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黒き協奏曲  作者: カズPカズ
6/16

~ノワール・アリア~

第六話です。

~第6話~ノワール・アリア~




「で、帰って来たけどさ、先にご飯食べない?」

「・・・ノワール、お腹空いたのね・・・。」

「う・・・うん。」

「んじゃ、まずは食べに行きますか・・・。」

「やった!」「はぁ・・・こんなかわいい子があんなに強いなんて思いませんよね・・・」

「ん?なんか言った?」「い・・・いえ、独り言です・・・。」「ふーん。」




「美味しかったねー。」「そうですね・・・(食べる姿も可愛すぎるよこの子!!)。」

「・・・それで、冒険者ギルドに行かなきゃいけないんだよね。」

「そうですね・・・行きましょうか・・・。」「うん!」

「(なんか・・・ドラゴン倒してから幼くなったような・・・)」

「ん?どうしたの?もしかして・・・幼くなったような・・・って思ってたり・・・する?」

「え”・・・どどどどどどうしてわわわわわかったんですかぁ!!?」

「うーんとね、ドラゴンを倒したときに”読心術って言うスキルをゲットしたから・・・」

「・・・モシカシテサッキマデノココロのコエッテ・・・」「聞こえてるね、うん。」

「あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」

「まぁ、聞こえないように努力するよ・・・・」「お・・・お願いします・・・」

「で、幼く見える理由はね、多分ストレス発散出来たからだと思うよ。」

「・・・あ、そうなんですか~~。」「いま、可愛い可愛いって心の中は埋め尽くされてるね…。」

「・・・」「じゃ、いこっ・・・」「はい・・・。」




「も・・・もう倒したんですか⁉しかもLv1の、ノワールちゃんが一人で⁉しかも途中できた

ドラゴンごと?・・・はぁ・・・ギルド長に報告しなきゃですね・・・。」

「えぇ・・・。」「いや、ノワール、半分以上貴方が原因だからね?」「う・・ん・・・。」


「はぁ⁉ドラゴンが出たのか⁉」「は・・・はい。」「・・・デビュー初日でやらかすのか⁉」

「もうわかっていたでしょう?ギルド長・・・。」「まぁな・・・。」

「はぁ・・・ミスィ―、二人を呼んできて。」「は・・・はいっ!」

「はぁ・・・心配だ・・・これからもっとやらかすぞあいつらは・・・」

「まぁ、それも楽しみでしょうに。」「・・・すまないな・・・仕事ばかりで・・・。」

「それを覚悟していたので・・・大丈夫ですよ・・・貴方・・・。」

「エリ、そろそろ休めよ。」「そのつもりですよ。」


「ギルド長!連れてきました!」「ご苦労だったな、さて二人に話があるんだ。」

「ん。」「何の御用でしょうか、まぁだいたいわかりますが。」

「では、一つ目・・・君たちをC3ランクにする。」

「C3・・・ね・・・。」「飛び級できる最大のランクがこのC3ランクなんだよね?」

「そうだ・・・てっ、何で分かった?」「読心術ってスキル、覚えたから。」

「成程・・・。」「それで、もう一つは?」「それは・・・あと最低一年、ここを拠点に活動してほしい。」

「・・・ノワール、どうする?」「・・・いいよ。」

「それは本当か⁉」「うん、ここなら、あそこと近いし。」

「いいの?ノワール。」「うん。」

「そうか。それでは、宿泊施設・・・についてだが、いい物件が見つかるまで、裏の、

ギルド荘で泊まって行ってくれ。」

「はーい。」「分かりました。」「あと、これ、報酬の2億Gだ。残念ながら内からはこれしか出せん・・・」「…もう半分はあなたたちが使って!」「な、なぜだ・・・?」

「これ、あなたたちのお金も使ってるでしょ。」「…なんでわかった。」

「勘と読心術のおかげ。それに赤ちゃん…ジニアとエリさんの子供、エリさんのお腹にいるんでしょ?」「ああ。」「それに、お腹の子、たぶんすごく試そうって思うこと多そうだから、

お金いっぱい使うことになるかもだよ?」「そ、そうなのか・・・。」

「だから持ってて。」「分かった、ありがとな。」「どういたしまして。」「行きましょうか。」

「そうだねアリア!」


「…意外と狭いね。」「ちっちゃいですね。」「…」

「ま、まぁ・・・あと何個かクエストしてお金集めてとっとと家を買うなり、建てるなりしましょう。」

「と・・・とりあえずこのローブの借金を渡しに行こう!」「そ・・・そうですね!」


~続く~

次の話は外伝になります。

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