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その56 血染めの戦衣

“秘伝術の手掛かりが箱庭にある”。

フェリアと魔王の企みを阻止すべく、宰相ビスロによって編成された『特務隊』。彼等は捜索を進める中で“朧の箱庭”に残る聖者の遺物の存在を知り、それを詳しく調査したかったのだが…。

 雪が薄く積もる王都は、そこら中が黄金色に飾られている。




「そういえばもう黄金祭の季節かぁー。いつもの年なら実家の手伝いするんだけど、今年は流石に行けないなぁ」

「そうだねココ。わたし達は特務隊…この国の為に頑張らないと」

 冬季を迎えた王都は、かなり慌ただしい雰囲気に包まれている。

 大通りを中心に黄金の造花が飾り付けられており、町中が普段以上に華やいでいる。そんな王都大通りの端っこを…ミューノとココロン、そして変装したテルルが並んで歩いている。

「わふ…すごいきれいだね」

「凄いでしょテルちゃん、この国で一番派手なお祭りだよ!盛り上がりは夏の旭日祭に負けるけど」

「そうなの?ココお姉ちゃん」

「そうなのー!旭日祭はもう屋台やら大道芸やらで日の出前から大盛り上がりなんだよ!この黄金祭の起源は一応慰霊祭らしいから、旭日祭よりもうちょっと落ち着いた感じだね」

 特務隊の隊服に仮面という“ワルハラン騒乱”の時に近い姿のテルルは、煌びやかな都市に目を奪われている。公に“特務隊員”という立場になったとはいえ、あくまでテルルは魔族…流石にまだ表立って歩き回るのは止めようというのが漣次郎の考えだった。

 実際ミューノとしても、黄金祭を楽しめないのは正直残念だった。

「…騎士団学校ってこの時期休暇だから、去年まではココや友達と一緒にお祭りを見に来たなぁ」

「えへへー、そうそう!ミューってば“パルサレジア孤児院に居た頃はお祭りに行った事無い”って言ってたもんね?初めて一緒に黄金祭に来た時…いつも静かなミューも珍しくはしゃいでたし!」

「だ、だってココと一緒に行ったあの時が本当に初めてのお祭りだったんだもん。親と行ったことも無かったし、わたしもまだ小さかったし…浮かれても仕方ないじゃん?」

「あれ?ミュー照れてるー!?」

「気のせいでしょ!」

「ミューノお姉ちゃんかわいい」

「ちょ…テルルちゃんまで!?」

 イジるココロンとちょっと赤面するミューノ、そんな2人を楽しそうに見ているテルル。重要な任務を負う3人ではあったが、この時間はほのぼのとしている。


 しかし…やはりテルルはちょっと寂しそうだ。

 その理由、ミューノには容易に想像が付く。

「テルルちゃん、レンさん忙しそうだね」

「…うん」

 今日ここに漣次郎は居ない。

 彼は一昨日テルルを連れて銀嶺山へ行っており、戻って来るなり宰相ビスロに何かを頼み込んでいたのだ。その内容はミューノにも想像はできたが、流石にあのビスロでも了承をしなかったようだ。

 …恐らく今も、ビスロを説得すべく方便を練っているのだろうとミューノは予想している。

「たぶん箱庭に何か手掛かりがあったんだろうけど、流石に“領内に魔族が居た”なんて大事だよね」

「レンさんは“何とか箱庭の魔族を呼びたい”って言ってたけどねぇー…」

「さーて困ったね。まだビスロ様はその辺を割り切ってくれそうだけど、王様や王政の人達なんて“魔族”って聞いただけで拒否反応を起こすんじゃないかな」

「あはは…やっぱミューもそう思う?いっそもう王政には黙って、ビスロ様のお屋敷にこっそり呼んじゃうとか」

「駄目でしょ。あそこは大きなお屋敷だから、絶対使用人の誰かから話が外に漏れるね。そうなったら大問題になって、ビスロ様の立場がヤバいよ」

「あちゃー、厳しいか」

 2人の会話を聞きながら…テルルは悲しそうな声で呟く。

「“箱庭”のみんなはいいヒトばっかりなのに…」

 落ち込むテルルだが、ココロンがその両肩を掴んで元気良く揺さぶる。

「そこでテルちゃんの出番だよっ!テルちゃんがこの国の為に頑張って、シュレンディアの人達に“良い魔族も居るんだな”って思わせればいいんじゃないかな?」

「むー…難しそう」

 すっかり打ち解けて仲良くやっているココロンとテルルが微笑ましく、ミューノはちょっとにやける。そして2人を励ますように、今日の任務の話をした。

「…まあ、わたし達はわたし達でやれることをやろう。ビスロ様のお陰で王都ラミ神殿の奥まで入れる訳だし、今日はそこでいろいろ調べてみようか」

「そうだねミュー、あたし王都神殿の奥なんて楽しみだよ!普通は聖職者しか入れないからね!」

「テルルもがんばるよ、あんまり役に立たないかもだけど」

 そうして3人は…今日も王都の要所で“聖者マルゲオス”に関する調査を続ける。




 …道中、ミューノは背後の気配に集中していた。

 どうやらココロンは気付いていない。

 テルルは…恐らく気付いているようだ。

(まさか王都城壁内まで勢力を伸ばして来ているとはね。例の騒動を潰されたのが余程悔しかったのかな?とにかく暫くは注意しないと)


 3人の背後、数人の不審な影が…遠巻きに付き纏っていた。











「レンジロウ、首尾はどうかしら?」

「首尾も何も…取り付く島が無いって感じで」

「あっはっは!まあそうだろうねぇ」


 漣次郎は今日も、朧の箱庭を訪れていた。

 先日ここの長老フローデンが見せてくれた、聖者に貰ったという謎の布…状態も良かったので漣次郎はそれを借りたかったのだが、とても大事なものという事でそれが出来なかったのだ。

 長老フローデンの示した妥協策。

 『箱庭の魔族が直に持って行くなら良し』。

 しかし…それは漣次郎にとってかなりの難題だった。




 漣次郎は積もる落葉の上に、大の字になって横たわる。

「僕の雇い主に“銀嶺山脈に魔族の集落があって、彼等が協力してくれる”って伝えたんだけど…“信用ならんからそこを先に視察してからだ”って言って譲らなくて。でも僕としても、箱庭の場所自体は絶対秘密にしたいから…」

「それで事が進まなくて困っているのかい?」

「そうなんですよ…」

 漣次郎の話…ビスロ本人はギリギリ納得してくれているというのが実情ではあったが、その後にカイン王や王政にどう説明をするかが最大の障害なのだ。

「“ワルハラン騒乱でビスロを庇った”という実績のお陰で公式に存在を認められたテルルですら、まだ変装無しで表立って出歩くのは厳しい状況です。そんな中で“シュレンディア国内に魔族がずっと居た”なんて…とても言えないみたいで」

「ふーん。人間にも都合があるんだねぇ」

「そんな他人事な…」

 しかしヅェニワラは困る漣次郎を楽しそうに眺めている。彼女はニヤニヤしながら、悩む漣次郎を足先でつつく。

「あーあ、自分は行く気満々なのになー。折角長老も許してくれたのにさ」

 長老フローデンの示した条件では…ヅェニワラが漣次郎に同行する事になっており、その件は一応解決していたのだ。人間に興味を持っている彼女はシュレンディア入りを心底楽しみにしているようで、漣次郎をこうして急かしているのだ。


 しかし、漣次郎はこの状況を打破する手を打っていた。

「…このままじゃ何ともならないので、聖者の末裔を王都に呼びました。あの人は聖者について誰よりも詳しいので、例の布の事も何かわかると思います。それに彼女はシュレンディアでも権威がありますから、きっと力になってくれると思うので」

 漣次郎の頼みの綱は、大司教ナディル・ヤショウだった。

 聖者について調べている彼女なら…きっと乗ってくれるという希望があった。











 その夜、漣次郎はビスロ邸へと戻りミューノと会っていた。


 寒い冬の夜…月明かりに照らされるテラスでミューノは白い息を吐く。

「王都のラミ神殿調査はやっぱり空振りでした。あそこにあったのは“三英傑の英雄譚”の原本くらいで、大した収穫はありませんでした」

「…そうだよね、仕方が無いか」

「まあ、あそこは滅多に入れない場所なので…ココは楽しんでいましたけどね」

 ミューノの報告は漣次郎の想定内だったので、彼としては特に驚くことも落ち込むことも無かった。

 しかし…依然ミューノは難しい顔だ。

「…レンさん、やはり王都にも真祖『月の民』が入り込んでいるようです。パルサレジア公からビスロ様に情報があったらしく、今日わたしも見かけました」

「そっか、やっぱり来たか」

 特務隊の秘伝術調査が難航しているというのに、状況は悪化するばかりなのだ。


 特務隊は王政公認の組織で、漣次郎がビスロ襲撃を防いだというのも公にされている。そのため真祖『月の民』からは相当な恨みを買っている状況のようで、彼等の報復に注意せねばならなかった。


 漣次郎は大きな溜息を吐く。

「王都騎士団の話だと…真祖が半魔族の支持者ではなく“魔王の手先”だと判明したおかげで、一般の『月の民』はかなり数を減らしたようなんだ。王政に睨まれ、フェリアという旗印を失い、勢力が削がれて…暫く連中も大人しくすると思ったんだけどな」

「彼等にも矜持があるという事でしょう。状況からして彼等はデルゲオ島から渡って来た人間ではなく、そういう人間の子孫に過ぎないでしょうに…」

 ミューノは心配そうに、城壁に囲まれる街の一角を見つめる。

 ここから直接見えないものの…その方角にはココロンの実家である“ベルン生花店”が有るらしい。一応パルサレジア公の厚意で、そこの周辺にはパルサレジアの諜報員が張り込んでいるというが…。

 漣次郎自身も上手く行っていない状況にモヤモヤしてはいるが、自分を奮い立たせるようにわざと明るい声を出す。

「き、きっとナディル様が力になってくれるって!あの人も聖者について調べていたから、箱庭の遺物を見たいと思う筈…聖者の末裔であるあの人なら、王政内での発言力も大きいだろうからね」

「…上手く行けばいいですけどぉ」

 しかしミューノは不満そうに口を尖らす。

 そして…ぽつりと一言呟いた。


「もっとわたしを頼ってくれてもいいんですよ?」


 思わぬ言葉に、漣次郎はポカンとする。

「…へ?」

「“へ?”って…レンさん、貴方わたしがパルサレジアだって事忘れていませんか?確かにわたしは騎士団を離れましたけど、パルサレジアとの繋がりは依然として持っています。それに現パルサレジア当主のノルガル様も、貴方に期待を掛けているんですよ?」

「え、会ったことも無いのに何でさ?」

「パルサレジア公の望みは“シュレンディア王国の安寧”です。レンさんはフェリアの危険性を知らしめ、しかも公の甥にあたるビスロ様を救っているんですよ?たとえ貴方の正体が異世界人だったとて、シュレンディアの為に動く者を公は高く評価しますから」

(それは気付かなかった…思わぬ味方が居たんだなぁ。ミューノ経由で上手い事協力を引き出すのはアリだな)

 漣次郎はミューノの言葉を噛み締め…彼女に微笑みかける。


「ありがとうミューノ、いざという時はパルサレジア公にも協力をお願いするね。今回は一旦ナディル様の様子を見る事にするけど、上手く行かなかったら頼むよ」


 漣次郎の回答…ミューノは満足そうに、黙って頷く。











 ビスロ親衛隊経由で漣次郎が手紙を出した翌日、大司教ナディルが急遽王都入りをした。ただ王都城壁内が黄金祭準備の真っただ中という事もあり、彼女は少数の護衛部隊と共に城壁外にある憲兵隊本部へと入っていた。

 事態が急を要するという事もあり…カイン王と宰相ビスロ、そして何故か居合わせているパルサレジア家当主ノルガルも立ち合いの元、漣次郎はナディルに事情の説明と遺物の情報を話すことになった。


 特務隊は漣次郎のみ、あとは国の重要人物…漣次郎は緊張でガチガチになる。






「聖者に関する遺物で、布状のもの…心当たりは有りますね」

 憲兵隊本部のある一室、情報を漏らさぬよう親衛隊で固めたその場所でナディルは漣次郎の話に耳を傾けていた。彼の話を一通り聞いたナディルは、興味深そうに頷いている。

 ちなみに…カイン王の前という事もあり、流石に漣次郎はまだ“銀嶺山の魔族”については口にしていない。


 ナディルは顎に手を当て、真剣な眼差しを中空に送る。

「パマヤの太陽祈院だけで無く、各地にある規模の大きい神殿にもそのような物が残っていますよ。簡素な模様と、青や緑を基調とした布の切れ端…それらは“聖者の戦衣”と伝わっています」

「聖者の戦衣…?」

「ええ。聖者マルゲオスが“魔の侵攻”で指揮を務めていた当時、戦場で実際に纏っていた服の断片らしいです。伝承によれば…聖者の死後、勇ましき将でもあった彼の加護をもたらすべく、国内各地の神殿に断片が配られたとされています」

「なるほど」

「その中でも太陽祈院に残る物には聖者の血が一滴沁みており、三英傑に関する宝の中でも最も崇高なものとされていますね。今までパマヤから持ち出された記録は無く、太陽祈院で行われる王位継承などの特別な祭事でのみ使用していますわ」

「…ちなみに、今までそれらを揃えたりした事ってありますか?」

 “流石にそんな事誰もやって無いだろう”という漣次郎の軽い問いだったが…ナディルは事も無げに言い放つ。


「実物を一箇所に収集した事はありません…しかし私が大司教になってすぐに、模様のみの写しを作らせてパマヤに集めた事がありますわ」


「ほ、本当ですか!?」

「しかし残念な事に、全てを集めても模様が繋がる事はありませんでした。不思議ですわよね?元々は1枚の布だったでしょうに…」

(それだ…間違いない、きっとその欠けた部分が箱庭にあるんだろう。それらを合わせて復元した“聖者の戦衣”に、きっと何かがある!)

 ナディルの話を聞き、漣次郎の考えはほぼ確信に変わった。




 しかし…そこで黙っていたカイン王が口を挟む。

「レンジロウ、其方まさかその戦衣の“不足部分”に心当たりがあるとでも言うのか?そのようなものが存在するなど…そもそも“戦衣の断片に不足がある”という事ですら誰も知らなかったのだぞ?ナディルは知っていたようだが、儂は初耳だ」

「そこなんですがね…」

 漣次郎は言い淀む。

 ビスロは眉を顰めている。

 大司教ナディルも、漣次郎の言葉を待つ。

(…まあ、本題はここから先だよね。聖者について調べている大司教は味方をしてくれると信じるしか無い)

 漣次郎は意を決し、遂に本題を口にする。











 憲兵隊本部の一室、国王を筆頭にシュレンディアの要人が一堂に会するその部屋は…沈黙に包まれている。

 宰相ビスロは難しい表情で腕を組む。

 カイン王は額に手を当て、眼を閉じている。

 大司教ナディルだけは…眼を輝かせてソワソワしている。

 当然漣次郎も、重い空気に言葉を発せずにいる。


 沈黙を破ったのは…カイン王。

「…聖地である銀嶺山に魔族…だと?」

「え、ええ」

「信じ難い…というか其方あの禁足域に無断で立ち入ったのか?」

「それについては申し訳ありません、僕にも事情が…」

「…まあ、それについて今回は問わん」

 カイン王はゆっくりと目を開けると…視線を大司教ナディルに向ける。

「この話…ナディルはどう考える?」

「私ですか?」

 ナディル大司教は満面の笑みで、顔を紅潮させながら答える。

「そうですわね、俄かには信じ難い話ですけれど…。聖者マルゲオスは実際“シュレンディアの夜明け”の直後デルメーを中心に活動していた筈ですから、あり得ない話ではないと思いますわ」

「ナディル…其方、聖者と魔族が内通していたなどという話を信じるのか!?」

「元々三英傑は謎が多いですからね、陛下」

 カイン王の苦言にも、ナディルは澄ましている。


 思いの他のんきな大司教ナディルにカイン王は苛立っており、他の面々に視線を向ける。しかし…宰相ビスロとパルサレジア公は、ナディルの肩を持った。

「父上、レンジロウは信用できる男です。それにこれは“魔の侵攻”以来の国難…対応は即急に行う必要があります」

「カイン様、ここはその“戦衣の不足分”とやらを拝んでから判断するのも悪くないのでは?」

「むぅ…」

 皆にそう言われてしまっては、カイン王も二の句を継げないようだった。




 そうしてナディルは困惑するカイン王をよそに、漣次郎に歩み寄りそっと手を取った。

「いずれにしても、その魔族の代表に会わねば話は進まないでしょう。カイン様、ビスロ様…ここはレンジロウ様の話を信じてみませんか?もちろん先に、シュレンディア国内にある“聖者の戦衣”を集めねばなりませんがね」














 夜、王都の外れ…とある倉庫に、十数人の人間が集まっている。

 彼等は僅かな明かりの下、重苦しい雰囲気で語り合っていた。


 その長らしき人物が、淡々と語る。

「フェリア様達『ヴァンガード』の使命は果たされた。あのお方は島に黒曜石をもたらし、来たる“冬の流星群の日”が焦天の日となる。偉大なる秘伝火術がフィズンを焼き払い、魔族は遂にあの地を取り戻すことになるだろう」

 その人々は火を囲み、静かに祈りを捧げる。

 倉庫の天井は壊れており、そこには月明かりも差し込んでいる。

「しかし…我々の計画を阻害した例の人間が、シュレンディア内で“秘伝術”の捜索を始めたらしい。万が一そんなものが発見されてしまえば、魔族の切り札である秘伝火術に対抗されてしまう…それでは魔王様の悲願が成せぬのだ」

 長は拳を握りしめ、怒気を孕んだ声色で告げる。

「フェリア様が仰るには“真祖は特務隊を監視し、あわよくば秘伝術を奪い去る事を狙うように”との事だが、それでは我々真祖の気が済まぬ。あの憎き特務隊どもに、我等の覚悟を思い知らせるのだ」

 その言葉に呼応するように、周囲の者達も拳を突き上げる。


「狙うは黄金祭の喧騒の中だ…奴らの気も緩んでいるだろう。特務隊の中でもパルサレジアの飼い犬は危険だが、他の連中はそこまででもあるまい。奴等に秘伝術を見つけさせてはならない、その為にならどんな手も使おう」


 暗い倉庫の中…焚火と月明かりに照らされる不穏な集団は、唸るような低い声を上げて月を仰ぎ見る。


こんな寒い中読んで下さっている皆様に感謝を。

シュレンディアも冬の最中です。

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