~死神協会と、ニーノの街~
第三話!ここからよりチートなノワールが見れます。
~第3話~死神連合協会と、ニーノの街~
家を出て、数日がたった。まだ死神連合協会にはまだつかない・・・
なぜなら、私がいると、アリアだけ、そこに行ってしまうらしい。
私がそこを知らないので、2人で移動できないのだ。
「もう歩き疲れた~。」とアリアが先にばてた。「疲れた~。」
「アリアお姉ちゃん、だらしないと思います。
アリアお姉ちゃんは私より年上なのに、私より先にばてて・・・
本当に上級職死神?」
「ノワールが、規格外すぎるのよ・・・はぁ~疲れた・・・」
「ねえ、死神連合協会につくまであと、
何十時間かかるの?」「一週間だよ。」「・・・考えがあるの。」
「なんですか?また規格外なことですか?」
「アリアお姉ちゃんが死神連合協会に、ワープ
して私がアリアお姉ちゃんの気配の方へほんきで走ればつくかなーって。」
「は?」「物は試しそして思い立ったが吉日っ言うし!」
「・・・どうなっても知らないよ?」
そして・・・「我を記憶に残る場所へと運べ!ワープ!!」
その瞬間彼女の気配も体も消え、別の所へ移動したのが分かった。
「位置について~~~~よ~~~~~い・・・・・・ドンっ!」
彼女がそこについたとき、まるで時間が止まっていたかのようにおくれて
ガララララという音が、重なって聞こえた。「へ?」
アリアはあっけにとられたかのような声を出した。
「到着~。」「ままままままさかホントに走って!?」
「うん、あーいい準備運動になったー。」
そして・・・「ただいま戻りました死神協会長。」
「うむ。してその子は誰じゃ?」そう言ってそのロリB・・・
少女の会長は私を見たそしてすぐこういう。
「おいアリア、この子どうやって連れてきた?」
「それは、こういうことがありまして・・・」
そういうと、アリアは板状の物を取り出しその板をタッチした。
すると・・・
ローエイと会う前の映像が流れた。
「・・・なるほどのう・・・。」「・・・まだ?・・・」
「まだよ。」「アリア・・・」「はい。」
「でかした。この少女(化け物)をよく連れてきたな。」
「ありがとうございます。」
「さて、世界を回る件じゃが・・・三か月に一回報告するのなら、許可する。」
「やった。」私は思わず口に出した。
「さて、二人はわらわの部屋に来い。他のものは仕事をしておれ。」
「「?」」私とアリアは、その死神協会長についていき、
死神協会長の部屋に入った。「はぁ~・・・」そう死神協会長は息をついた。
そして・・・
「うわーん疲れたよ~!ほんっとあそこ嫌い、パパのバカ!なにが旅行よ!
たださぼるために逃げたんじゃないの!?ほんっと逃げるの上手すぎ!・・・
さて、アリア、ノワールちゃん、今のは内緒ね。」
「は、はい!死神協会長。」
「今は副会長だし・・・ノワールちゃんは私のことエリカって呼んでね?」
「うんわかったエリカ。」「んで、どこ行くか決めたの?」
「ノワールは決めてる?」
「いや、決めてない。エリカはおすすめの町とかある?」
「ありますけど・・・ノワールちゃんの家の近くにあるニーノの街です。」
「ありがと。いこ、アリアお姉ちゃん。」「うん行こうか。」
こうして私たちはニーノの街に行くのでした・・・
エリカのおすすめの街、ニーノ。ここは、比較的大きい冒険者ギルドがあり、初心者がよく
集まり、チームを組みやすいのもあるが、ここ数年犯罪が起きてないため、
エリカはおすすめしたのだろう・・・そのニーノの街にむかうため、私たちは死神連合協会本部で、
アイテムを買いそろえていた・・・
「このポーションでいい?」「うん。」
「これください。」『はいよ。』
「あとは・・・とくにないよね?」
「ポーションもいるかな・・・?と思った。」
「これは念のためです。」「敬語使ってるよ?」
「あ・・・ごめん。」
「じゃあ、アリアお姉ちゃんは私につかまってて。」
「う、うん・・・」
「位置について~~~~よ~~~~~い・・・・・・ドンっ!」
「いやぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!」
こうアリアが叫んでいたときにはもうついていたのだった・・・
「はーはーはーづがれだ・・・」「アリアが何で疲れてるの?」
「だ、だって、こんなに速くて
おろろろろ・・・」「う、うん。これから気をつける。」
「そうしてもらうと助かるわ・うぷっ。」
「それで・・・ここがニーノの街か・・・」
「あの・・・ノワール、喋り方変わりすぎじゃない?」
「うんとね、なんか設定が「そういうのダメ!絶対に!」
「う・・・うん。」
「さてと…あとはノワールが好きに冒険やらするのよ。」
「ずっと一緒だからね?」
「ハイハイ。一か月に一回は戻るから、‘魔法で,,」
「うん。わかったよー」
「まずは、冒険者ギルドにレッツゴォー!」
「なんでアリアはそんなテンション高いの?」
「・・・何でだろ・・・。」
そして、私たちは冒険者ギルドへ問題もなく到着した。
「こんにちは。」私は一応カウンターのお姉さんに声をかける。
「こんにちは、ギルド登録ですか?」
「はい二人分お願いします。」
「えーっとノワールさんとアリアさんですね。
こちらの計測魔石に手を触れてください。」
「わかった。いい?アリアお姉ちゃん。」「いいよ?」
そしてノワールが触れた時だった・・・
ピシッっと魔石にひびが入った。
その場にいたすべての冒険者たちが振り向きそして・・・
”パリンっ!!”と魔石が飛び散った。
その場にいたカウンターのお姉さんは
「きゃぁ!」とさけんだ。とっさに私は魔石の破片を全てキャッチし、
カウンターのお姉さんに渡す
「割れてしまって大丈夫なんですか?」
「す・す・す・す・すーーーんごくまずいです・・・。」
「じゃあ、直してみるよ。うまくいくかは分からないけれど・・・。」
「そんなこと、可能なんですか!?」
「分からないけどやってみなくちゃ!」
「まってノワール、失敗したらどうするつもりなの?」
「直る!直るから!」
”ぴぃぃーーーー”と音が鳴る、かなり耳に響く音が、
ギルド全体に響く・・・
「あとちょっと!」「まさかほんとにっ!?」
「できるの!?ノワール!!」
「ハァァァァァ!!!」
続く…
ちなみにノワールは本名ではなく、彼女自身がつけたコードネームみたいなものです。