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黒き協奏曲  作者: カズPカズ
2/16

死神と旅立つ少女

第二話です。

~第二話~

 

 彼は、ノワールに向かってデスサイズを投げた・・・「この距離なら!!」アリアは、

身を挺して守った・・・視界が狭くなる・・・「(これでいいんだ・・・)」そう、思った時だった・・・

「身を挺し私を守った・・・契約は成立した・・・だから・・・治してあげるよ。」

その声が聞こえた瞬間、私の視界がまた、広がった・・・「傷が!」


実は私は、端から、アリアと結ぼうと思っていた。丁度いい・・・あいつを始末するには!!

「アリア、少し下がってて。」「は、はい!」「くそ・・・何が起きやがった!」

「1つ・・・私はあなたが嫌いです。」そう私は、彼に言い、護身用のナイフで、彼を切り刻んだ・・・

「ぐはっ!?」彼は何事もわからないまま、地面に崩れ落ちた。

「くそ・・・・・おれがっ!おれえがあああああああああっ!」そして彼は消えていった。

「だいじょうぶ?」私は、アリアに向けてそう言った。

「だ、大丈夫です、ノワール様。」「そう、よかった。けど、様づけはやめてね?」

「は、はい・・・では、なんと呼べば・・・?」「もちろん・・・呼び捨てでね。」

「ふぇえええええええ!?」「ん?」「いやいやいやいや服従しろって言ってたのに、なんで

呼び捨て!?」「いい?私は、あなたを相棒と思って、というよりもお姉ちゃんになってほしくて・・・

それで契約を結んだんですよ。なのでお願いします。」

「・・・あなた、いえ、ノワールって面白いのね・・・」




「それで・・・明日になったらお母さんに言って、旅立ちたいなーなんて思ったの。」

「いいですけど・・・最初に、死神連合協会にいって、契約を協会でも、認識してもらわなくてはならないので・・・それを考慮してくださいね?」「敬語禁止!!」「ふぁい!!」

「それで・・・今日はどうするの?」「・・・・・・・・・・?」「寝るとこ。」

「あ・・・・・考えてなかった・・・。」「じゃあさ・・・私といっしょにねよ。」

「えええええええええええええ!?」「もしかして・・・もう、決めちゃった?」

「そそそ・・そういうわけじゃなくて・・・2人で!?」「うん。」「・・・お、お世話になります。」

次の日・・・



「というわけで、今までの誕生日プレゼントの分、冒険の費用として使える?」

「しょうがない・・・でも、1年に1回くらいは帰って来いよ。」と、お父さん。

「アリアさん、娘をお願いします。」と、お母さん。

そして・・・「おねーさまー、頑張ってね。」と、妹が。

「うん、行ってくるね。」「「いってらっしゃーい!!」」


こうして、家族全員に見送られ、旅に出ることになった。


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