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黒き協奏曲  作者: カズPカズ
16/16

~外伝三話~魔王の力、天啓の力~

すらんぷなう

~外伝三話~魔王の力、天啓の力~


「さてと・・・ステータスは・・・」

名前 ルカ (瑠翔)


LV1  種族:魔法残留粒子思念   

職業:魔法使い LVⅠ


HP  1100

MP  5500

OPW 90

DEP  30

SEP   25

ITG  100

LUC  40

SLP  100

~取得済みのスキル~

無し

〈ユニ―クスキル等〉

魔王

天啓

~受けている加護・称号~

魔王の使命

特殊な魔王

神からの使命を受けた人


「ふ~ん」

「す・・・スゴイじゃないですか⁉」

「いやまだまだだね・・・いい狩場ってある? 」

「それですと、おそらくスライムの森へ行くと困っているスライムが、

いたはずです、たしか突然変異した個体が、暴れているとか。」

「わかった、行こうか。」「かしこまりました!案内しますね!」

「やけに張り切るな・・・」「だって魔王様に仕えて始めての仕事ですもの!」

「なるほどな。」「ではいきましょう!!」

そうして私たちはスライムの森へ向かった。

「さて、来たのはいいもののそのスライムはどこだ・・・?」

「さ、さぁ・・・?」

「まぁいい。初めてだからな・・・」

「なん口調変わってません!?」

「私も私で魔王であるとここにきてようやく現実味が出てきたんでな、

似合わないか・・・?」本人は無自覚だが、彼女の容姿は並大抵の

美人ではない為、アルバはこう思った。

「(魔王様カワ(・∀・)イイ!!何なのこの生き物!?嗚呼・・・生きててよかった…)」

もちろん魔王であるルカはこの世にきて自分の容姿を見ていない為・・・

「どっどうした!?まさか病気か!?」と、純粋に心配しているのである。

「だっ大丈夫です・・・少し取り乱しました・・・」

「そうか・・・では行くとするか…」

「でもどこにいるかなんて私にはわかりませんよ?」

「私には天啓というスキルがあるのでな・・・」

ルカがスキルを発動すると地面一面に金色のものが浮かび上がって見える。

「これは・・・?」「天啓が情報を集めている証拠だ。」

「これが・・・天啓の力・・・」「見つけた…急ぐぞ。」

「え!?もう!?」「ほら早く、例の魔物がスライムを襲っているんだ。」

「!」「さて君はあいつに手を出すなよ・・?」「しかし・・・間に合うのですか?」

「君はハラハラするだろうが・・・!」「えっちょっ「天啓・・・スキル魔王の補正を、

スキル魔王発動!爆発魔法!」ルカは爆発魔法を下に発動し、上空へと飛ぶ

「魔王様!?HPが!」「天啓、残りHPは?」“89です”「なら…!」

「 スキル魔王発動!槍術グランドランス!」ルカは突然現れた槍を手にし

上空から下に落下していく。

「魔王様!?」槍が魔物の目の前に刺さる。スライムも魔物も、

そして離れたところにいたアルバでさえ、槍が刺さったときに放たれた

魔王であるルカの威圧に思わず思考が止まる…

その威圧はこの森を超え、世界中に

向かって放たれていた。

「さてと・・・そこの魔物。」「ひぃっ!」

「魔王が死んだからと言ってはしゃぐなよ?」

ルカがスライムに向け視線を送る。

「さてと・・・離れてなそこのスライム。」

「は、はい!」「まてっスライム!」

魔物が追いかけようとするがその体を、 

ルカの影から出た巨大な腕がつかむ。

「私は君の子供を助けに来ただけだぞ?」

「なっ!?なぜそれを!?」

「名もなきものよ、君には子供がいる、それを取り戻してみないか?」

「どういうことだ!?」「あんた!早くそいつを!」スライムが近づいてくる。

「我が天啓に見えぬものはこの世ではない…死ね、下衆が!」

ルカはスライムに向け拳をふるい、スライムを消し去った。」

「魔王様何を!?」「いいかアルバ、そのスライムがこの魔物の

子をさらったのだ。」「しかし、それが事実なら証拠を消してしまって」

「そうだ!貴様は「我が天啓にこの世に置いて見えぬものはないと、

先ほど言っただろう?」

“ここから地下に、スライムの集落があります”

「わかった、スキル魔王発動・・・槍技術、メガドリル!」

なんかのアニメで見たような巨大なドリルが大地を貫く。

「すごい・・・魔王様さすがですっ!」「アルバ、そして名もなき魔物よ、ついてこい。」


「「わ、わかりました!」」




~地下、スライムの集落~

「さて、スライムども、貴様らの長が愚行をしたのでな、

罰を受けてもらうぞ。」「「ひぃい」」

魔王が放った威圧感によりスライムも、アルバも

悲鳴を上げる。

「・・・貴様らは罰として私、

天啓の魔王の傘下に入ってもらう。」

「!!」

あまりにありえないことに

スライムは声が出ない。

「ふむ・・・子は無事だろうし、

何より数が少ない、天啓やはりこいつらは・・・」

“ホーリスライムです”

「ホーリスライム、貴重な闇への対策属性持ちだ、

向かい入れよう・・・が、そこの魔物に、ゴブリンに化けた天使に謝れ。」

「まさかっ!」アルバが驚く。

ゴブリンだった姿は光に包まれ、

白き翼をもった少女になった。

「・・・天啓恐ろしくも、今は頼もしいです、今はすべてを話せませんが、

私はあなたに仕えさせていただきます。」

「・・・いいだろう。」

「ありがたき幸せ。」「天使さんよろしくです!」

アルバも比較的うれしそうだ。

まぁ容姿はかわいいからな。天使だし。

「さてスライムども、貴様らは天啓で見た感じ、

もともと10体位しかいないだろう。」

「は、はいぃぃぃ」スライムの一匹が震えながら言葉を発す。

「面倒だから、一匹になれ、方法は天啓で伝えた。」

「「はいっ」」スライムたちがそういうと一つに集まってく。

これまた美少女になるのでした。

「・・・はぁ・・・」

このため息はいったい何なのか、わかるのはまだ先である。

~魔王城~

「さて、メンバーは私含めこの四人でしばらくここらを開拓する、

その為、互いを認識するため、名を皆に授ける。」

「「!!」」「まずはアルバ、お前はアルバのままだ。」

「はいっ!」「次に天使、お前の名はエルだ。」

「かしこまりました、主よ。」「最後にスライムっ子、イルだ。」

「わかった、まおーさま。」「さて、まずはダンジョンづくりのために

ステータスを把握しよう。」「「わかりました。」」

~続く~


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