

こうして二人はギルドに入り、ミスィ―にクエストを絞ってもらった。


「えー、C2ランクですと、この、ジェネラルオークたちの討伐か、リトルドラゴンの討伐です。」

「うーんリトルドラゴンでいいや。」

「分かりました、では、一週間以内に討伐してきてくださいね。」

「はーい、行くよ、アリア!」「うん。」

そして二人は、リトルドラゴンがいるという、リド山に来ていた。


「ついたはいいけど、他のと戦ってるね。」「あれは、ドラゴンです。一般的な。」

「へー・・・親子かな?」「鑑定してみます…〈鑑定〉!」「どうだった?」

「親子です、当たりですね。」「まぁ、可哀そうだけど、どっちも行くよ!」

「私はリトルのほうを殺ります。」「OK~」

「〈独鎌両斬〉!」「〈エクスプロ――――ジョン!!〉」

「「ぎゃっぁっぁぁぁぁ!」」「はい終わり、あっけないね~」

「そうですね…」「さて、報告に行こうか。」


「ミスィ―さん倒してきたよー!」「えぇ⁉まだ一時間しかたってませんよ⁉・・・てっ、

お二人のことですもんね、楽勝だったでしょう、これで昇格試験受けられますよ。」

「はーい。」「次の試験は、一週間後です。受けますか?」

「んー受けようかな…。」「そうですね。」「それでは、お二人とも、サインを。」

「はーい。」「分かりました。」

「はい、確かに確認しました、試験まで、依頼は受けられないのでご注意ください。」

「はーい。」「了解です。」「それでは来週。」


「さてと・・・試験までにやってみたいことがあるんだよね。」

「それは?」「ユニークスキル・・・完全記憶とサポートシステムてっやつ。」

「けどユニークスキルを入手するには・・・」

「そう。今から、ボスラッシュ型のダンジョンへ行くよ。」

「・・・私も欲しい、ユニークスキルがあるので、付き合います。」

「ありがとう。」「私はあなたが好きですから///。」

「私もだよ。もちろん、恋愛感情としてね。」「ふぇ!?/////////それてっ///」

「恥ずかしいから今は一回しか言わないよ。」

「うううううう~///!」「さ、いこ?」「ふぁ、ふぁい・・・。」





「ここで、何件目?」「67件目です。」

「目的の物は揃ったけど思ったより楽しいね。」

「そうですね。私も完全記憶とサポートシステムを一応取得できるようになってますが、

目的の物がまだ…。」

「大丈夫、出るまで付き合うわよ。」「あ、ありがとうござ・・・ありがとう。」

「うんうん、敬語無しにも慣れてきたねっ!」「う・・・(可愛すぎる…)うん・・・。」

「にししっ読心術・・・」「も、もぉぉぉぉ!」「アリアが怒ったっ―!」

「200件目まで付き合ってね!」「はーい~」


「ふぅ・・・やっと終わった?」「そうですね・・・さすがに疲れました・・・。」

「けどスキルをいっぱい貰えたし、レベルも結構上がったね。」

「そうですね。」「さて、帰ろっか。」「私もう走れませんよ・・・」

「私に乗って!」「・・・分かり・・・わかった。」「行くよ――・・・GO!」


「それで、ノワールさんがアリアさんを抱えて走ったため、どのくらいの加減がいいのかわからなく、

負傷者がこんなにたくさん、しかもギルドの入り口が消し飛ぶという被害になったんですね・・・。」

「そうです・・・。」「ごめんなさい…。」「そしてこの件で、この国の王様が呼んでるわ。」

「えぇ・・・」「あ、この国に王様てっ居たんだ・・・。」

「いますよ・・・。」「いまからですか?」「はい・・・」

「いこっ!」「分かったわ。」「レッツGO!」

「いまから!?」「行ってきまーす!」

「ちょ、まずれんr・・・もう行っちゃいましたか…。」


”ドゴンッ!!ガラララララ・・・ガッシャンッパラパラ・・・”

「大臣何があった⁉」「あの・・・ノワールアリアが来たんですが、城門にあたって、

城門が消し飛びました…」「はぁっ⁉マジでか!?」「口調が元に戻ってますよ…」

「あ・・・す、すまぬ」「お・・・きましたな…」「ヤッホーおーさま!」

「今日は突然すいません・・・こっちがノワールで私がアリアです」

「・・・二人のギャップがすごいな…」

「そうですね・・・」「うーんそうだね。」                                                           

「さて、今来たことも含めて話そうと思う。」

「はい。」「はーい!」

「今回の事は、見逃そうと思う。そして、今後被害が出た時は、被害金額の分半分だけ、

払って貰おう。ただし、あと一年は、ここを拠点にしてほしい。」

「はーい」「分かりました。」「そして、ここを拠点にしてもらう代わりに

家を一つ譲ろうと思う、好きな家を、そして快適な家を見つけ、わしに報告してくれ。」

「OK!王様!」「うむ、あと、二人にはため口で話そうと思う。二人もそうしてくれ。」

「わかった~」「えぇ・・・・・・ま、まぁわかりました。」

「というか、僕、まだ19だよ⁉なのに一人称がわしってひどいだろっあのくそ親父め。」

「随分と口調が変わりましたね。」「あぁ・・・我が王、今は私等しかいないものの、

兵士等がいたらどう思うでしょうな・・・。」「ああもう、分かってる…だからたまにはな。」

「んじゃ、家、探してくるね!」「そうですね・・・善は急げですし。」

「あ、待ってくれ、確かまだこの町に勇者がいたはずだ。勇者を探して、

仲間にしてやってくれ。あの勇者には、言ってある。」

「そっちはアリアに任せるね。」「了解しました、マイ・フレンド。」

「ヒューヒュー決め台詞決めたかいがあったね、かっこいいよ~」

「ありがとう、ノワール。いづれ、真名も教えてほしいわ。」

「・・・いつかね・・・家族のみんなに聞くのは無しだからね。」

「えぇ。」「さ、いこっ!」「えぇ、行きましょう!」


~続く~

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