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黒き協奏曲  作者: NoirK29
12/16

~外伝二話~目覚めの日~

また一ヶ月・・・?

スイマセン・・・

~外伝二話~目覚めの日~


「・・・なんか今までとは少し違うような気がする…

なんだ・・・この違和感は…?」

違和感を感じ、少し考えると・・・

「・・・からだ・・・そして・・・そうか・・・

あたしは璃々と一緒に・・・だからか!

こんなに気分がいいのは!」

あたしはかなりうれしかった・・・

「さて・・・ここは・・・荒れているな…」

「おお・・・貴方様は…!?」

「・・・誰ですかあなたは。」

「魔王様ですよね・・・」

「・・・一応そうだけど。」

「お待ちしておりました魔王様…

我らを救ってくだされ・・・」

「・・・ふーん・・・で、対価は‥?」

「は・・・?」「だから対価は?」

「対価…ですか…?」「そう。

まだあなたが正式な私の配下ではないでしょう。」

「ぐっ・・・」「さて、もう一度問うわ。

あなたは私にどのような対価をくれるの?」

「・・・前魔王の財産全てを…いや・・・

私たちを仲間にし、うまく立ち回れば

この世界を貴方様に拳げられます!」

「・・・ふーんそうね・・・どんな命令でも絶対に聞く…

ならこれも対価として追加さしてもらうわ。」

「いいですよ!そんなの当り前です。」

「なら契約成立ね、この紙にサインを書いて。」

「はい。」「さて、これでいいですか?」

「OKね。」

「ほっ…これで私や、私の部下を救ってくれるのですね。」

「?なにを言っているんだい?

君らだけではないよ。」「え?」

「勇者だけなくいずれかは本当の敵ですら

救ってあげます。」

「・・・!」

「さてと、土地を探しに行きますか…

そういえばあなたの名前は?」

「アルバです。魔王様。」

「OK。アルバ、仲間を集めて待っていて。」

「は、はいっ!」

「さて・・・これからうまくいくかな…?」



この町に何人もの勇者が来ることになるが

それはもう少し未来の話。


~続く~

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