隊長の資格
みんなさん、こんにちは、ヴィクです。
「まさかまた試練なのかよ!」
「自分の後継者を育つまでは理解できるけど、まさか部隊を建てるまで…」
「今更、どこで部隊のメンバーを探せるのかよ!」
ロックオンたちはカミトの命令を聞いたら、色んな愚痴をカミトが不在の時言った。まあ、本人の前に言えない話ばっかりだったからな。
「今ここで隊長経験があるのはおそらく桜ちゃんだけ」
「俺はみんなはちょっと考えすぎと思う」
「ライカートさん、それはどう言うと?」
「シェルシンでいい、今は同じ赤城先輩の下にいるからな。とりあえず、これは試練ではないはずだ」
「根拠は?」
「ここには隊伍経験者の桜、斎香、そしてグレイドがいるのに、隊伍を建てる事を試練にするなんて、それは赤城先輩の性分ではない」
「でも学生と実際にはやっぱり差があるではないか?」
彩子は疑問を言い出したが、シェルシンは少し頭を振って答えた。
「君は特別採用だから知ってないのも仕方ない。ガーディアンスの訓練はランクレッドだけではなく、一般兵の訓練もできる限り実戦に接近しているから。君の旦那である国光はそれを一番知っているはずだ」
国光は頷いてシェルシンの話を同意した、そして彩子はなんてもっと早く教えてくれないのよの目で国光を睨んでいる。
「だから学生とは言え、桜たちは既に隊伍を建てる方法を知っているから、そんな事は試練に成れない」
「さすが分析能力は通信兵科に劣れないシェルシン=ライカートだね」
「え?」
ロックオンたちは疑問符を出した時、唯一声の主を見えるシェルシンはその者の名前を呼んだ。
「長門副総隊長」
いつのまにかえりなはみんなの後ろにやってきたようだ。僕は低いから、足音が聞いたけど、誰のは確定できなかった。
「まあ、結論から言うと、確かにこれは試練ではない。カミトは本気で君たちを独立作戦できる部隊にしたい、それだと私たちがこれから行うとしそうな任務に行動しやすいから」
「副総隊長、それもブリューナクからの意味ですか?」
「確かにそれも含めているけど」
「えりな教官、じゃなくて、副総隊長、それはどう言う?」
「珍しい斎香ちゃんが知らない事があるよね」
桜は斎香をツッコミした。
「まあ、まさか神話に関わっている事は予想できるはずもないから、私も最初に聞かれた時もカミトが正気なのかと疑ったよ」
「どう言うと?」
「神話に出ていた光神が持つブリューナクでは、五つの槍先がある。そして各別に目標を追う事ができる」
またシェルシンが説明を始まった。この人は本当に物知りだよな。
「それをモチーフにしたから、今の形になったわけですか」
斎香は理解出来たようだ。
「そう言う事。そしてカミトはその光神のもう一つの得物を担当しているから、ここでみんなに頑張ってもらわないと」
えりなの補充説明。そのもう一つの得物は確かにシンが言った…
「この俺は実際見た事ないけど、それはあの『極光神剣』の事ですよね。神話では、光神ルーのもう一つの得物として登場した」
「それで、何か特殊な性能があるの?まさか一撃で山を分けるとか?」
彩子は質問した。そう言えば神話や伝説に登場した剣は大体そう言うものだな。
「いや、フラガラッハは威力で著名するではないものだ。フラガラッハの性能は、もし主が望む時、きっと手にする事。だから『応答者』と言う異名を持っている」
今更シェルシンの物知りに驚かないくらいに慣れた。
「つまりお父さんが望む時、いつでもあの力を使える事なのか」
「マーヴェレヴェス様の許可が必要だが、その通りだ」
桜の疑問にえりなが答えた。
「ところで、お母さん、お父さんが別の世界へ行く時、お母さんも一緒に行くのは本当?」
「もちろんだよ、私は彼の妻だからな。そう言えば、シェルシン、奥さんの方が大丈夫?一般人だと聞いたけど」
「今は大丈夫だと思います。俺の仕事はちゃんと彼女に教えたから」
いや待って、ガーディアンスの事を知る時点で一般人ではないんだろう。
「そうか、もし助けが必要な時、遠慮なく言ってね。この子たちのように」
「はい」
「難関としての問題は、やっぱり後方勤務だな。戦闘のスペシャリストうちにはいくらでもいるけど、後方勤務はグレイドしかいない」
試練ではない事を確定したから、桜は現状の分析をする。
えっと、通信兵科も後方勤務では?
「通信兵科は前線と共に戦場へ行かなければならないから、ガーディアンスでは前線勤務の範囲だよ。しかし今は斎香と彩子だけ、これも問題だな」
彩子は僕と同じ問題を質問したから、国光が答えた。
「そして支援兵科も絶対欠けられない、むしろ俺ら戦闘兵科と狙撃兵科は槍先だとしたら、他のは柄と言える。柄がないと、槍先だけでも戦えない。しかし人才は…」
さすがのシェルシンも頭を抱えるほど悩んでいるようだ。まあ、それもそうだな。でも凛たちがセラフィーブリンガースを建てた時もきっとこのような悩んでいたよね。
「お母さんたちの時は?」
うん、桜がえりなを質問した。試練ではないから答えられるんだろ。
「あの時、私たちは元所属した部隊から人を借りた、自分が信頼できるメンバーが揃ったまでね」
借りた?そんな方法があるのかよ!?
「確かに、鹿島隊長の部隊ですよね。鹿島隊長は昔から後輩を育つことを得意とした有名人でした」
でした?まさか!?
「今は退役したけど、顧問なんとかをこっそりやっていると聞いたけど」
なんだ、驚かないてよ!
「ではその鹿島さんにアドバイスを貰えば?」
シェルシンの話を聞いたら、彩子は提議した。
みんなが全くもってその通りの顔になった。
「お母さん、いいよね」
「これは鹿島隊長の連絡先だよ。それにカミトは既に鹿島隊長と連絡を取ったよ」
えりなはすぐAIから何かを桜のAIに送信したようだ。そしてカミト、お前はやるな。
「お母さん、ありがとう」
こうやってあの鹿島隊長の連絡先を貰ったから、桜はすぐに相手との連絡を取った。カミトは既に打診したからとは言え、まさかあの鹿島隊長は既にここに向かって途中なんて…
「現場を視察しないと、まともなアドバイスができないって。そして鹿島さん一人で移動しやすいからって」
「それはありがたいだな」
「初めまして、君たちはカミトとえりなの部下たちだね。私は鹿島、鹿島正人、かつてはカミトたちの隊長をやった人」
そしてあの鹿島さんはやって来た。退役したと聞いたけど、その体は鍛錬を絶えずには見える。確かにえりなからは既に五十歳以上のはずだって、その身のこなしは全く五十歳のおじさんに見えねえぞ!
「初めまして、鹿島さん。私はシェルシン=ライカートと申します。赤城先輩から第三小隊長に任命されたんです」
みんなはちょっと沈黙してる時、シェルシンはその沈黙を破った。
「私、赤城桜と申します。鹿島さんの事はよくお父さんとお母さんから聞いておりました」
「ロックオン=スタウダマイヤです、よろしくお願いします」
まさかロックオンまで敬語を使うになったとは…
「初めまして、鹿島さん、俺は龍宝寺国光と申します、赤城総隊長から第四小隊を預かってもらっています」
「よろしく。事情は既にカミトから聞いておる。とりあえず、私はこの基地を少し回りたい、歩きながら少し面談をしよう。みんなの性格も把握したいからな」
鹿島さんの言葉から、さすが伝説の隊長だと感じられる。
「まさかあの『エキドナ』の隊長でもやったのですか!?」
色々話した後、ロックオンから信じられないっぽい声を上げた。
「あのエキドナって…?」
もちろん知ってない彩子は国光にこっそり質問した。
「ライラさんの事だ。ライラさんは鹿島隊の狙撃兵科長にして、カミトさんの教官を担任した。当時のみんなはその狙撃の腕を尊敬して蛇身女妖と呼んでいる」
「あんなお化けのような名前は本当に尊敬してるの?」
「お化けだからな」
実際見た事はないけど、カミトはライラを尊敬してるのは間違いなく事実だし、そしてライラさんはカミトの前に最強の称号を持ったと聞いた事がある。
回っている最中に、カミトがやって来た。
「隊長、来ていただいて本当にありがとうございます」
「無理に敬語を言わなくていい、お前らしくないぞ」
鹿島さんからカミトの礼儀の無さを証明された。それにカミトはまた鹿島さんを隊長と呼んでいるのか?
「カミト、お前の考えは悪くないけど、全員フル編制にしたら、無駄に組織を肥えただけ。ここで通信兵科、技工兵科、そして支援兵科を共用にする方がお前が望むやり方の編制を簡略化できるし、指揮もしやすくなれると思う」
カミトも含めてみんなとちゃんと話したから、鹿島さんは自分の意見を言い始めた。
「しかし…」
「通信兵科は既に信頼できるメンバーが揃っているじゃない。そして技工兵科は奈美の弟子であるグレイトがいる、それなら人数の確保だけを考えばよい」
確かに通信兵科は一番心配が不要そうだな。えりなを始めとして、斎香、彩子、そして理江たち三人、全隊には余裕があるのはず。
「でも支援兵科は…」
「レイコがすぐここに来ると聞いたけど」
あ!そうだ!支援兵科はレイコがいるじゃない!彼女が来たら、心配する必要がない!
「そうか!」
レイコを聞いたら、カミトだけではなく、桜たちもほっとしたようだ。まあ、それも当然だと思う。支援兵科と言えば、それは戦士たちの生命線と言えるから、そこであの神之手北上さんの弟子のレイコであれば、どれほど心強くとは言うまでもない。
「隊長、感謝する」
「なに、退役した退屈しているから暇潰しにはちょうどいい。それにお前とえりなの成長も見えた。隊長としてはこれ以上嬉しくはない」
「はい」
「まあ、世界を救った英雄はもっと胸を張らないとな」
鹿島さんは軽くカミトの胸を叩いた、完全に上からの姿勢だ。それを見たカミトは全く不快がなく、鹿島さんの激励を素直に受けた。
「ではカミト、雷光剣一機貸して」
「はい?」
おい、このおじさんはなんのつまりのか?
「お前のこの辺の成長はまだ確認しないな」
…まさかカミトとやりたいのか?
「わかった。シェルシン、お前の機体を貸してくれ」
「了解。って事は、鹿島さんは戦闘兵科?」
「あの時、私は数少ない前線へ行くとした隊長だったぞ」
僕はザッドにいた時、剣成とカミトの演習を思い出した。鹿島さんの実力は分かってないけど、あの時の剣成とカミトと比べられると思わない。
「雷光剣は思うだけで動けるから、体力が減ってもまともに戦えるはずだ」
自分の機体を貸したシェルシンはカミトと鹿島さんの予備構えを見て言った。
『よい、始め!』
自然にえりなが審判を取った。開始の信号を出した瞬間、両機は共に開始の位置にいなかった。
カミトの長所をよく知っているんだろ、鹿島さんは完全に距離を取られないように粘っている。
「これを見たら、雷光剣の性能を讃えないと…」
彩子の素直な感想、僕も同じように考えている。ちょっと失礼かもしれないけど、そんなおじさんにそうやってカミトと戦えるほど性能を持つ雷光剣は本当に凄い。
およそ二十分くらいの激戦の後、意外無しにカミトの勝利。
「さすが英雄だな。だがもし続きの機会が有れば、手加減しなくていい」
「やっぱり隊長にバレたか」
「ふん、お前が本気を出せば、私は五分の時点で既に破られたはずだ。なのにお前は追撃しなかった」
「さすが隊長」
「しかしまさかお前はここまで強くなったとはな。この私は譲れられたとはさすがにちょっとショックだけど」
「これでも現役前線だから」
「それもそうだな、ははは!」
鹿島さんが大笑いしながら、カミトの背を重く叩いた。えっと、確かにカミトは二人だけのランクレッド-エクストラだよね、強いのはもちろんのことだと思う。
「おい、見たか」
「総隊長は手加減したとは言え、まさか鹿島さんがそこまで戦えたなんて…」
「経験はやっぱり舐められねえものだ」
「でも総隊長にそこまで気を使われたなんて、さすが伝説の隊長だったわけか」
「大和総隊長を育てたのは伊達ではなかった」
「時雨兵科長を育てたのも鹿島さんだったらしいぜ」
「ライラさんは大人しく鹿島さんの下で狙撃兵科長を担当したのも納得できた」
カミトと鹿島さんが離れた後、ロックオンたちの会話。
鹿島正人:戦闘兵科で鹿島隊の隊長までやり上がった。カミトたちの隊長で、有能な後輩をたくさん育てたから、教導隊の概念を凛に教えた張本人である。




