死の騎士
あああああああー
シンは僕と一緒にショアーを浴びた,そして今は僕の体を乾く為にヘアドライヤーで僕を吹いている。本当に気持ちいい。
そのあとシンは僕の部屋を整理してくれて、今は柔らかクッションがある気持ちいい住みところになった。感謝を示したいから、僕はシンの足を舐めている。
そしてシンは僕の頭撫でてながら本を読んでいる。何か書いている分からないけど、シンの表情はとても真剣だった。もうちょっと遊びたいけど、今はシンを邪魔しない方がいいと思う。
シンはこの綾崎家の警備部門の副長,部長は当主様直属の車運転手兼ボディガードー長嶋さん。長嶋さんは年だから、数年前から夜の最終安全チェックはシンが代わって行なっている。
そして今はその時間になった。
「一緒に行こうか?」
シンは僕に聞いた。
ワーッ!
言うまでもない、もちろん一緒に行く!
僕の尻尾は喜んで揺れている。そしてちょっと興奮している顔になっている。
「じゃ,行こうか。この屋敷は大きいから、しっかり俺についてな」
「ワーッ!」
よく考えば、これは初めてのお散歩になった。深夜だけど、シンと一緒だから、僕は何も恐れない。
シンの強さはあのテゥカラガン様も認めている、だから僕は何も心配しなくていい。
「シン様!夜の最終チェック、お疲れ様でした!」
「徹夜シフトは大変だから、頑張って」
警備徹夜シフトの人はシンを見たらすぐ敬礼した。
「はい!頑張ります!」
「ここは大丈夫そうだから、俺は次の場所へ行く、よろしく」
「はい!お気をつけてください!」
シンはこの家の誰でも信頼している。それは当然だと思う。デゥカラガン様も言った、シンの功績により当主からシンに綾崎の苗字をお賜われた。これは長い間ずっとここに働いた長嶋さんでもなかったこと。
「よし、庭、チェック」
シンは観賞用の庭に来た。ここには人が完全ない所。そして電気もない、とても暗い所。
ちょっと怖いけど、でもシンは僕の側にいるから、僕は大丈夫。
僕はなぜここに来るような目線でシンに見た。
多分僕の視線を感じた、シンも僕を見た。
「人が少ないほど危険度は上昇する、だからここも重要な場所だ。よし、チェックした。じゃ続きの場所に行こう」
そしてシンは説明しながら移動する。
僕もしっかり付いている。テゥカラガン様は一周回って紹介したけど、未だよく覚えていない。
「よし、これで終わり、帰ろ」
吠えって答えたいけど、シンは騒ぐなのジェスチャーを示したから僕は行動で答えた。
突然、ブルブルした。とても悪い感じで体が震えている。
多分僕の様子を見たから、シンは僕を抱き上げた。
てっきりシンは僕を責めると思ったけど、シンは僕を優しく撫でてくれた。
「これも仕方ない。多分『あいつ』の何かはまたここに残っているから、そして君はそれを感じた」
え⁉︎あいつって⁉︎
「詳しくことは俺から説明できない。明日であの馬鹿犬に聞けば良い。今日も疲れたでしょう、大丈夫、ここなら安心して寝ようぜ」
多分僕の疑問の視線を感じたから、シンは僕の疑問を答えた。そしてシンは僕を僕のベッドに置いた、おやすみって言った。久しぶりに安心で寝るようだ。
そして朝になった時、シンはもうこの家から出出て行った。僕を呼ぶに来たのはデゥカラガン様。
これは大変失礼しました。
「おはようだな」
「おはようございます、わざわざ僕を呼んでくれてありがとうございます」
「なぁに、私は君たちの隣で住むからついてにのことだけだ」
「デゥカラガン様もここで住むと聞かれたが、隣でしたか?」
「そうだ、では朝ごはんに行こうか」
はい。
廊下がいる使用人はデゥカラガンと僕を見たら直ぐ道を譲った。
これを見て、なんか変な気持ちが生まれた。
「変でしょう?」
「デゥカラガン様?」
「もし私は普通の犬だったら、屋敷の中で住む事はあり得ないだろ。でも今私は和歌奈様のペットとしてここにいる、そして使用人たちは私に道を譲った。君は私より感じ深いしているはずだ」
「確かに。僕は初めて人間が僕に道を譲ってくれた。普通なら彼らは退きなさいって言いながら真っ直ぐ歩く、僕らは傷ついたらそれも僕らのせいで彼らと関係ないって顔をしている」
「そうだろ。私は初めてこの世界に来た時、一人で街に回すことがあった。それは君の言う通りだ。初めて私は神龍ってことよかったって思った」
「ああ、そうだ、デゥカラガン様に聞きたいこと昨日の夜にありました」
「言ってみろ?」
「はい、僕はご主人と一緒に夜の最終チェックに行った。でも丁度完了する時、僕はとても悪い感じがした。ご主人は僕の様子を見た、あなた様に聞こうって言った。それは一体どう言うことですか?」
「どうやら君は鼻がいいだけではなく、感受性もそれなりに良さそうだ」
「それはどう言う事ですか?」
「丁度今から半年前、一人の男が空からここに落ちた」
「彼は全身黒い鎧を着ていた、そしてその鎧はどう見ても不祥な物。おそらく君はそんな感じをした場所はその観賞用庭の近くでしょう」
「はい」
「そこはあの男が落ちたところだ」
「つまりあの男が死んだから、僕はそんな感じをしたわけですか?」
だとしたら怖いよ。
「死んだ…それもそうだな…最初の時、私と和歌奈様もそう思った」
「最初の時…?」
「ああ、呼吸と心音もないのに、そのまま立ていた」
「怖い!それはゾンビと言うものですか?」
「いや、彼は自己意識がある。そして明確に周囲を認識できる。さらに彼から私たち神龍にとってとても懐かしい匂いをしていた」
「懐かしい、ですか?」
「そうだ。あの男は私の故郷ザッドから来た者、そして彼はザッドを滅びたかった」
「それは一体…?」
「昔、彼はクラナイド皇國と言う国の皇家騎士だったけど、意外で魔の物の血に汚染された。そしてそのまま死の騎士になってしまった」
「これも可哀想ですね」
「彼は自分が忠誠を誓った女皇に剣を指した。昔の同僚も迷いなく殺した。誰も彼を止めることが出来なかった」
「酷い…」
「しかしそんな彼でも、愛する人と愛される人がいる。その人たちのおかげて、彼の意識が目覚めた」
「良かった!愛は勝利したってことですよね」
「ここまで終わったら確かにそうなるな。だがあの時彼の死化は始まったばかりだが、彼の魂はもう死の皇帝に侵入した、そして彼は死の皇帝として覚醒した。」
「酷すぎます!その死の皇帝一体何者ですか⁉︎」
「それは自分の一部の魂で世界の裏側に侵入できた邪神。死の皇帝の正体は負と毀滅の神『ニンザス』である」
「本当に悪いの神です。酷いことばっかりしやがって!」
「ヴィク、君は怒るのは無理もない、けど冷静を失うな。この点は本当に君のご主人とそっくりだな」
「え?それはどう言う事ですか?」
「彼がトワイライトレイヴンでのコードネムは狂戦士だ。」
「え?」
これもまた驚く怖い事実。
「昨日君に言ったではないか?彼は怒りの火に任せて五千人でも残殺したこと」
「でもシンがそんなことをしたら、何故逮捕されなかったんですか?」
「相手はとあるヤクザ組織と言ったな」
「はい」
「その組織を滅ぼすには治安にいいことになったから、上の方から罪を抹消した。話が離れた、さっきどこまで言った?」
「死の皇帝が彼の体に侵入した」
「そうそう。そして彼は愛する人の魂のおかげて、対抗することができた。そして最後に死の皇帝から自分の体を奪い戻った」
「よかった…」
「そして彼はニンザスも神龍に化けたことを知った、原理は知らないがこちの世界に来た。けど彼は意識覚醒とはいえ、死の騎士であることは変わらない。だからここで少し死の息を残ってしまった。おそらく君はそれを感じたからプルプルになったわけだろ」
「そう、そうですか。本当に色々ことがあったね」
「そうだな。丁度時間だった、一緒に昼飯しようか?」
「はい!」