~外伝二話~目覚めの日~
また一ヶ月・・・?
スイマセン・・・
~外伝二話~目覚めの日~
「・・・なんか今までとは少し違うような気がする…
なんだ・・・この違和感は…?」
違和感を感じ、少し考えると・・・
「・・・からだ・・・そして・・・そうか・・・
あたしは璃々と一緒に・・・だからか!
こんなに気分がいいのは!」
あたしはかなりうれしかった・・・
「さて・・・ここは・・・荒れているな…」
「おお・・・貴方様は…!?」
「・・・誰ですかあなたは。」
「魔王様ですよね・・・」
「・・・一応そうだけど。」
「お待ちしておりました魔王様…
我らを救ってくだされ・・・」
「・・・ふーん・・・で、対価は‥?」
「は・・・?」「だから対価は?」
「対価…ですか…?」「そう。
まだあなたが正式な私の配下ではないでしょう。」
「ぐっ・・・」「さて、もう一度問うわ。
あなたは私にどのような対価をくれるの?」
「・・・前魔王の財産全てを…いや・・・
私たちを仲間にし、うまく立ち回れば
この世界を貴方様に拳げられます!」
「・・・ふーんそうね・・・どんな命令でも絶対に聞く…
ならこれも対価として追加さしてもらうわ。」
「いいですよ!そんなの当り前です。」
「なら契約成立ね、この紙にサインを書いて。」
「はい。」「さて、これでいいですか?」
「OKね。」
「ほっ…これで私や、私の部下を救ってくれるのですね。」
「?なにを言っているんだい?
君らだけではないよ。」「え?」
「勇者だけなくいずれかは本当の敵ですら
救ってあげます。」
「・・・!」
「さてと、土地を探しに行きますか…
そういえばあなたの名前は?」
「アルバです。魔王様。」
「OK。アルバ、仲間を集めて待っていて。」
「は、はいっ!」
「さて・・・これからうまくいくかな…?」
この町に何人もの勇者が来ることになるが
それはもう少し未来の話。
~続く~




