十二人の聖女
「マスター!連絡があったよ!」
「こんな時間、誰か?」
「はい、発信地からは綾崎家だと判定できます」
「そうか、通じてくれ」
「はい!」
「赤城か?」
「その声…綾崎シンだな」
「シンっていい」
「正題は?」
「お前からの要求だろうか」
「つまり来るのか?」
「当主様はお前たちを信用している、だからお前が言うことも信じている」
「お前の声から完全に信用していないようだな、ならばこうするのはどうだい?綾崎家の広室を貸してくれ、そこで全ての聖女と神龍はそこで集まって、俺たちから詳しく状況を説明する。君にはいい提案だと思う」
「わかった、そうしよう、相関の手続き俺がやる」
「ではこちも相応の手続きをする。お前ができたらまた連絡くれ」
「わかった」
「マスター、相手は切れました」
「では凛に連絡して」
「はい!」
「何かあった?カミト?」
「聖女たちの件について」
カミトは先シンと立った計画を凛に説明した。
「わかった、君の言う通りしよう。こちにも好都合だ、お疲れ」
「あいよ」
凛との通信が切った後、カミトは休憩態勢に入った。
「まさかマスターが言った相応の手続きはこれだけですか?」
「緊急事件がなければそうだけど?凛もこの方法を考えたはず。彼女が欠けているのは聖女との連結点だけ。ああ、鹿島隊長当初の苦労を感じた」
「マスター、えりなさんにも連絡しますか?」
「ああ、桜にも伝えてくれ。そうでないと俺はきっと責められるからな」
「はい!わかりました!」
「赤城がこちを借りたいと言った?」
「はい、そして安全についてその方がいいから、その提案を了承した上で当主様に申し込みに来ました」
「儂が反対する理由がない、全て君に任せた」
「ありがとうございます!」
その晩、僕がずっとシンが電話していると見ている」
ちょうど寂しいけど、シンが大事な仕事をしていると知っているから、少し耐えなければならない。
その赤城カミト、匂いから決して悪い人ではない、でもその態度はお嬢様が怒るの原因だと思う。彼からの匂いは血の匂いがないけど、火薬の匂いはシンより濃い。
ではなぜ悪い人ではないと言える?それは彼から嘘の匂いが完全ない、そして当主様も彼が言ったこと全部事実だと証明した。だから彼は本当に世界を救ったに違いない。
本当に英雄だな、でもなぜシンと全く同じ顔をしているだろう?
シンは深夜までずっと連絡ことをしている、だから僕は先に寝た。
翌日、朝から来客がずっと来ていた。
十一人の女の子、そして誰もペットを連れてきた。
殆ど犬と猫だけど、でもその中に鳥と蜥蜴もいる。
デゥカラガン様が言った、それは誰でも彼と同じザッドの神龍だ。
怖い。
「ようこそ綾崎家へ、俺は警備担当のシンです」
「知ってるよ、和歌奈さんからよく君の事聞いたから。あ、あたしは森井夏帆、風の聖女よ」
「はい、よろしくお願いします」
「そんなに堅苦しなくてもいいよ、風の聖女とはいえ、お好み焼き屋の娘に過ぎないよ」
「そうはいけませんね。聖女たる私たちへ相応の尊敬は必要だ」
「もう、玲さんでは」
「はじめまして、音の聖女遠藤玲よ。せいせい警備をしなさいよ。まあ、シアンシャズがいるから貴方たちの出番がないと思うが」
「はい」
「遠藤さん」
お嬢様は玲に意見がありそうだ。
「あらあら、本当に貴方は愛されているね。まあ、そう言う事で」
「また高飛車か、玲よ」
一人が玲の肩を組んでながら、玲の頬を指でいじめている。
「や、やめなさい、知愛さん!いくらあなたはお兄様のチームメートでも,私に礼儀を」
もう一人の女の子が玲をいじめ続けている,玲の話を聞いていない。
「もう、知愛さん!」
先の傲慢な玲は消えた。
この二人を見たシンは止める気は起こっていない。
「はは、私は松岡知愛、黒の聖女だ。触の聖女とも呼ばれている。この子は警備犬だか?デゥカラガンはもっと大きなはず」
「この子はヴィク。普通のポメラニアンです」
「そうか、可愛いな」
知愛は手を僕の前に出した。
「握手!」
「ワーッ!」
シンに恥ずに食らわせないように、僕はしっかり足を手のひらに触った。
「いい子だ」
知愛さんは僕の頭を撫でてから玲さんを連れて離れた。
「ところで、松岡知愛…あの『輝き風のメンバーではないか?」
「そうですよ、凄いギター手ですよ。そして玲さんも世界レベルのヴィオリン演奏家です」
答えたのはツインテールをしている女の子。
「失礼しました。俺は警備担当のシンと申します」
「大丈夫ですよ、私は命の聖女で沢渡穂花と言います。あなたのこと、よく和歌奈姐から聞いているよ」
「それは恐縮です」
「あなたは強さは知っていますから、お任せてね」
「はい、お任せください」
「お、お嬢様!外から沢山武器を持つ人がここに侵攻している!どうかご避難を!」
突然一人の使用人がこの広室に入った。
「それが俺の判断だ。それにお前,見たことない顔だな、新人を雇ったこと覚えてねえぞ」
「あ、あの?」
「ここにいる全ての使用人誰でも避難は俺だけ出せる命令のことを知っている。まさかこんなに早い釣れただな。」
シンは言いながら、問答無用でその女を制圧した。あの女が反抗したいけど、シンに敵うはずちっともない。
「本当に私たちに敵意を持つ人存在しているなんて…」
和歌奈は信じられない顔出ている。
「お嬢様、残念ですが、お金持ちだけで、十分狙われる理由になります。だから俺たち警備部門がここにいます」
「そうですね」
「あいつもあなたのような真面目だったらいいな…」
玲はシンの表現を見たら嘆いた。
「あいつ?」
「昔うちにいた私の護衛よ、江戸広一。」
シンは世界は小さいと感じた。
「あの人なら、今俺と一緒にトワイライトレイヴンで働いています」
「え?」
「はい、コードネムはアーチャー。何か伝言伝えますか?」
「いえ、そんな必要がない」
「わかった、ならば和歌奈お嬢様、俺は少し外の状況見に行きます」
「うん、気をつけて」
「はい」
どうやらシンはここから出るようだ、僕はついて行くと決めた。
シンは広室から出た、すぐ見たことない男女二人を見た、そしてシンは攻撃態勢に入った。
そして相手もすぐ手銃を出したシンに狙っているけど、全く攻撃する意図がないみたいから、双方も攻撃しなかった。
「セラフィーブリンガース所属赤城桜よ」
「同じく、ロックオン‧スタウダマイヤー」
あの二人からの自己紹介,シンはある名詞を聞いた。
「赤城?」
「ああ、あなたが知っている赤城カミトは私のお父さんよ」
「そして俺の教官でもある人」
「あいつが結婚した?」
「そうよ、十九年前にね」
「クソ、なんか負けた気がする…」
「ワーッワーッ!」
こちは隙だらけを見た、残った敵は再び侵攻した。
けど距離半分もないところで射殺されてしまった。
「流石麻美ちゃん!」
「いくらでも彼女が変わり過ぎだろう。セラフィーブリンガースに入ったばかり時はあまりトリガーを引く勇気もない女だったのに、今は容易い人を殺すことができるようになった。」
「お前もわかるはず、トリガーは引くたびに引く容易くなっているものよ。彼女も異種との戦いから経験を積んでいた。お父さんとお前もいるから、それを加速した」。
何か言っているよくわからないけど、多分一人の女の子が目の前の人を殺したようだ。
こちの三人が呑気で話しているが、死体からの変な匂いがしている。それは普通の死体ではないような。
え?僕の目が見間違えたが?死体が動いている?
そして死体は立てた。
「ワーッ!ワーッ!」
さすがに怖すぎるだろうこれ!
僕の吠えが気づいたようで、三人がゾンビを発見した。
「ちょっと、ゾンビ化でもあるのか?」
「聞いたことないのよ!」
「俺もさ」
「カミトは何も言ってなかったか?」
「ないのよ!」
三人も驚いたのようだけど、身体は自然で反撃開始した。あの二人の銃の命中率は百発百中と言える強い、でも銃の威力は不足のような、ゾンビに決定的なダメージに与えられない。狙撃兵の攻撃もあまり有効していない。
バン!!!!!!
突然とても大きな銃の声が出ていた。
ゾンビ一つが爆散した。
バン!!!!!!
バン!!!!!!
バン!!!!!!
バン!!!!!!
バン!!!!!!
声が出るたびに、ゾンビ一つづつ爆散していた。その様子を見るともう一度立ち上がる可能性はない。
「だから言ったじゃねーか、威力が必要だ」
あれはカミトの声。
「お父さん!」
「教官!」
「任務の時兵科長を呼びなさい、ばかもの!」
「お前の仕業か!」
「この可能性を予想しただけだ。ここは異種が出たばかりから、その負の光子エネルギーはまたこの地域に影響しているかもしれないから、まあ、一石二鳥のことだ。」
「おと…じゃなくて、兵科長!なぜこんなことがあるの?」
「説明は後で、先ずはこれらを片付けなければ」
「建物を傷つかないてくれ」
「できるの範囲で」」
カミトは綺麗かつ早い、技術で銃の弾薬をリチャージして再射撃した。装填数は六発だけだけど,全く隙がない連射している。
他の二人はバレットの威力不足を認識したから、狙い部位は関節になった。それはゾンビたちの行動に止めるには有効している。
シンは自分の強化肉体で戦っている。ゾンビがシンの拳に当たられたら、カミトの銃に命中されたように爆散した。
怖い。
でもシンの強さを確認した。シンはデゥカラガンの言う通り強い。
シンはゾンビたちの頭を狙って攻撃している効率はあの二人よりいい。
何よりあの二人の火力は不足しているから、仕方ない。でも二人も十分強さを示した。突然の危機でも冷静で対応した。
カミトはもうこの状況を予想していた、三人以上の冷静さでゾンビを消滅している。
「お前以前はこの状況に対応した経験があるでしょう」
「それはもっと厳しい状況だった」
「父さん、じゃなくて、兵科長!なんて教えてくれなかったよ!」
「同意見だ。兵科長」
「どうせ聖女たちにも説明することから、一緒にすればいい」
「どうやら、解決したようだな」
「遅かったな。剣成」
「もう綾崎家に敵意を持つ人がないことをしっかり確認したから、でもこの状況で俺には手を出すことができない。そして狙撃兵科最強の三人の前に、俺の射撃は目に入らない程から、そこは辞めてくれ。」
「謙遜しなくていいよ。時雨戦闘兵科長」
「え、なんてそんな堅苦しい?」
二人の視線はカミトを見ている。
「カミト…お前またそんなくだらないことを......」
「一応他人がいるから......」
「もうすぐ凛が到着する、ここは可能な限り片付けましょう」
今綾崎家の広場は死体だらけの残酷な景色になっている。
「アリス、グラムを呼べ」
「はい!マスター!」
「ちょっと待って、グラムはお前のPAWSだろう、それを呼ぶ何をするつもりか?」
「ここの浄化をする為に」
カミトは答えたら、視線でシンに見る方向を指示した。
そしてシンと僕が見たのは、再起不可能の黒い死体は砂のようなものになって消えた。
「これは?」
「異種のエネルギーが無くなったの現像、でもそれはここに残る可能性がある、あの死の騎士のように。だからグラムを使ってここを浄化することは必要だ」
「どうやってする?」
「グラムが放っている光子でそれを無害に調和すればいい」
「人体には影響がある?」
「少量だから、問題ないはずだ。」
二人が話している時、空は一つ巨大な人形が来た。
「アリス、やれ」
「はい!」
そしてグラムから薄い光が放っている。
「又やりやがったな、カミト」
これは聞いたことない女の声。
声の方向に見ると、二人の女性がそこにいる。
ええええ?いつの間に綾崎家に入ったの?全然気づかなかった。
「凛?いつの間に?」
「あなたたちはゾンビを消滅する時。でも君たち狙撃兵科の近接戦闘はあまり見えないものだから、しばらく観客で見た。」
「ええ!それで、お母さんも見たの?」
桜は後ろにいる女性に恥ずかしい声で聞いた。
「お二人も良くできたよ」
彼女から賛美の話を貰ったから、桜とロックオンは楽して嘆いた。
え?さっき桜はこの方をお母さんで呼んだ、つまりこの人はカミトの奥さん?
「よ、えりな」
十分簡単な挨拶と思ったが、えりなはカミトの前に来た。そしてキスをした。
この瞬間の閃光爆弾は突然すぎて、誰でも驚いた。いえ、目の前が真白になったのは僕とシンのような。
もう慣れたとう言うことか。
「はじめまして、セラヴィーブリンガース総隊長、大和凛よ。あなたはシンですね。本当にカミトとそっくりだね。」
「はじめまして、綾崎家警備部副長、綾崎シン、シンを呼ぶでいい。ではこれからご案内しますので、こちらへどうぞ。」
「ではよろしく。カミト、ここを片付けできたら来い。剣成も。」
「イエス、サー」
あの二人は適当に答えたら自分がやるべきことをし続けた。