その20 フェリア小隊の迎撃戦
ミューノの秘密、ココロンの悩み…。
フェリア小隊の面々が抱えていたものがある程度落ち着いてきたのは、奇しくも春季後節の終わり頃。慣例であれば魔王の僕“スレイヴ”がいつフィズンを襲撃しに来ても不思議では無いこの時期に、フェリア小隊は海岸監視の任に就いており、そこにアイラ姫が乗り込んで来ていたが…。
夏の近付く港町フィズンで、フェリアは海を眺めている。
ここはフィズン港にある、騎士団の監視塔だ。
季節はもう春の終わり。汗ばむくらいの気温の今日は春ノ80日…春季後節もあと10日くらいを残すのみだった。フェリアは塔の天辺で海を眺めながら、シュレンディアの季節の移り変わりを肌で感じる。
(もうすぐ春も終わりかぁ…。夏季に入れば僕達の小隊も任務がまた変わるね)
記憶喪失になってからそんなに経つのだと、フェリアはしみじみと実感する。
今この監視塔の天辺には、フェリア小隊が駐在している。
能天気にミューノに絡むラージェ、マリィルにいろいろと話を聞いているココロン。そしてフェリアの横で、彼女と一緒に海を眺めているのは…。
「うふふ、スレイヴの襲撃が来ないか楽しみねフェリア!」
王女アイラ・アルデリアスが、弾ける笑顔でピョンピョンと跳ねている。
ちゃっかり鎧と剣まで装備している王女様は“迎撃戦”に乱入する気満々のようだ。確かに今は季の終わり近くなので、通例であればいつスレイヴの襲撃があっても不思議では無い。
なのでフェリアも、いつもよりソワソワとしていた。
「あのですねアイラ…流石にこの時期は本当に危険なんですって。スレイヴが来たらすぐ避難して下さいよ?」
フェリアの諫言にも、アイラは不満そうに頬を膨らめる。
「何を言っているのかしらフェリア?妾はスレイヴと戦うためにここに居るのよ!だって妾もいずれ姫騎士として戦う予定なのだから、先にちょっとでも練習したいじゃない!」
「ですが…アイラに何かあってはいけませんし!」
「心配無いわ。だってスレイヴは船の騎士がほとんど倒してしまうのでしょう?だからいつもフィズンの町は大丈夫だって父上も言っていたわ!」
「それはそうですけど…」
「でもフェリア、妾もスレイヴを倒したいわっ!だから妾の分の獲物もちゃんと残して頂戴ね!?」
「は、はぁ…」
そう答えるフェリアだが、内心どうしようか考え込んでいる。そもそもアイラの豪華絢爛で実用性皆無な装備を見た時点で、フェリアは何とかアイラを帰らせる方便を模索していた。
(困ったなぁ…マジでスレイヴが来ちゃったらどうすんのさ?絶対王女様は戦力外だし、怪我なんてされたら大事だよ!それに僕、今日はなんか朝から嫌な予感がするというか…)
フェリアは困り果てながら、無邪気にはしゃぐ王女に苦い笑顔を返す。
その時。
「敵影確認、基地へ合図をして!」
千里鏡を覗いていたラージェの鋭い声。
反射的に動いたのはマリィル。
彼女は天井から垂れる紐を思いっきり引っ張る。
そして塔の遥か上空で…大きな破裂音。
それは…敵の襲来を告げる、この監視塔に備え付けの小型花火だ。
「マジかぁ…!」
思わずぼやくフェリアも、遥か水平線の先を見つめる。
魔王の僕…スレイヴが、フィズンを襲撃しに来る。
フェリアも腹を括り、皆に指示を出す。
「フェリア小隊、出るよ!一旦東の持ち場に移動して中隊に合流後、海上部隊が討ち漏らしたスレイヴを処理する!」
「「はい!」」
皆の揃った声。
そして、隣で目を輝かせているアイラに、
「あと王女様は急ぎ避難して下さい!」
「ええっ!?」
「ミューノ、王女様をお願いできるかな!?」
「ええー!!??」
不満を漏らす王女をよそに、フェリア小隊は行動を開始する。
初夏の埠頭で、フェリア小隊は海を臨む。
先程フェリア達が出した合図を受け、フィズンの住民は慣れた様子で海岸から離れるように避難していった。そしてすぐに騎士団の船上部隊が駆けつけてあっという間に布陣し、少し遅れて陸上の迎撃部隊が配備を完了させた。
そして、そこにはまだ王女アイラの姿が。
「…あれはどういう事だ、フェリア小隊長!?」
「すみません中隊長!それが…いくら危ないと言っても聞き入れて頂けなくて…」
真っ青な顔でフェリアとアイラを交互に見る上司の中隊長に、フェリアはひたすら平謝り。しかし当のアイラはワクワクして、フェリア小隊に混じり武者震いしている。
「さあ来なさい、邪悪な魔王のスレイヴ共め!この王女アイラが直々にお相手してあげるわ!」
周囲の騎士も困った表情をしており、その非難の眼は…自然とフェリアに集まる。
中隊長は声を潜め、フェリアに指示を出す。
「おいフェリア小隊長、お前の異能で王女様を安全な場所にお連れできんのか!?」
「できるのですが凄い抵抗されまして…」
「…だが、なんとか下がって頂かねば。王女様に何かあったらただでは済まんぞ!?」
「ええ、分かっています…!」
そういうとフェリアは中隊長と別れ、アイラ姫の側に駆け寄る。
フェリアはいつもより厳しい表情で、アイラに苦言を呈する。
「アイラ様、戦線は危険です。せめてもっと後ろに下がって頂きたい」
「様付けは止めてよね!それに妾は足手纏いでは無いわ!」
「アイラ様」
フェリアの有無を言わせない表情。
天衣無縫な王女様も、流石に気圧される。
「…ちょっとだけでいいから!」
「駄目なものは駄目です」
「だって…」
「だってじゃありません」
「でも…」
「駄々を捏ねないで下さい、今は緊急時です」
頑ななフェリアに押され、遂にアイラが折れた。
「…もう、分かったわよー!下がればいいんでしょ!?」
「分かって頂けて何よりです!では僕が基地までお連れしますので…」
「それは嫌!せめて戦いを見届けるわ!」
「ですが…」
何とか宥めたいフェリアだが…食い下がるアイラは強情だ。
「妾1人守れなくて、騎士団はフィズンの町を守れるのかしら!?妾はここで騎士団の戦いを見ているから…妾とフィズンをちゃんと守ってみせなさい!」
「…分かりましたって!でもアイラ、ちゃんと隠れていて下さいね!?」
そうしてフェリアはようやく、戦線に戻る。
もうスレイヴは、すぐそこまで来ている。
数分後、フェリア小隊も会敵する。
フェリアはスレイヴを50体ほど斬った。
フェリアは小隊の面々を港に残し、単騎で上級白術『アーク・ウィング』を使って空飛ぶスレイヴに空中戦で対応していた。
(ふーん…良く見ると、飛んで戦っている人ってそこそこ居るのね)
転生したばかりの迎撃戦では余裕が無く気付かなかったが、フェリア以外にも飛行して戦う騎士達が居た。しかし彼等の飛行は不安定で高度も低く、それに速度が遅い。それが才能の差なのか種族の差なのかは…フェリアにはわからない。
「ォォォォォォォォ…」
「せいっ!!」
不気味な雄叫びを上げるスレイヴを軽快に切り裂くフェリアは、常に片目を瞑っている。それでもフェリアの動きは全く変わらず、余裕の表情でフィズンの夏空を舞う。
(アイラも居るし、さっさと終わらせたい!だから僕が多少無茶してでも…!)
フェリアは速度を上げ、地上と海上の騎士団が行っている対空攻撃を避けつつ戦闘を続ける。
その頃。
フィズン港では、物陰に潜むアイラが迎撃戦をとても楽しんでいた。
「凄い、凄いわフェリア!やっぱり貴女はヤバイわね!」
『ちょっ…アイラ出ちゃダメ!』
そしてそのアイラ姫の側には…フェリアの姿が。
フェリアは上級黒術『シャドー・アヴァター』で分身を置き去りにしていたのだ。アイラの警護用に1体と、小隊の司令用が1体。フェリア本体は閉じた瞼の裏で分身の視覚を共有し、3人の自分を操っていた。
フェリア小隊はもう1体の分身フェリアと共に、スレイヴと交戦中だ。
そのフェリアの分身術に、ミューノも舌を巻く。
「天才とは聞き及んでいましたが…まさかここまでとは」
感心するミューノは細い刀身の剣を巧みに操り、素早い身のこなしで空中から襲い来るスレイヴを切り裂いている。
「はぁ…はぁ…ミューだって十分凄いけどね…」
「…そうかな?」
荒い息をするココロン。
そして彼女の側には…2人のミューノ。
「ミューだって上級黒術を使いこなしてるじゃん!あたしも魔法で戦いたかったなぁー!土術って地味な補助ばっかりだし!!」
そう言うココロンも大きな槍斧をぶんぶん振り回し、よろめきながらも果敢に戦う。
『…無茶はしないでね?』
分身フェリアが、若干危なっかしいココロンを気遣う。
しかしココロンは、やけに力が入っている。
「あたしは先日の山賊騒動でご迷惑を掛けた身なんで、ここで挽回しますよー!大丈夫です、ミューには敵わなくてもあたし頑張りますから!!」
『…やれやれ』
ココロンが無茶をしないか心配なフェリアは、分身をココロンの補佐に回す。
そんなココロン達の少し後ろ、ラージェとマリィルはアイラの護衛に回っている。分身フェリアは本体に比べて非常に弱い為、もしもを避ける為にこういう布陣をフェリアは選んでいた。
「『バブル・ボム』!」
マリィルは真珠の指輪を振るい、中級水術で魔法の泡を大量展開している。本来なら威力が期待できないこの術も、マリィルの才ならスレイヴを撃破できるくらいの威力は出せる。
「へへへ…マリィ、頑張ってるじゃん!」
そんなマリィルの側に、ラージェが着地する。どうやら彼女は周辺の建物の上を飛び回り、スレイヴと空中戦をしていたようだ。ラージェに少し遅れて空中から黒い塵が舞い降り、それらは地に着く前に霧散する。
「いやー順調順調!こりゃもうすぐ終わるんじゃない?」
「そのようですわね」
マリィルは前方と後方の分身フェリアを交互に見て、安心したような表情を見せる。
「フェリア様も、魔法を使いこなしていらっしゃるし…この分であれば“記憶喪失”でも問題無いのかもしれませんわね」
「まーね!」
能天気な返事を返すラージェだが、その間も双剣を振り回してスレイヴをザクザクと刻んでいる。そして一段落した後、彼女はマリィルに笑顔を返す。
「これならアタシ達の夢も大丈夫そうだね」
それにマリィルも、つられて笑う。
「…ええ、私達はフェリア様を信じましょう」
そのまま2人は、スレイヴ全滅まで王女の前で戦闘を続ける。
その後、一時間ほどで迎撃戦は幕を閉じた。
今回の迎撃戦は慣例と比べて海獣型が少なく、その分飛行型が多かったらしい。そのため船上部隊の防衛網をすり抜けるスレイヴが多かったのは事実だが、それでもフィズンの町には一切の被害が出なかった。
そして勝利した騎士団はフィズン町民の歓声の中を凱旋し、基地へと帰投する。
「皆、良く戦った!今夜は騒いでいいぞ!!」
その夜、フェリア小隊はちょっと変わった場所に居た。
フェリア達は所属する中隊の面々と一緒に騎士団基地の一室を占拠し、迎撃戦の慰労会を行っていたのだ。今までもこういった事は行っていたらしいが…前騎士団長のネイオレスがフェリア達を除け者にしていたらしい。
しかしそのネイオレスはもう居ない。
なのでフェリア小隊も、堂々とその席に混じる。
「ワールお疲れー!初めての迎撃戦はどうだった!?」
「なかなか楽しめたぜ。いい運動になるな」
「なーんだ、余裕じゃん!」
「当り前だろ!これからオレはフェリアにも負けないくらい活躍してやるからな!」
酒を飲んでいるラージェは、ワールに思いっきり絡んでいる。
そしてワールの方も楽しそうに牙を剥いて笑う。
「どうだった新兵達!スレイヴを見た感想は!?」
「いやーもうスゴイですよ、あんな大量に来ると流石にビビりますね!でも中隊長、あたしだってスレイヴを20は斬りましたからね!」
「ほほう、ベルンは相変わらず豪気だな。そっちはどうだ、パルサレジア!」
「…まあ、そこそこ戦えました」
既に出来上がっている中隊長は、初の迎撃戦を終えたココロンとミューノに絡み酒。ココロンはノリノリだが…ミューノは正直迷惑そうにしている。
「マリィル君、お疲れ様。いやいやフェリア小隊にはすっかり迷惑を掛けてしまったね。アイラには僕からきつく言っておくから…」
「…そうですわね、よろしくお願い致しますわ」
そして何故か居る騎士団長マシェフは、フェリア小隊の面々に謝って回っている。今日のアイラ姫の暴れっぷりが彼の耳に入ったらしく、迎撃戦後すぐにアイラはマシェフの部下に“保護”されていた。
そしてフェリアも末席で、宴会の混沌とした様相を楽しんでいる。
「…ルゥイ、お疲れ様。迎撃戦はどうだったかい?」
「死ぬかと思ったよフェリアぁ…」
フェリアの隣の席には、ぐったりとしたルゥイ。彼もフィズン赴任はこの春だったので、彼の小隊も迎撃戦は初めてだったのだ。そして“フェリア目当て”で騎士団入りした貴族のボンボンである彼は、どうやら迎撃戦を舐めていたようだ。
「あんな大量に来るなんて、俺は聞いてない!斬っても斬ってもどんどん来るし…ホント生きた心地がしなかったよ…!王都の騎士団に居た時はこんな怖い思いをする事なんて無かったのに!」
酒に酔って弱音を撒き散らすルゥイだが…フェリアが聞いた他隊の話では“ルゥイ小隊が結構凄かった”というのだ。どうやらルゥイは戦闘力と精神面が釣り合っていないようで…“実力はあるのにそれを自覚できていない”という所だった。
そんなグチグチとしているルゥイを、フェリアはからかう。
「迎撃戦が向いていないなら、ルゥイは王都に帰ればいいんじゃない?その方が良いと僕は思うな」
「そんな!?それじゃあ俺…君の側に居られないじゃないか!」
「じゃあ迎撃戦を頑張るしかないね」
「それも嫌なんだが!?」
「…ルゥイは我儘だねぇ」
素面のフェリアは、顔を赤くするルゥイを面白そうに観察している。ルゥイはもうだいぶ酔ってしまって、ウトウトしながらぼそぼそ喋る。
「フェリアぁ…折角2人でフィズンに居られるんだ…今年の“旭日祭”は俺と一緒に…」
「え?お祭り?」
「ぅぅーん…」
そのままルゥイは机に突っ伏し、寝息を立て始める。
(旭日祭…か。どんなお祭りかは知らないけど、楽しみにしておこう)
フェリアは混沌を極める宴会会場を一瞥し、異能でそこをこっそり抜け出した。
「…漣次郎、お前何でこんなトコに居るんだよ?」
晩秋の休日。
漣次郎は、とある場所に逸太を呼び出していた。
「こんな所とは失礼な。ここは図書館という場所で、僕は勉学に勤しんでいるのだよ。逸太、君も一緒にどうだい?」
「…遠慮するぜ」
「む、秋は全人類が読書する季節だと聞いたんだが?」
「うるせー、ほっとけ。読書しない人類だっているんだよ」
楽しそうに机で本を読む漣次郎に、逸太は呆れて肩を竦める。
ここは、町の図書館。
記憶喪失ながらある程度の一般常識を回復しつつある漣次郎は、最近は偶にこうして1人で外出をしている。しかし、その外出場所に何故『図書館』を選択したのかは…逸太には理解できなかった。
静かな図書館。
漣次郎の対面の椅子に、逸太が行儀悪く座る。
「お前、よく勉強とかする気になるな…。俺なんて高校出て以来マトモに勉強なんてした記憶があまり無いぜよ…」
「む…逸太、それはいけないね。僕らは仕事をしているんだから、仕事の勉強を欠かしてはいけないよ?いかに人間が優れた生物だからと言って、向上心を失ってはそれまでだ」
妙に説教臭い漣次郎から視線を逸らし、逸太は口を尖らせる。
「“あまり”って言ってんだろが。俺だって最低限はするっつーの。俺が理解できねーのは、その…何か良く分かんねぇ本でお前が何かを調べてるって事だよ…」
逸太が指差す先。
漣次郎の読む本は主に…“地学”関連の本だった。
それらは1冊では無く、数冊が机に積まれていた。
漣次郎は熱心に、分厚い本を読み込む。
「ふふふ、面白いよこれ。大地の構造や、空の見せる様々な表情、星が降り注ぐ現象とその時期、さらには空の果てのさらに先の事…僕の知らない事ばかりだ、実に興味深い」
(ふーん、漣次郎はそういうのが好きだったのか…?)
逸太は、嬉しそうな漣次郎の笑顔を盗み見る。
そして…溜息を1つ。
「あのなぁ漣次郎、俺が言いたいのはそれだけじゃねぇ」
「む、何だい逸太」
「そんなのスマホで調べろよな」
逸太は、机の上に置かれた漣次郎のスマホを手に取る。
それを見て、ぽかんと口を開ける漣次郎。
「…あ、そういえば。僕それの存在をすっかり忘れていたよ」
「お前…コレの存在自体は忘れてねぇだろ!?だってさっきお前コレで俺に電話してきたじゃねぇか!!」
休日の逸太をこの場所に呼び出したのが、この漣次郎のスマホであるのは事実だった。それを指摘された漣次郎は、苦笑いしながら頭を掻く。
「ははは…済まないね、すっかり忘れてたよ。僕の中ではソレ…“遠くの誰かと会話できる道具”って認識だからさ。それだけでも十分すぎる機能だと僕は思うけどね」
「はぁー…まだまだ一般常識が足りねぇな、漣次郎」
「反省しておりますよ、逸太先生」
「誰が先生だ、誰が」
しかめっ面の逸太から、漣次郎はスマホを取り返す。
「…なぁ逸太。君、来週の休みは暇かい?」
不意に切り出したのは、漣次郎。
「…何だよいきなり?」
「実はね、僕…行きたいところがあるんだ」
休日に2人で外出する機会は今まで何度もあったし、それなりの遠出も数回あった。しかしその行き先を決めていたのは常に逸太であり、漣次郎から持ちかけたのはこれが初めての事だった。
「お?お前から提案とは珍しいじゃねーか。なんか記憶が戻りそうなきっかけでも思い出したのか!?」
「まあ、そんな所だね」
「そりゃ良かった。で、どこに行きたいんだ?」
妙に積極的な漣次郎の提案を、逸太は快く承諾した。
そして漣次郎は、積んであった本の中から地図を取り出す。
いつも読んでくれている見知らぬ誰かに感謝を。
新しい隊員を考えようかと思っていますが、まだまだ未定です。
これから先どうなるか良く分かりませので。
※2023.4.30 修正
ココロンの魔法について致命的な矛盾があったので修正します。




